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水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

日毎、地域別の寒暖差は上空に浮遊している黄砂など微粒子分布の違いによるのだろうか? 

2013-05-15 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-05ー15投稿

 既報ゴールデンウィークになってもこの寒さ! 例年と比べ少し寒暖差が大きいようです。5/6北海道で降雪という。で記載したように、天候不順が続いています。
 下記の引例でもわかるように、原因不明?の本州の日毎の寒暖差に加えて、北海道の気象と本州との地域差が大きいようです。

 びっくり?するようなニュースが散見されることもその証でしょうか?

gooニュース
5月の札幌、21年ぶりの降雪…凍える北海道(読売新聞) 
2013年5月2日 ... 札幌市でも午後7時40 分にみぞれが降り、5月としては21年ぶりの降雪を観測したという。
に引き続いて、
帯広で5月の積雪を観測…8年ぶり
(読売新聞) 2013年05月06日
北海道東部で雪、帯広で8年ぶり5月の積雪観測
オホーツク海に停滞している低気圧の影響で上空に寒気が流れ込んだため、北海道は6日、各地で冷え込みが厳しくなり、東部を中心に雪に見舞われたという。

 季節外れの雪:北海道斜里町で8センチ
毎日新聞 2013年05月12日 20時22分
北海道南東の低気圧から寒気が吹き込んだ影響で12日、道東北を中心に平年を大きく下回る寒さとなり、季節外れの雪が降った。 日本気象協会北海道支社によると、同日午後5時までの24時間降雪量は▽斜里町ウトロ8センチ▽幌加内町朱鞠内4センチ▽羅臼町3センチ。 根室市の最高気温(午後3時現在)は平年を9度下回る2.2度で、3月中旬並みとなり、同日未明から正午前まで雪が舞ったという。

 気温と雨量の統計今朝の最低気温」によれば、5月に入って
最近の最高気温、最低気温の推移
本州の例えば東京では→http://weather.time-j.net/Stations/JP/tokyo
平年を上回る暑さですが、
北海道の例えば札幌では→http://weather.time-j.net/Stations/JP/sapporo
平年を下回る寒さです。

引用:気象庁 日最低気温平年差によれば5月14日は
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/tem_rct/index_mntemsad.html

今度はたまたま?九州が寒いようです。このくらいは今までにもあったのかもしれませんが、関心をもってあれこれ考えています。

 既報でも記載しましたが、妄想?誤解?かもしれませんことを
予め断っておきます。

 個人的には、全体的な気温上昇は温暖化(亜熱帯化?)傾向ですが、この日毎、地域間の寒暖差が増幅されている原因は何なんだろうか?と思っていますが、

 その要因として、地質と黄砂・大気汚染物質の増加による影響を推察していますが、垂直方向の分布が個人的には不詳ですが、既報まで様々な妄想を繰り返しています。

  既報において感じることは、大陸からの種々のエアロゾルの組成によって、
・すす(黒色炭素)など黒色系のものは太陽光を吸収しやすい(温室効果による温暖化)
・硫酸塩エアロゾルなど白色のものは太陽光を反射しやすい(寒冷化)
傾向になるという。
 これらの比率については現状個人的には不詳ですが、白色系が多ければ寒冷化が進み、気温が下がるという。

 というのは、妄想はさておいて、
既報
黄砂、大気汚染物質の大陸での昨今の発生状況 少し増えているのだろうか?の記載で引用しました九州大学 http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/index.html
(開発責任者 竹村俊彦(九州大学応用力学研究所))
SPRINTARSエアロゾル予測(簡易版)(大気1kmまでのエアロゾル予測のシミュレーション
 )の5月12日~13日と照合してみたところ、

 <黄砂>                    <大気汚染粒子> 

   

 

 ⇒北海道札幌上空の黄砂、大気汚染粒子が少ないのだろうか?と韓国では猛暑となるのだろうか???と思い調べてみると、

ソウル(Seoul)と日本の主要都市との天気比較http://forecast.tenki.jp/forecast/world/point-298.html
によれば、
東京、札幌と韓国においては
気温(℃)札幌   東京  韓国

5月12日  14.5   25.5   22.5  
5月13日  11.1   23.7   26.8

 大気汚染粒子は火力発電、自動車、ボイラーなどによって比較的大気圏の低いところに発生する黒色系のススの影響が推察されますが、一連の寒暖差においては大気汚染粒子気温との関連は見られませんでした。

 やはり、天候の不均一性を左右するのは黄砂など微粒子による水(海水温、雲、湿度)の性状に与える影響か?と思われます。

 これら環境放射能など有害物質と共存している大気圏1km以上の比較的微細な微粒子による国境はなく、単に、中国からだけでなく、ハブーフ(嵐)などによって全世界から飛来している比較的粒子径の細かい大気上空に浮遊している微粒子の影響なのだろうか?と個人的には想われます。

 参考情報:
SHIMADZU 粉博士のやさしい粉講座 環境分野と粉体測定
http://www.shimadzu.co.jp/powder/lecture/
beginner/b03.html

イラク(中東)からの黄砂によれば
(一部割愛しました。)
「通常の黄砂は、中国大陸で巻き上げられた砂塵が偏西風に乗って飛来します。ところが、この時期、中国大陸では大規模な砂嵐の発生がなく、イラク(中東)で大規模な砂嵐が発生しており、これによって巻き上げられた砂塵が日本まで運ばれてきたものだと考えられています。

 

 →比較的粒子径の小さな粒子とは0.5μm以下。光の波長より小さな粒子径の黄砂は光を吸収せず透過するため、黄色を目視で識別できませんが、サブミクロン以下の微粒子が1kmを超える上空にはかなりあるのではと?妄想しています。
 
主成分の珪素(Si)の酸化物は透明性を示すが、例えば、鉄(Fe)など多ければ、磁性、着色(黄~赤)されて電磁波吸収性は異なるとは思われますが、地殻組成の違いによる電荷、磁性、屈折率など現状、詳細不詳。

 これらは、CO2などによる温室効果ガスによって増幅された温暖化において、それら単体の粒子径の違いによる電磁波の透過・吸収の違い、およびその表面に付着している物質の電磁波吸収・反射性および電磁波(主に、赤外線、マイクロ波、電波)に対する振動発熱性によって地表に届く太陽エネルギーが変化して水(海水温、雲、湿度)の性状(寒暖差)に影響していると推察されます。

 
すなわち、既報ではsprintarsエアロゾル光学的厚さ (合計) (550nm)について調べましたが、それ以下の観測されない超微粒子、たとえば、環境放射能、および、高度3000mまで存在するという黄砂などは測定波長が回折されている可能性もあるのでは???と個人的には想われます。
 反射した光は目視で識別可

  (google画像検索から引用)

 

(個人的な見解)
 古くから語られる所謂、太陽の黒点の増減など太陽活動の変動、超新星爆発などによる宇宙環境からの放射線、電磁波の変動のみならず、
 最近では、SPRINTARSの大気汚染粒子黄砂で予測される情報を含めて、
人工的なさまざまな所為を含めた大気圏、電磁圏におけるスペースデブリ、彗星・隕石由来の破砕微粒子、火山灰などを含めた太陽光を反射・吸収する物質(有害ガスと微粒子がハイブリッド化したエアロゾル)の分布状態、および水の性状の異変によって、

 太陽光が大気中の吸収物質によって地上に届くエネルギーが減衰状態が大幅に変動することが推察されます。
 


     
(google画像検索から引用)

エアロゾルの種類
  (google画像検索から引用)

 
昨今の寒冷/温暖現象、さまざまな異常気象が引き起こされているのではと?と思っていますが、・・・・。

参考情報:
 太陽圏、磁気圏 、電離圏、大気圏の位置

 

(図拡大クリック)

    
 
(google画像検索から引用)

  既報気候の寒暖に大気中の汚染粒子は関係するのか?と想って、大気エアロゾル粒子と寒冷化現象との対応について調べて、寒冷化現象に係る雑感をしたりしましたが、中国人ジャーナリストが唱える大気汚染粒子が慢性化して寒冷化するということが現実化すれば、住みにくい世の中になりますが、実際、地球は温暖化中なのか?寒冷化中なのか?よく解らない未曾有の局面に地球全体が遭遇しているのだろうか?とも妄想しています。

 その他、地殻組成(主に、電荷)のちがいによって、様々な電荷を持つエアロゾル(含む雲中の雲核)の停滞性も地域の寒暖差に影響することも既報から推察されます。

参考投稿:
異常気象など天変地異に影響する要因に係る考察と地質調査 
2012/02/22
わが国の地質・地層の調査に係る記載(その1:地殻の平均的な組成)
2012-07-13


また、表面電荷、電磁波との反応性に影響する地殻の組成については、
引用:産総研 地球化学図が参考になるのでしょうか?

 寒暖差に係る系統的な研究成果の公開が期待されます。

 

 


地異に係る記載(その25:<追加>大規模な地盤陥没・地割れ地域では巨大地震は発生しないのだろうか?)

2013-05-13 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-05-01投稿、05-05、05-13追加

 天変地異に係る既報(その23)にて、富士山の滝沢林道で大規模な地割れが発生について記載しましたが、この発生原因についても、巨大地震・津波同様個人的にはよく解っていませんが、震・津波に係る記載を個人的に調べている過程において地割れ、シンクホールのような地盤陥没地域と地震発生地域との関連はどのようなものだろうか?関心を持っています。

関連投稿:
富士山で異変!巨大地震の予兆か 林道陥没、浜名湖周辺ではアサリ激減、アユ大量死という。

 M8.5以上、高さ10m以上の大津波を発生させる巨大地震といえども、実際に甚大な被災を蒙る範囲は震源から約20~30km四方範囲のピンポイント(津波は50~100kmか)であるとすれば、
 巨大地震発生地域≒大規模地盤陥没地域ではないのでは??? 
すなわち、地盤陥没と同じ地域では巨大地震は発生しないのではと想っています。

また、既報地震および津波に係る記載(その46:【注目】巨大地震の発生は環境湿度が低いと発生し易いのだろうか?)で記載しましたが、「年から年中、四六時中警戒していても、仕方ないこと」とも思って、巨大地震の発生と季節性を調べたところ、発生年月日から、日本では湿度の高い梅雨季に中る6月では東アジア、ロシア東部地域でも巨大地震に限れば?、発生がないようです。湿度が高いと地震規模が小さくなるのだろうか???
と妄想しています。>>詳しくは

 既報でも記載しましたが、
妄想?誤解?かもしれませんことを予め断っておきます。

<個人的な仮説>
 
というのは、大地震発生には海水、雨水など大量な水が地殻内部浸透してマグマを刺激して水蒸気爆発することが必要なのかと??との個人的に妄想しているからです。

goo辞書によれば、
【水蒸気爆発】とは「
水が熱せられて急激に気化し、高温・高圧の水蒸気となることによって引き起こされる現象。特に、マグマの熱で付近の地下水が気化して、大量の水蒸気が発生して圧力が急速に上昇し、火口や山体が破壊されることによって起こる噴火のこと(水蒸気噴火)。マールを形成したりするが、溶岩の流出を伴うことはない。これに対して、マグマが直接地下水や海水に接触して起こる爆発をマグマ水蒸気爆発という。→マグマ噴火

また、【水素爆発】とは「水素酸素が急激に反応して爆発的な燃焼を起こすこと。空気中では、水素濃度が4~75パーセントの範囲で爆発を起こす可能性がある・・・」 

 すなわち、既報の火山帯活動の活性化に係る記載(その3-2:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の調査)で記載しましたように、火山帯が直下に走っている地域では地殻(活断層など現状個人的には詳細は不詳)の亀裂、空洞などを経由して水が地下に浸透して?マグマを刺激して、

 

    (google画像検索から引用)

マグマが刺激されれば、水蒸気(水素?)爆発によって地震を誘起する可能性があるのでは?
 したがって、海底震源型と比べて、内陸型の場合は大河、湖などがなければ、地下水脈など周辺からの大量な水の供給が比較的少ないと想われるので、巨大地震は発生し難いのだろうか?どのくらいの水量が爆発に必要なのだろうか?と個人的には妄想しますが、現状不詳。

引用下図の地震発生メカニズムから、


 (google画像検索から引用)           (google画像検索から引用) 


 
 
  (google画像検索から引用)

さまざまな地下水とマグマ溜まりの深さとの関係について調べる必要があると想われます。

  大局的に見れば、日本全土が環太平洋火山帯のように見えますが、
 
<世界の火山帯>              <世界のプレート>  
   001

 引用:http://www.palacap.co.jp/ex/index.html 引用: 

 個々にみれば、国内には火山帯が走っていない地域もあるわけです。

<火山帯とプレートの位置関係 >

  

 また、火山帯といっても、
既報(その7:伊豆半島の地殻状況)の引例によれば、


図6:伊豆半島とその周辺の現在の地学的状況

 伊豆半島は火山の近傍では暖められているために地殻が軽くなっているという。地殻の密度の違いなのかどうか?不詳ですが、いずれにしても熱が地殻の固さに影響していることが推察されます。
 
 また、一口に富士山周辺の異変といっても

山梨県側では
大規模?な地割れが発生した滝沢林道、旱魃が
発生した河口湖は静岡県と富士山を挟んで約50kmはなれています。

 一方、静岡県側では
'11-03-15の富士宮市を震源とした静岡県東部3.15地震(M6.0、震度6強、約10km)、および半年後に富士市、富士宮市などで突如、湧水が増加する異変が発生しています。

 話が少しそれますが、
 静岡県東部の富士山の裾野の地域は古来から、名水として富士の湧水は有名ですが、3.15地震でその地下水脈の経路に異変が発生していたのだろうか??
 

  
 (google画像検索から引用)
引用:http://www.tabiplan.co.jp/map/sizuoka.htm

 また、数年前の'09-08-11の地震で08-12に東名高速道路、静岡県の牧之原サービスエリア近くで路肩の土砂が崩落したり、
 昨今'13-04-30浜松市の茶畑で土砂崩れが発生しています。(原因不明)

 個人的には、地殻の含水量の異変(減少か?)によって地質が流動化しやすくなり、滑りやすくなったためか?と推察されます。(一種のダイラタンシー現象なのだろうか?)
>>詳しく見る
 牧の原、浜松など遠州灘周辺地域は東名走行中に風が強いことは有名ですが、水が蒸発でもし易かったのだろうか???

 また、今回の土砂崩れと豪雨によるのとは一見よく似ていますが、この発生メカニズムは異なるのでは?と想っています。
<浜松市の茶畑で土砂崩れ>

 
引用:msn産経ニュース                   (google画像検索から引用)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/ 
130423/dst13042313120003-n1.htm
                          

 話を戻して、

 今回は、上記の仮説に基づいて、
 大陸内部での大規模地割れ発生地域と海から水の供給がない内陸型の巨大地震の発生地域との関係は?どのようなものか、20世紀以降のさまざまな発生事例を既報および新たな参考情報から引用して調べてみました。
  <巨大地震>(引用:ウィキペディア「地震の年表」http://ja.wikipedia.org/wiki/
%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8
から
M8.0以上抽出)


東アジア・ロシア東部:

1905年
7月8日モンゴル、フブスグル地震- Mw 8.4
7月23日モンゴルで地震 - M 8.0
1950年8月15日 アッサム - チベットで地震 - Mw 8.6、死者4,000人(内陸最大級)。2001年11月14日中国、チベット北部で地震 - Mw 7.8(M 8.1)。

南・中央・西アジア
1905年4月4日 インド北部で地震 - Mw 7.8(Ms 8.0)、死者2万人。
1934年1月15日インド・ネパールで地震 - Mw 8.1Ms 8.3)、死者1万人。
1939年12月26日 トルコ、エルジンジャン地震 - M 8、死者3万3,000人。
1945年11月27日 パキスタン・イランで地震 - M 8、死者4,100人。

内陸型巨大地震なし
日本:              
東南アジア・オセアニア(オーストラリア
ヨーロッパ:
アフリカ:
南北アメリカ

日本も含めて、オーストラリア、アフリカ、ヨーロッパ、南北アメリカ におけるM8以上の内陸部震源の巨大地震はなかったと思われます。巨大地震の発生はインド、トルコ、チベットなどヒマラヤ火山帯(造山帯)周辺のみ(原因は不詳ですが、富士山と同様に雪解けの大量な水が発生してマグマを刺激し易いのだろうか???

 以上の結果から、海からの水の供給の影響が多い海底震源は巨大地震につながる可能性が改めて推察されますが、
 ヒマラヤ造山帯の震源地域のマグマによって地下水が消費された周辺で、加えて、降水量が少なく、ハブーフなど砂嵐が発生しやすい旱魃化した乾燥地域では大規模な地割れが発生し易いのでは?旱魃化した河口湖周辺の滝沢林道同様か???
と推察されます。

 上記の観点で、世界各地で発生したさまざまな地割れ現象を調べました。 

<大規模シンクホール、地割れ>

 参考関連投稿:
地異に及ぼす要因に係る記載(09-14更新 その5:シンクホール(地殻沈没)現象)
(2011-09-01)によれば、

PS:05ー12 
 シンクホール(地殻沈没)は大きな地震が発生していないのに、突如発生する現象ですが、最近、中国などで多発しているようですが、震災後、わが国の浦安地区などで問題となっている液状化現象が原因と言われる地盤沈下とよく似ていると思われます。
以下に、種々の引用文献から関連事例を検索後、抽出して記載しました。

<検索結果のまとめと考察>
 わが国を含めた中国、オーストラリア、米国、中央ヨーロッパなど異常気象の世界のホットスポット」(仮説)の地域で発生しています。浦安地区で発生した地盤沈下現象と個人的には同じメカニズムで発生していると考えています。

関連投稿:突風発生と地磁気異常、環境放射能、地震・地割れとの関連に係る雑感 伊国では同時に嵐と地震が 
(2013-05-10)

  発生要因としては、基本的には既報の異常気象の発生メカニズムの現状考察と同様と考えられます。
 発生メカニズムとして、地盤今まで地殻(地盤)を支えていた土石がシンクホール周辺に観察されないことから、①海、河川に通ずる地下水脈からどこかに移動してなくなった、もしくは②土石の液状化後、土石の沈殿による体積減少と推察されます。

 シンクホールについても、わが国のゲリラ雷雨、土石流、地盤沈下と同様に、発生地域の地質(シリカ系化合物など)の詳細、および、それらの電荷(推定)について検索して整理する必要があると思われます。
 現在問題となっている環境中の残留放射能元素または化合物は当然その地質(電荷)に応じて、土石表面に吸着して、土石を変質させて、液状化(分散、凝集)に影響を与えていると思われます。
 また、土壌中の微生物を殺傷することによって、土壌強度を従来以上に低下させていることにも影響していると思われます。


 大きな内陸型地震が発生していないのに、世界各地で発生しているシンクホール(突然大きな穴が開く地殻沈没、地盤沈下)現象に係る記載を調べた直したところ、

やはり、内陸型の

巨大地震の発生ない地域で大規模な地割れが突如発生しているようです。

引用:In Deep http://oka-jp.seesaa.net/article/212063869.html
シンクホール、すなわち、「突然大きな穴が開く」ことについては、昨年はとても、その事例が多く、特に中国で頻発していたことや、グアテマラの巨大シンクホール、そして、アメリカの広大な範囲に渡っての亀裂などの記事をご紹介したことがあります。・・・
中国の大地に突然開き続ける穴の数は全土で35個に拡大 (2010年06月15日)
下の写真は20104月27日に迎賓市という場所で開いた巨大な穴。

 ・・・オーストラリア東部の海岸に「直径100メートル、深さ 50メートルの穴が突然開いた」というものです。場所は、オーストラリア東部のクィーンズランドのインスキップ・ポイントというビーチ。 

以下、写真の一部は割愛しました。詳しくは引用を。

引用:つながってるこころ2
http://cocorofeel.blog119.fc2.com/
2011.08.30 Tue
シンクホール、陥没

アメリカ
ペンシルバニア州 フォークスタウンシップ

サウスダコタ州 ピエールでは20箇所が陥没

ノースカロライナ州シャーロット

こうやってみるとシンクホールは北米が多いですね。

ヨーロッパ
 

イタリアナポリ

アメリカ
シカゴ
 

引用:老殺し屋 -亀-
http://seiichiro.kameishi.jp/?eid=92

ヨーロッパ
世界中で起きている、巨大穴の実態!
2012年3月。スエーデンの山中に突然開いた、巨大な穴。今も広がっている。

南米
2012年6月1日、南米グアテマラの街中に、突然開いた巨大な穴!」

中国
2012年6月13日。中国四川省。こんな巨大な穴が中国の各地に出現している!

中国湖南省に数百の陥没穴、2012年2月27日。(ポールシフトより資料)

アメリカ
2010年10月。アメリカミシガン州。突然フットボール場が二つ入る範囲で亀裂が広がった

アフリカ
2005年。アファール。エチオピア。500メートルの亀裂が数日で出来、どんどん広がって、今や60キロの長さに進行している



放射化現象に係る投稿(その4:【再掲】地震予兆である地震雲と環境放射能との関係に係る考察)

2013-05-09 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

 '12-12-11、'13-05-09再掲

 別報火山帯活動の活性化に係る記載(4:フィリピン・マヨン火山が噴火 わが国の巨大地震への連動性は?)との関連で下記の地震雲形成が現状わが国の周辺でどのようになっているのか?気になり再掲しました。

 

 地震発生前に環境放射能が低下する「爆縮現象」に着目して、

 放射能の影響を原点として、個人的な観点で、
さまざまな要因・現象との係り整理しています。

 今回のテーマと少しずれるかも知れませんが、砂鉄鉱床が多い地域では地震が発生しやすいのでは?と個人的には思っています。

 一例として [注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?において、メカニズムは不詳ですが、個人的には、自然放射線強度の高い地域を含めた環境放射能が高く、かつ砂鉄鉱床周辺地域では地震発生確率高いのでは?と想っています。

東北地方の三陸明治三陸地震、東日本~房総半島昨近の震度5前後の群発地震、長野県昨年の長野県北部地、兵庫県阪神淡路大震災、新潟県新潟地震、首都圏関東大震災、青森県六ヶ所村昨近の地震など

 参考資料:

引用文献:日本の主な砂鉄産地 井口一幸著〔古代山人の興亡〕よりhttp://www.geocities.jp/tyuou59/satetu.html

 環境放射能として自然放射線強度の高い地域もあげられます。

地異に係る記載(自然放射線強度の高い地域周辺の特異現象によれば、

  「全国の放射能濃度一覧」(http://atmc.jp/)


自然放射線マップ


  (google画像検索から引用)

- 日本地質学会 - 日本の自然放射線量
http://www.geosociety.jp/hazard/content0058.html#map



 (この全国の自然放射線量は地質の組成から試算されたもの。)

  加えて、地震の発生しやすい地域と思われる地下水の放射能汚染もあるようです。

環境中の水の性状異変に係る記載(その1:地下水の放射能汚染はどのようにして起こるのか?)の引例の記載によれば、

「・・・日本の地下水源から出る放射能分布地図発見!」

http://quasimoto.exblog.jp/19238315(一部割愛しました。)

「・・・アメリカには実に興味深いサイトが存在することを発見したヨ。それは、「地下水から出る放射能を測定しそれを地図にすることのできる」ものである。本邦初公開。おそらく日本人でこのサイトに気づいたものはその筋の専門家くらいだろう。以下のものである。・・・

 

 

 

・・・日本全国の地下水がところどころかなりの放射能を出していることが検出されているのである。これは驚くべき事実である。・・・

これは何を意味するか?

そう、その地域には原子力発電所があるのである。・・・」という。

  地震雲については、既報地震(含む津波)予知・予兆に係る記載(その4-2:地震雲発生メカニズム)の引用文献の記載では、

「・・・地震雲による地震予知について・・・
(一部抽出しました。雲のモデル図の一部は割愛しました。本文参照)
地震雲とはどんなものか 
「地震雲とは、地震発生前後に出る特異な雲のこと全般のことをいうようです。  一言に地震雲と言ってもいろいろな種類があります。

筋状地震雲1


 飛行機雲と間違えるかもしれないが、飛行機雲とは違って長い時間上空に留まっている傾向がある。雲の流れで震源の方向がある程度予測でき、雲の長さで地震の規模を推定できる。 巨大地震の前には、地平線から地平線までの長い筋状地震雲が現れる。また、筋雲の数も1本だけでなく幾本も現れることがある。 日本海中部地震の数日前に図のような地震雲を発見し、東北から南西にかけて長い筋雲が1時間以上滞空した。
筋状地震雲2
 
放射状に出現する筋雲で、震源方向から広がるように移動する。これも雲の長さで地震の規模が予想でき、地平線から地平線まで届くような雲が出れば、大地震の可能性が高い。98年8月29日の東京湾地震の数日前には、図のような雲が空を一周して、同心円の中にいるようになってました。
断層状地震雲
 まるで空を二分するような雲で、一見してすぐに異様な雲だとわかります。空と雲との境目がはっきりするほど地震の規模が大きく、空一面に出れば大地震となります。阪神大震災の数日前に京都の亀岡で、空が半分に割れたような雲を見て、大地震が起こると判断しました。
うろこ雲状地震雲
 よく秋の空に出る鱗雲、しかし鱗雲は地震の前兆であることも多いのである。
鱗雲が図のように断層状になっていたりすると、地震の前兆だったりすることが多かったようです。これも、鱗雲の流れる方向で震源の方向が予想できました。雲が空全体の占める割合で地震規模も予想できますが、低気圧の前などにも空全体に現れることもあり、地震雲と見分けるのは難しいかもしれない。
波状地震雲
 空の雲の固まりが波状になっていたり、帯状の雲が波状になっていたりすると、地震の前兆だと思われます。一見して不気味な空だとわかりますので、見分けはつきやすい地震雲だと思います。この雲も、雲の進行方向で震源の方向が予想できましたし、雲の大きさや、波のきめの細かさで震度が予想できました。波のように見えるのは、海洋型地震の前兆のためという説もあります。
竜巻状地震雲 

 竜巻状や、竜状、蛇状など、これも一見して不気味な雲とすぐにわかる形状をしております。震源地から竜巻が吹き出すような感じの写真が、阪神大震災の前に撮影されて、その写真がよく報道されたのでご存じの方も多いと思います。また、竜が空を泳いでいるような雲を、大地震の前に目撃された例もあるようで、これが出ると近くで大地震が起こる可能性があるので、このような雲を見たら注意しましょう。
 上記に述べた以外にも、地震の前兆となる気象現象はいろいろあります。  朝焼けや夕焼け、月などが異様に赤くなる現象(赤化現象)や、ふつうと違う虹などが挙げられます。  ただし、上記のような雲は低気圧や前線が近づいてくると同じような雲が見られます。そのような雲との見分け方については経験に頼るしかないので、日頃の観察を続けるしかないでしょう。・・・ 本当に大地震の前には、一目見ただけですぐに「おかしい」雲だとわかりますので、そのような雲が現れたら、身近で動物たちが異様な行動をしていないか等のチェックをした方がよいでしょう。  また、いつ阪神大震災のような巨大地震が襲ってくるかわかりませんので、地震に対する備えが重要です。」詳しく見る>>・・・」という。

 上記の引用では環境放射能が雲の発生形態に及ぼす影響については言及していませんが、朝焼けや夕焼け、月などが異様に赤くなる現象(赤化現象)や、ふつうと違う虹などは環境放射能によって大気中のエアロゾル励起されて発光しているのでは?とも思われます。

詳しくは既報>>放射化現象に係る投稿(その3:地震予兆としての異常発光現象と環境放射能との関係)のメカニズムなのかもしれません?

 もうひとつの引例でも環境放射能と砂鉄鉱床については言及していませんが、「・・・地震が発生するときには、凄まじいエネルギーが放出されるわけですが、これは地震が発生したときだけに放出されているだけではありません。地震が発生するまでにも、岩盤が圧縮されて少しずつ崩壊していくのです。
 その岩盤が崩壊するときには圧電効果や摩擦により電荷が発生します。そのエネルギーは大きいもので雷の何百倍になるといいます。  そんなエネルギーが地中で発生すると、地面を伝わり、一部は地表に達します。地表に達したエネルギーは大気に放出されて電荷を帯びたイオンとなります。そのイオンが大気中の水分と結合し雲となると考えられます。
 また、電気エネルギーが発生するということは、同時に磁力や、電磁波、熱、光、音響などが発生することが予想されます。
 
地震雲以外での地震予知の項目で説明しますが、地震前の発光現象や、地鳴り、動物の異常行動などの奇怪な現象も、地震によるエネルギーの放出で説明できてしまいます。 左図のように、地中で起こった地震の前兆の岩盤の崩壊による電気エネルギーが、地中を伝わり、地表から飛び出したものが、大気中の水蒸気と結合し、結晶化して雲を作り出していると考えられます。  地中の電気エネルギーの伝わり方により、さまざまな形の雲を作り出していると思われます。

 ・・・」詳しく見る>>                             
」という。

地震雲はどのような環境で発生しているのか?

既報、天変に影響する要因に係る記載(大気圏での放射性物質分布)によれば、

<大気圏に存在する物質>
:約12000m(約12km)高さまで
水蒸気:~約100km(~数%の水蒸気濃度)
オゾン:地表~約60km(主に成層圏(約10km前後)
火山灰:~約10km?(山の高さ、噴火規模によって変化)
砂塵:~約3,000m~上限(?)
 ・黄砂 砂漠などから砂嵐によって飛散  
放射性物質(放射能):
  ・自然環境放射性物質岩石などの風化塵
 ・核実験、原発の残留放射性物質の風化塵
(放射性物質:黄砂などに吸着していれば、3000m前後???)

 まえがきが長くなりましたが、

 今回は地震の予兆といわれる肉眼で見える天変現象である地震雲を環境放射能との関係に着目して採り上げて、

 その発生メカニズムに対して既報に記載した宇宙、太陽からの放射能の影響、および地球内部地殻からのニュートリノ  、ラドンなど環境放射能はどのように作用しているのか?考えてみました。

 以下、妄想を含めながら記録していることを予め断っておきます。

 (個人的な見解)

一般的に、水蒸気が大気中のエアロゾルを凝結核として水滴化して形成されていますが、わかりやすい例として人工降雨剤はエアロゾル化して大気中に散布されています。

参考投稿: エアロゾルに係る投稿 ( '11-03ー23~ '12-07ー14)
(2012-07-15 06:43:09 | 放射能など有害微粒子・エアロゾル関連)

地球環境には、さまざまな「エアロゾル」が存在しています。

「・・・ 気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子をエアロゾル(aerosol)といいます。・・・粒径についていえば,分子やイオンとほぼ等しい0.001μm=1nm程度から花粉のような100μm程度まで約5桁にわたる広い範囲が対象となり・・・最近では,地球温暖化や酸性雨,オゾン層破壊など,地球環境問題におけるエアロゾルの役割などが注目されています。よりよい地球環境を子孫に残すためにも,エアロゾル粒子の大気環境に及ぼす影響の解明が急がれています。・・・」という。

上記引例の図中に記載されている「地面から放出されるイオン化粒子」の正体は不詳ですが、電荷をもったエアロゾルに相当すると想われます。 

 また、エアロゾルの一種である人工降雨剤の組成としてヨウ素化合物などの人工降雨剤が使用されています。
「・・・地球環境の改善を目的としてヨウ化銀、ヨウ化銅のエアロゾルは人工降雨剤として利用されています。続きを読む>>」という。

 環境放射能のひとつである放射性ヨウ素、セシウムなどのエアロゾルも地震雲の形成に影響しているのだろうか?

 地震予兆である地震雲の形状は凝結核として作用するエアロゾルの分布状態が環境放射能、および大気イオン、オゾンなどの作用によって、一般的な雲形と異なって空に顕われているのではと個人的には思われます。

 地殻、大気圏、成層圏に存在するさまざまな物質からなる凝縮核エアロゾルの存在状態電荷的および磁気的に変化させるメカニズムに対して、下記の要因が何らかの影響をしているのかと現状、推察されます。

1)地磁気の変動、電離層の崩壊などによって巨大な爆発現象「太陽フレア」接近など宇宙からの放射性微粒子、電磁波放射線の大気圏への侵入

2)大陸移動に伴う地殻変動によって発生する電荷、イオン、オゾン、地面から放出されるイオン化粒子(上記引例)の増加

3)海底火山噴火による水蒸気爆発的に水を含んだ微粒子状の火山灰エアロゾルの地上、大気圏に間歇的かつ方向性をもって噴出

4)地殻内部の核反応に伴う環境放射能(アルファ線、ベータ線、ガンマ線、ニュートリノ、・・・)

5)地球温暖化、もしくは原発、核実験に由来する環境残留放射能からの崩壊放射線の発熱による海底近傍の海水温度上昇に伴なうメタンハイドレイドからのメタンの化学的な解離、海水からのCO2のガス化

⇒上記の海底火山噴火などによる物理的に形成された亀裂、地球温暖化による海水温度上昇に伴なうメタンハイドレイドからのメタンの化学的な解離による空隙、および環境放射能からの崩壊放射線の発熱による水の表面張力、粘度の低下に基づいて海底地殻内部への水の浸透を増してマグマを刺激して水蒸気爆発を間歇的に発生させて、引例に記載されている地震雲を誘発しているのか?加えて地殻中の微生物など生態系の損壊によって地盤強度を低下させて亀裂が発生している可能性があるのではと妄想しています。

 プレートテクトニクス(大陸移動に伴う地殻変動による亀裂 ⇔微、小、中地震
                     ↑↓ 

 環境放射能による海底地盤強度を低下    ⇔    比較的大地震
  (亀裂・空隙、ラドンの増加)               (地震雲、電波ノイズ)
 

現状考えられます。

上記の引例の雲の形状は通常の雲の形成とは異なり、異常な筋状、断層状、うろこ状、波状、竜巻状とのことから、放射性?のエアロゾルを凝結核を含む水滴を大気中に噴出させているのだろうか?

  しかし、周辺地域の放射能強度が高いのに、なぜ環境放射能が地震前に低下する「爆縮現象」が生ずるのか個人的にはよくわかっていません。環境放射能もしくは放射能が吸着したエアロゾルが水滴に含まれて地上近傍から上空の雲となる過程においてガンマ線を発生させる放射能が一時的に低下するのだろうか???

  また、地震前にラドン、ニュートリノなど環境放射能が大陸移動に伴う地殻変動による地殻の亀裂、空隙を移動して地下水中に増加することによってその崩壊熱によって間断的に水蒸気化して 地震雲が形成されているのでしょうか?

 既報に記載した宇宙、太陽からの放射能の地震雲に対する影響について現状はよくわかっていませんが、地磁気を変動させて大陸移動に伴う局所的な地殻変動を活性化しているのみなのか?火山帯、プレート近傍の局所的な大陸移動がなぜ起こるのか?不詳ですが、基本的な問題なのかもしれません。

 また、上記の地震発生し易い砂鉄鉱床周辺など地質(電荷、磁性)によって宇宙、太陽からの放射能微粒子、地殻内部の核反応に伴う環境放射能を呼び込みやすいのだろうか?

<放射能の地震雲に及ぼす影響の現状考察>

1)地下マグマもしくは環境放射能の崩壊熱による熱的な効果による間断的な、もしくは方向性をもった突沸的な水蒸気発生

2)地震雲形状には水蒸気に含有された周辺の放射能単体、もしくは放射能が付着したエアロゾルによる凝縮核としての効果

が推察されます。 

 

 

 

 

 

 




昨今、桜が咲いた後というのに寒さ暑さの繰り返し。最近の気温の推移と原因の考察。

2013-05-02 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-04-27投稿、05-02追加

 毎年、毎度のことかもしれませんが、温度差7~8℃の寒暖の変化に「寒いな」また「暑いな」と感じる昨今。
 特に異常ではなく、歳のせいで身体がついて行かず肉体的にも精神的にもまいっているだけか?
桜が咲いた後というのに寒さ暑さの繰り返しで体調不良気味である昨今。

 ゴールデンウィーク中の5月になっても1日は特に寒かった。今日2日も夕方以降、寒くなってまるで真冬のようになった。

 この原因には関心があります。

 昨年の米国のように、今夏、猛暑にでもなれば、一般的に言われる地球温暖化の一環なのか?と考えるようになり、昨今感じる三寒四温的な現象も忘れることになるのだろうか?

既報でも記載しましたが、妄想?誤解?かもしれませんことを
予め断っておきます。

 古くから語られる所謂、太陽の黒点の増減など太陽活動の変動、超新星爆発などによる宇宙環境からの放射線、電磁波の変動のみならず、
 最近では、SPRINTARSの大気汚染粒子黄砂で予測される情報を含めて、
人工的なさまざまな所為を含めた大気圏、電磁圏におけるスペースデブリ、彗星・隕石由来の破砕微粒子、火山灰などを含めた太陽光を反射・吸収する物質(有害ガスと微粒子がハイブリッド化したエアロゾル)の分布状態、および水の性状の異変によって、

 太陽光が大気中の吸収物質によって地上に届くエネルギーが減衰状態が大幅に変動することが推察されます。


     
(google画像検索から引用)

エアロゾルの種類
  (google画像検索から引用)

 
昨今の寒冷/温暖現象、さまざまな異常気象が引き起こされているのではと?と思っていますが、・・・・。

参考情報:
 太陽圏、磁気圏 、電離圏、大気圏の位置

(図拡大クリック)

    
 
(google画像検索から引用)

 個人的には、
 既報気候の寒暖に大気中の汚染粒子は関係するのか?と想って、大気エアロゾル粒子と寒冷化現象との対応について調べて、寒冷化現象に係る雑感をしたりしましたが、中国人ジャーナリストが唱える大気汚染粒子が慢性化して寒冷化するということが現実化すれば、住みにくい世の中になりますが、実際、地球は温暖化中なのか?寒冷化中なのか?よく解らない未曾有の局面に地球全体が遭遇しているのだろうか?とも妄想しています。
参考:週プレ NEWS 2012-12ー05 
中国の大気汚染が3年以内に北半球を氷づけにする? /続きを読む

 すなわち、非常事態となる慢性化すれば、大気汚染微粒子(SPM:サブミリレベル、AM2.5:ミクロンからサブミクロンレベル)、および超微粒子(ナノレベルでいつまでも浮遊)の発生源、発生物質の解析、および発生メカニズムを究明して、対策を講じないと、長い眼で見たCO2、メタンなど温室効果ガス削減による地球温暖化防止、オゾン層破壊ガスなどをはるかに通り越して、近未来に地球環境、ひいては生態系に悪影響を今まで以上に与える可能性は大きいと危惧しています。
 たとえば、PM2.5の場合は今のところ例年並みとも言われていますが、黄砂、PM2.5を含めて高さ3000m位までの存在状態を光学的な解析をベースに徹底的に粒子径、形状、複合性および高感度・高分解能の分析によって組成解析して、その結果に基いて、発生源の推定および対処方法などの推進を期待しています。

 大気汚染物質の粒子径および組成は太陽からの電磁波の吸収・透過・回折および吸収・励起による発光、熱の発生に影響すると思っています。 

 黄砂の場合、
粒子径の大きなものは地上にフォールアウト(沈積)するが、微細な
サブミクロンレベルの黄砂3000mを越す大気圏にいつまでも滞留しているという。
参考投稿:
その3:(黄砂の粒度、組成続きを読む>>

 「砂嵐」の発生の一例をgoogle画像検索から引用しました。

中国タクマラカンでの光景    

オーストラリアでの光景 2009/9 

 

 また、温室効果ガスの最たる水蒸気直接的に寒暖に影響していると思っていますが、間接的にも、水不足によって旱魃化して、乾燥地域で起こる砂嵐(ハブーブ引用: Wikipedia )によって引き起こされる 大規模な黄砂の発生、およびオーストラリア西部の赤い砂嵐などによって、大気圏上空に大気汚染有害粒子を拡散させて寒冷/温暖化現象を引き起こしているのでは?とも妄想しています。
関連投稿:
「エアロゾル」に係る記載(その2:黄砂の影響)(2011-01-21)

 

2.5ミクロン以下の大気中に浮遊する黄砂は何マイクログラム/m3になるのか?
および、
大気圏に存在する環境放射能(エアロゾル)由来の大気プラスイオンなど
とのハイブリッド化
はどのようになっているのだろうか?

と最近、思うようになりましたが、現状は詳細は不祥。

参考投稿:
エアロゾルに係る記載(その26:大陸からの大気汚染粒子の飛来による諸悪に係る雑感)

地震および津波に係る記載(その48:地震の予兆という大気イオン濃度と気象との関係)
 
 
 また、
北半球の昨今は中国をはじめとして、ユーラシア大陸では水不足、旱魃に苛まれていますが、数年以上前の四川、オーストラリアのクィーンズランド、一昨年のタイ国の大洪水など、寒暖のみならず、異常気象の要因として、 大気圏の水の循環挙動(バランス)および調節機能が崩れはじめて加速し始めた
ためなのか?
 

話を戻して、

 今一度、春先からの気温の推移がどのようになっているのか?を個人的な体調不良ではないことを確認することも含めて、
 狭い日本といえども、暑さ寒さには地域性があることは承知していますが、比較的温暖な中部地区の静岡県(磐田市)の気温変化に係る記載を
調べてみました。

uty's cafe
2013年の気温の変化 2013年04月14日
http://utyscafe.hamazo.tv/c608309.html
(一部割愛しました。)
ここのところ寒い日が続きましたが、今日は暖かいですね。
露地のパッションは葉っぱが寒さにやられてしまいましたが、ビニールハウス内のパッションフルーツは順調に育って、蕾もだいぶそれらしい形になってきました。・・・

気温の予想が出来ずにせっかく用意した苗をダメにしているので、少しちゃんと考えることにしました。気象庁のサイトから、圃場から一番近いであろう磐田のデータをとってきてグラフ化してみました。(グラフをクリックすると拡大します。)

1はどちらかというと平年以下の日が多く、2月はほとんど平年以下で特に中旬は 3~4℃も平年より低いく、3月に入ると平年を大きく上回る日が多く、4月に入ってここ数日は平年の 2月末位の気温になっています。
それよりなにより、日によって気温の上がり下がりが非常に大きいので、暖かいと気を緩めると急に寒くなって私のように苗にダメージを与えることになります。・・・」
という。

⇒大局的にみて、寒暖の推移は個人的な実感と同感です。14日以降も冒頭で述べたような日々が続いています。
 比較のために、日立市の気温推移を調べてみました。
引用:
気温の推移(平年値との比較)http://www.jsdi.or.jp/~hctenso/MetData/Tempra/Temp0000.htm
(一部抽出しました。)

2013年    1月              2月             3月

 地域は違いますが、同様な傾向のようです。

 このような天候不順。何とかならないものだろうか!

 一過性で単なる杞憂に過ぎないとは?想われますが、今後の動向を見守りたいと思います。

 大気圏の水の循環挙動(バランス)および調節機能が崩れはじめて加速し始めたためなら、今後、寒暖差が増幅して、今年の夏は亜熱帯地域並み40℃を越す猛暑に見舞われるかも???
 天変による原因が主因と想われますが、

 
(google画像検索から引用)

天変を加速するような人為的な所為・操作が原因となっていなければ
と杞憂しています。

歴史が証明することになるのだろうか?

関連投稿:
天変に係る記載(その24:東京でオーロラが見えると地球の磁気圏が吹き飛ぶ?という!)



地震および津波に係る記載(その48:地震の予兆という大気イオン濃度と気象との関係)

2013-04-24 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-04-24投稿

 昨今、連発している中規模地震ですが、火山帯活動、とりわけマグマの活性化が影響しているという。
 
参考投稿:
地震を誘起するというマグマ活性化のメカニズムの調査に係る雑感
大気イオン火山性ガスの異常と地震との関係について

大気イオン地震予測研究会 e-PISCO
大気イオンとはhttp://www.e-pisco.jp/ion.html によれば、
大規模な地震の前に大気中のプラスイオン濃度が、通常の5倍以上に上昇する現象が観測されています。・・・
通常の場合は、常に大気イオン濃度が1万を下回る値を示しており、あまり大きな変動は見られません。

大気イオン濃度に異常が見られた例


       2011年4月の大気イオン濃度 
異常が見られた場合は、大気イオン濃度が2万を超えて大きく乱れています。
この時は、4月19日に福島県沖でM 5.1の地震が発生しました。」という。

 測定方法が不詳なので、大気イオン環境放射能など超微細なエアロゾルが含まれているかどうか?興味があります。
というのは、
個人的には
地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?
および、
雨が少なく
環境湿度が低いと地震規模、およびその被災規模が大きくなるのだろうか?
と推察していますので、

 大気プラスイオンの湿気に対する安定性によって、地震規模、発生数が影響されるのでは?と妄想していますが、大気イオンに係る情報を調べる必要があると思っています。

 静電気は一般的には湿気で消滅しますが、低湿度環境では環境放射能などエアロゾル超微粒子周辺に安定に帯電して大気圏に滞留することによって、電離(スポラディック)層の電子のバランス、オゾン層などさまざまな天変地異要因に影響するのか?と妄想しています。

例えば
(その29:3.11震災による超高速波動メカニズムの関連情報)

(2013-01)
の引例

In Deep
2011年05月20日本文詳しく見る

 衝撃のデータ: 3月11日の地震の前に観測された日本上空の
赤外線と電子量の急激な変化 
によれば、

 「・・・
3月10日から3月12日までの赤外線のエネルギー量の変化

 また、下の図は、3月8日の TEC値と呼ばれる、GPSでの解析による「電離層全電子数」の分布です。

・3月8日の電離層全電子数

赤い部分が電離層中の電子の数の多い場所です。日本周辺の真っ赤ぶりがおわかりでしょうか。これと、上の赤外線のエネルギー量の変化を見ると、ここから地震に関しての何らかの研究が導き出される可能性は「非常に高い」と感じます・・・。」

関連投稿:
環境中の放射線、放射能、ガスの影響

今回は大気イオン濃度と気象との関係に係る記載を調べました。

大気イオン地震予測研究会 e-PISCO
大気イオン濃度と気象(降水量・相対湿度・蒸気圧・露点温度)との関係

http://www.e-pisco.jp/result/soturon/2001/kawata.html

はじめに
 これまでの本研究室の卒論・修論の成果から,大気イオン濃度中に気象ノイズが含まれていることが分かっている.ここでいうノイズとは,地震前兆とは関係のない降水量・相対湿度・露点温度・蒸気圧の影響である.プラス大イオン濃度3000個/cc以上を地震性と考え注目しており,気象変動は3000個/cc内で起こるものが主体である.また,レナード効果(下記述)も同様にこれらの気象要素であり,直接地震前兆に結びつかない.しかし,平常時の大イオン濃度の変動を把握することができるならば,地震危険予知の有効性に繋がると考えた.イオンは,空気中の水分子と結合して安定した状態で存在していることから,主に水(雨滴など)が大気イオン濃度に影響を与えていると考え検証した.

方法
 1999年・2000年の岡山地方気象台での1時間ごとのデータ(降水量・相対湿度・露点温度・蒸気圧)を資料とした.この気象データと本研究室で測定している大気イオン濃度(1時間ごとのプラス・マイナスの大イオン濃度)の関係を調べた.

結果・結論
 以下の記述において,マイナス大イオンは全て絶対値をとっている.
・降水量と大気イオン濃度の関係
 雨量が5mm以上の日,5mm未満の日,雨が降った2時間前・3時間後,降った2時間前・3時間後以外の雨が降らなかった日の大イオン濃度,4つに分けて関係を調べた.

 その結果(1999年度平均),雨の時の方が晴れの時よりも,空気中の水分子が増加し大気小イオン量が多くなり,吸着により大イオンも増加する.

 また,レナード効果(イオン生成の1つ)より,特にマイナスイオンの方が影響を受ける.これらの現象は雨量が多い時に顕著である.また,雨の前後では空気中の水蒸気量・蒸発量の増加に伴い,雨量が5mm未満の時よりも大イオン濃度値が高い傾向が見られる.2000年も同様な結果が得られた.

・地震性の大気イオン濃度とレナード効果による大気イオン濃度上昇との違い
 地震性のものはプラス大イオンのみが,数時間3000個/cc以上という異常値を示す.また,レナード効果によるものは両イオンとも上がり5mm以上の雨が降ったとしても,平常時(季節により多少の誤差はある)のイオン濃度に500個/cc前後加えたぐらいで,3000個/ccにも満たないものである.

・蒸気圧・露点温度と大気イオン濃度の関係
 1999年・2000年のひと月単位で蒸気圧と露点温度の散布図を見ると右上がりになり,相関係数が平均0.9以上ということから相関がある.また,プラスとマイナス大イオン濃度においても右上がりで,相関係数が平均0.8以上ということから相関があった.

 それぞれ相関があるのは,水蒸気量に関係していること,イオンバランスを保とうとすることからと思われる.これらの気象と大イオン濃度は,散布図・相関係数からはっきりとした関連性は見られなかったが,月によっては関連性が見られるところもあった.よって,月により誤差はあるものの,大イオン濃度が増加する要因の1つとして水蒸気量が考えられる.」


帯電エアロゾル210Pbのサンプリングと測定

はじめに
 本研究室では,帯電エアロゾルの大気中の濃度異常が地震前兆の指標となると考え,1998年4月より24時間連続で帯電エアロゾルを測定している.大気イオンは主に大気や地殻中の放射性核種からの電離作用,レナード効果,落雷時の放電などにより大気構成分子が電離されて生成すると考えられている.しかし,放射性核種,ラドンガスの崩壊による210Pbはそれ自身が帯電エアロゾルであり,これに注目して研究を行った.

大気中の鉛-210
 地震前兆時の帯電エアロゾル発生は主に大気や地殻中に含まれる放射性核種,ラドンによるのものとされている(弘原海他,1999).

図 鉛-210の生成

 ラドン(222Rn)はウランの崩壊によって生成される娘核種で,地殻変動によって地中から,希ガスとして放出される.222Rnは壊変を起こし3つの壊変生成物(218Po,214Pb, 214Bi)を経て210Pbができる.この210Pbは,半減期も22.3年と長く,自然界のみに存在する.これを核として大気中のエアロゾルが付着したクラスター構造をもつ.この帯電エアロゾルは地震前兆の指標となると考えられている.本実験ではフィルターを用いて大気中の帯電エアロゾルを捕集し,Ge-LEPSを用いて210Pbの直接確認を行った.

大気の捕集
 測定は2001年12月27日~2002年1月7日までの間,毎日10時30分より22時30分,および22時30分より10時30分毎の,12時間ごとにフィルターでエアロゾルを採取した. 岡山理科大学21号館屋上にて大気をサンプラー(業務用掃除機)に真鍮製のホルダーを取り付け,粉塵採取用フィルター(捕集効率0.312μm)に12時間捕集,サンプリング終了後にポリエチレン製の小袋に移し,測定試料とした.本研究室のイオン測定器は地上59.4mに設置されており,サンプラーは地上64.4mに設置した.

 

試料の測定
 試料の解析はGe-LEPS(Low Energy Photon Spectrometer)で行った.Ge-LEPS分析は岡山理科大の蜷川研究室で行われた.現在,測定したサンプルは以下の2つである.
 ・ 12/28 22:30~12/29 10:30 
大気イオン濃度最大値 3855個/cc (期間中 最大値)
 ・ 12/29 22:30~12/30 10:30
大気イオン濃度最大値 982個/cc (期間中 最小値) 

 

まとめ
 現段階では測定結果がすべて出ていないため確証できないが,大気中のエアロゾル大気中のエアロゾルサンプルにウラン系列の放射性核種210Pbのピークが明瞭に認識できる. 今回の実験では12時間ごとにフィルターを交換したが,今後は更に信頼性の高いデータが得られるよう24時間ごとに交換し,この観測を定常的に行ってゆき,帯電エアロゾルと210Pbとの関係を明らかにしてゆくことが課題である.」

 

⇒大気イオンの測定によれば、中規模地震M 5.1ですら、通常3000個以内の大気プラスイオンが20000個以上になるという。大規模地震の予測に対しては有望な方法と思われますが、大気イオン濃度中に気象ノイズ,地震前兆とは関係のない降水量・相対湿度・露点温度・蒸気圧の影響があるという。

 大気イオンはプラス、マイナス、大、小とさまざまあるようですが、プラスイオンの環境放射能など超微細なエアロゾルであり、大イオン濃度が増加する要因の1つとして水蒸気量が考えられるということが解りましたが、やはり、大地震の発生には気象条件が影響することがイメージし易くなりました。

 また、測定方法、試料の解析はGe-LEPS(Low Energy Photon Spectrometer)で行ったという。

関連投稿:
地震および津波に係る記載(その46:【注目】巨大地震の発生は環境湿度が低いと発生し易いのだろうか?)

 


異常気象に係る記載(その22:春一番後の寒さと暑さの繰り返し。原因は大気浮遊粒子濃度変化の影響か?)

2013-03-13 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説
 '13-03-04投稿、03-13修正・追加・更新
 別報にて、中国は世界最大のエネルギー消費国で、火力発電所や工場、自動車などの化石燃料の利用急増が大気汚染の深刻化や地球温暖化の原因となっているという。
 
  既報(その8)によれば、去年の夏は米国では観測史上最も暑い年(2012 米国)に見舞われて、暑さのため7月には国土の61%が干ばつに見舞われた。農作物に多額の被害が出たほか、約370万ヘクタールの森林が火災で焼失。10月末にニューヨークなどを襲ったハリケーン「サンディ」を含む11の災害による損失額は10億ドルに達したという。
 アメリカ、コロラド州ボルダ―にある国立大気研究センター(NCAR)の大気科学者ジョン・ファスーロ(John Fasullo)氏とケビン・トレンバース(Kevin Trenberth)氏は、ある問題の答えを探すため、地球湿度のパターンを研究した。21世紀末の大気中で、二酸化炭素(CO2)濃度が予測通り現在の2倍になった場合、どれくらい暖かくなるかという問題だ。・・・ ファスーロ氏によれば、気温上昇の度合いを正確に予測する上で鍵を握るのは雲だという。雲は地球のエネルギー収支に大きな影響を及ぼす。まず、白い雲は日光を反射して地球を冷やす。大気中の高さによっては、毛布のような役割を果たし、熱を閉じ込める
 しかし、雲は形や大きさ、明るさが目まぐるしく変わり、モデル化が難しい。人工衛星による観測は不完全で、誤差が生じる。ファスーロ氏とトレンバース氏はこれらの難題を回避するため、雲が生まれる仕組みに着目した。その環境は相対湿度が高く、水蒸気が豊富にある。・・・
 雲が形成される対流圏のうち、高度1000メートル前後にあるドライゾーンは、未来の気候を決定づける上で主要な役割を果たす。北半球のドライゾーンは北緯10~30度の亜熱帯にある。ベネズエラからアメリカ、フロリダ州の間だ。 ・・・という

 ここで、昨夏の猛暑の原因はファスーロ氏の言うように、相対湿度、水蒸気の影響があるということで理解できますが、
 
 一方、今年の冬はどうかというと、1月、2月の厳しい冷え込みはとにかく、3月に入っても、何となく肌寒さを感じるのは私個人だけだったであろうか?
 
ところが、一変。 三寒四温的な暑さ。 また、寒さの繰り返し。
ちなみに、具体的な各地域の温度情報は
気温と雨量の統計
今朝の最低気温
http://weather.time-j.net/Temperature/LowsList
から知ることができます。
 
関連投稿:
地球温暖化に係る記載(地球は温暖化中なのか?寒冷化中なのか?)
日常生活からは判断できない日々が続いています。

PS:
NHK NEWS WEB
3月8日 18時28分
8日は全国的に気温が上がり、積雪の多い地域では雪どけが進んでいます。
北日本では、これから日曜日の10日にかけて発達する低気圧の影響で強い風が吹き荒れ、吹雪になる見込みで、気象庁は暴風雪や雪崩などに十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、8日は日本海にある前線と低気圧に向かって南から暖かい風が吹き、全国的に気温が上がりました。
日中の最高気温は、宮崎県高鍋町で25度3分と、ことしに入って初めて夏日となったほか、福岡市で23度7分、東京の都心と静岡市で23度2分、広島市で20度9分、仙台市で16度2分、青森市で10度9分などと、各地で4月上旬から5月中旬並みの暖かさとなり、積雪の多い地域では雪どけが進んでいます。・・・」という。

 個人的には厳しい冷え込みの原因については、水蒸気、CO2など温室効果ガスの濃度分布(プロファイル)が何らかの原因で薄くなって熱が宇宙空間に逃げ過ぎているのでは?既報で考えましたが、もうひとつ考えられるのは、単に濃度分布のみならず、PM2.5で象徴される大気浮遊汚染粒子の影響によって雲の形や大きさ、明るさが変わっている可能性が考えられます。
 この中でも、雲の明るさに影響する大気汚染粒子の色調、粒子径の影響が大きいと思われます。
 すなわち、水蒸気、CO2、メタンはじめとする温室効果ガスは単に赤外線を吸収して宇宙に放出させない効果ですが、大気汚染粒子は太陽光をはじめとする環境中の各種の放射線など電磁波を吸収して最終的に熱化させて水温を上昇させるので、最終的には地球温暖化の原因となる思われます。 

 
   
(google画像検索から引用)

 
 既報大気エアロゾル粒子と寒冷化現象に係る雑感('13-01-23)にて、最近のわが国を含む北半球の寒冷化など天候不順現象は一体どのような原因であろうか?
 今冬のインド周辺の亜熱帯~熱帯地域中国、および、英国などの高緯度地域での異常な寒冷現象はCO2など温室効果ガスのみならず、その原因は大気汚染粒子の高さ方向に含まれている質/量および粒子径の変化によって、水蒸気量および雲の形、量/質のバランスの異変による影響が大きいと現状推察されます。
 
 また、既報(その17)によれば、大気汚染粒子が慢性化して寒冷化するという。
 47ニュース北陸で春一番 2013/02/07 によれば、新潟地方気象台は、北陸で「春一番」が吹いたにも係らず、この寒さのぶり返し。
 
 大陸からのPM2.5、黄砂のみならず、わが国で発生している大気浮遊粒子も異常気象に影響すると想われます。

 
中国の大気汚染が3年以内に北半球を氷づけにする? /続きを読むによれば、

 毎年増加している黄砂の飛散の影響などについて言及しています。
来年は5億トンになるという。
 「砂漠化」のみならず砂漠化するはずのないところが砂漠化する「沙地化」によって、強風によって大気中に舞い上がった微細な地殻構成粒子の影響が非常に大きいのでは?と想われます。

 中国全土に波及後、越境して北半球全体を汚染粒子が覆うには強力な南風が必要か?と想われますが、結果に着目したい

 既報エアロゾルに係る記載(その23:大気エアロゾル(微粒子)予測 )の大陸からの地表から1kmまでのシミュレーションデータでは黄砂は冬季少ないようですが、粒子径の比較的大きいものは海などにフォールアウトしているというが、それ以上の上空には夏冬とも、量の多少は不詳ですが、微細な大気浮遊粒子が存在しているのでは?と個人的には妄想しています。
関連投稿:
エアロゾルに係る記載(その29:<追加>大陸からのPM2.5大気汚染物質の飛来に対する情報)

  既報ではエアロゾル光学的厚さ (合計) (550nm)について調べましたが、それ以下の観測されない超微粒子、たとえば、既報に記載した原発などから発生している環境放射能、および、高度3000mまで存在すると言われる黄砂に象徴される微細な地殻構成粒子などは、測定電磁波の波長が粒子径より大きいために、吸収されずに回折される可能性もあるので検出することが出来ないのでは?と個人的には想われます。
 

 (google画像検索から引用)

 

 黄砂の粒度分布例は再三、引用していますが、
「イラク(中東)からの黄砂」によれば、
http://www.shimadzu.co.jp/powder/lecture/
beginner/b03.html

2003年3月25日~27日にかけて、西日本において黄砂が観測されました。
  」

 

 粒子径は図から、中東からも飛来しているとのことで、PM2.5に相当する2.5ミクロン以下も多いということです。余談ですが、花粉の粒子径は30ミクロン前後が多いようです。

 

  既報(その25:気候の寒暖に大気中の汚染粒子は関係するのか?)にて、  
SPRINTARSの予測動画(大気汚染粒子大気1kmまでのエアロゾル予測のシミュレーション)で大気汚染粒子との対応調べてみると、比較的暖かく感じる日々は大陸からのわが国への飛来は少ないようでした。

・すす(黒色炭素)など黒色のものは太陽光を吸収しやすい(温暖化
・硫酸塩エアロゾルなど白色のものは太陽光を反射しやすい寒冷化
 傾向になることが一般的には言われていますが、

 寒冷化は大気汚染粒子に含まれている適度な粒子径(詳細別途)の黄砂による太陽光を反射しやすい粒子の日傘効果によると思われます。

       (google画像検索から引用)

 一方、予測動画(黄砂)については、大陸内にとどまり、その飛来は少ないようでした。

  しかし、実際には黄砂はもっと上空に存在しているとも文献で言われていますので、(詳しくは)偏西風に乗って、飛来して太陽光を反射・吸収しているのかもしれません。
 黄砂は黄色なので短波長の青色光線を吸収して、補色関係にある黄色光線を反射しているため、目には黄色に見えるということです。

 世界の黄砂濃度分布 (google画像検索から引用)

  中国は特に、黄砂の影響を受けやすいようですが、その影響は全世界に及んでいます。

今後は、この寒さ、および暑さの繰り返しの原因について
大気汚染粒子の高さ方向に含まれている質/量および粒子径に着目して、水蒸気量および雲の形、量/質との関係がどのようになっているのか調べていきたい。

 


エアロゾルに係る記載(その26:大陸からの大気汚染粒子の飛来による諸悪に係る雑感)  

2013-02-14 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-02-14投稿

  アジア大陸で発生して、主に、偏西風などにのってわが国に飛来する大気汚染微粒子は最近特に増加している?と言われているようですが、実際問題、目視できるわけでもなく

        (google画像検索から引用)

 

 現在、中国全土の13%で影響を及ぼして6億人が何らかの体調不良を訴えているという報道によって、また、政府、自治体が監視体制を強化したという情報を知ることによって、

 そう言われれば、最近喉が痛いとか、体調が芳しくないといった自覚症状を感じている昨今。

また、わが国の高度成長期の状況と比べて、はるかに環境汚染をしていることが推察されます。わが国の場合は工業地帯周辺地域のみにある程度限定されていました。

 もちろん、狭いわが国でも地域によっては、または長期化すれば、大変な事態になっているかのしれませんので、予め断っておきます。

 YAHOOニュース
深刻な大気汚染、北京市上空の浮遊粒子状物質は4000トン―中国

 2月6日(水)8時34分配信 本文を見る
2013年2月5日、中国の都市は連日大規模な濃霧の影響を受けて、空気の質は深刻な汚染のレベルに達している。
中国科学アカデミーの王躍思(ワン・ユエスー)研究員によると、北京市街地を750平方キロメートルとして計算すると、都市上空の浮遊粒子状物質は4000トンに達し、北京市の空気汚染はすでに非常に顕著な状態だ。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/内山)
」という。

 【関連記事】

 最終更新:2月6日(水)8時34分

(転載終了)

どのくらいの高さまでの試算?かは不詳ですが、既報の引用の記載によれば、北京市では濃霧中には、1立方メートル当たり75マイクログラム以下としている基準を市内全域で超え、半数の観測点で基準の10倍近くまで上昇。900マイクログラムを突破したところもあったという。この高さ方向に分布する黄砂など地殻成分を含めた大気汚染粒子の組成の分析が望まれます。
 黄砂自体は特に、害はないと想われますが、黄砂にはさまざまな有害物質が電荷的に吸着して、フォールアウトしないで越境してさまざまな悪影響を与える可能性があると想われます。

 既報中国 濃霧「PM2・5」対策で人工降雨を実施を計画しているようですが、
既稿、雨の中の不純物を調べました。の引用によれば、雨雲の下端(雲底)の高さは実にさまざまだが平均的には約500m~2,000m程度という。
どの地域で、どのくらいの高さで実施しているか?はさておいて、
どのような結果(効果)があらわれるのか?注目しています。
 

 とにかく中国は主要都市における降雨不足もしくは大陸全体における降雨の偏りによって、雨が降らないために、既報から、今回の濃霧対策をはじめとして、旱魃対策を人工降雨剤よって雨を呼び込むことをよくやっているようであり、

  また、
「週プレ NEWS 2012-12ー05 
中国の大気汚染が3年以内に北半球を氷づけにする? /続きを読む
毎年増加している黄砂の飛散の影響などについて言及しています。
来年は5億トンになるという。
問題は「砂漠化」のみならず砂漠化するはずのないところが砂漠化「沙地化」
という。

 <現状考察>

 これら有害微粒子による内部被曝生態系異常気象など天変地異地震・津波など諸悪への影響について以前から関心を持って今まで調べていますが、
 
 今後、慢性化すれば、非常事態となる大気汚染微粒子(SPM:サブミリレベル、AM2.5:ミクロンからサブミクロンレベル)、および超微粒子(ナノレベルでいつまでも浮遊)の発生源、発生物質の解析、および発生メカニズムを究明して、対策を講じないと、長い眼で見たCO2、メタンなど温室効果ガス削減による地球温暖化防止、オゾン層破壊ガスなどをはるかに通り越して、近未来に地球環境、ひいては生態系に悪影響を今まで以上に与える可能性は大きいと危惧しています。

 今後、大陸からの黄砂の影響も今まで以上に強まることも加わり、温暖化進行中と言われる最中に発生した東南アジアの亜熱帯地区での寒冷化、わが国での冬季における三寒四温的な極端に寒い日々を通り越した「大気汚染粒子の日傘効果」によって、慢性化してさらに酷くなれば、究極的に中国ジャーナリストがいうように北半球が氷づけになるとも限りません?!

関連投稿:
異常気象など天変地異に係る記載(その17:大気汚染粒子が慢性化して寒冷化するという)

    
確かに、自動車の急激な普及、工場増設などによる排ガスなどが主因と言われていますが、主原因に対してはまったく同感ですが、

 大気汚染、「1人1人が軽減の努力をすべきだと思いますか?―13億人のアンケート によれば、約半数は従来と比較してやや酷いないしは普通としか思っていないことから、逆に、このような大気汚染に関しても、大局的に診て、気圧配置の影響があるかもしれませんが、なぜ偏西風などによって拡散しないのか?狭い日本でも見られるゲリラ雷雨、突風のように、地域性(地質の電荷)の影響があるのかも?と妄想しています。
参考関連投稿:異常気象など天変地異に影響する要因に係る考察と地質調査           2012-02-22
 <雨雲が停滞して長時間降雨に係る考え方>
引用:
http://blog.goo.ne.jp/tetsu7191/e/9afeef3af0df107cd71c81c44f0f6266

「マクロ的には偏西風などの気流に影響されて雷雲が均一に移動していると想われますが、「ミクロ的には大地の地質表面電荷(+、-)、地形(凹凸)の違い、すなわち2次的な引力が影響して、雷雲が場所を選ぶ傾向があるのでは?」」
から、
雷雲を大気汚染粒子を含む濃霧に置き換えた考え方

 また、中国の地域別にみた地殻の地質については個人的には不詳ですが、

例えば、代表的な火成岩である花崗岩
の成分は堆積岩と比較して、シリカが主体の酸性岩(-:ゼータ電位の等電点が約2)で電荷のマイナス(-)の程度が大きい。一方、堆積岩である生物岩の例は石灰岩電荷をプラス化するアルカリ土類のカルシウム(Ca)元素が多く含有されているためプラス(+)側にシフトしているようです。

加えて、北京など都市では土石、緑が少なく、コンクリートが多いため、表面電荷のプラス(+)側にシフトによって、上空の濃霧中の汚染粒子を電荷的に引き寄せている?可能性があるのではと、個人的には推察されます。
セメントは何で出来ているのか
http://beton.co.jp/webmagazine/02.pdf

 ・・・ポルトランドセメントの製造方法は、次の通りです。
 原料である石灰石、粘土(シリカ源、アルミナ源)、けい石(シリカ
源)、鉄原料等をロータリーキルン( 0℃前後)で焼成し、急冷して
カルシウム・シリケート鉱物を多く含むクリンカーとします。このクリ
ンカーに少量の石膏を加えて微粉砕すると、ポルトランドセメントとな
ります。

 また、いくら高度成長といっても、環境基準の10倍以上もの汚染(ただし、以前が何倍か?不詳)になり、かつ、どす黒くなるには、追加原因がもっとほかにあるのでは?と個人的には妄想しています。逆に、北京オリンピックの前後から、今日にいたるまでのAM2.5などの推移を診なければなりません。

 経済成長至上主義?のため環境保全設備の投資に金をかけていないのかもしれませんが、工場の排ガス処理などの手抜き、もしくは節約している地域が一部?にあったとしても、国民の半数が健康被害に遭遇している現状から、今までとは異なる周辺環境の変化が推察されます。

今までとは異なる周辺環境の変化

 すなわち、別報有害濃霧での「閃光」発生地域の特徴で記載した河南省など南部地域周辺の地質および中国南部のレアアース産出地域および自然放射能の高い地域、過去の核実験地域で雨が降らないため、舞い上がり、偏西風、南風によって飛来して、ハイブリッドな汚染微粒子を形成したため、今までのように、なかなか濃霧を解消できない原因か?とも妄想されます。???

ハイブリッドな汚染微粒子の形成とは
正負が異なる物質はお互いにくっつきやすいという考え方であり、

 たとえば、下図は水中にアルミナおよびシリカが存在した時、ゼータ電位の等電点(電荷が0のときのpH)がそれぞれ約pH2.5とpH9であり、pH7~7.5では両者のゼータ電位が反対になっています。微粒子のマイナスを示すシリカ(SiO2)がプラスを示すアルミナ(Al2O3)に吸着しています。この関係は水蒸気などが存在すれば、水中、空気中に係らず電荷のプラス/マイナスの関係はあると想われます。
 引用文献「ゼータ電位の測定」の巻末に記載されている物質の等電点によって、おおよそ判断ができます。
等電点が7より大きい物質はプラス(正)、小さい物質はマイナス(負)を示します。
 

      (google画像検索から引用)

 また、元素の存在比率によって、正負は変化します。

   (google画像検索から引用)
* アルミナおよびシリカ単独の等電点(電荷が0のときのpH)がそれぞれ約pH2.5とpH9付近ですが、一般的な地殻の土砂粒子などはその組成比によってその表面電荷(ゼータ電位の等電点:等電点が小さいほどマイナス)が変化します。たとえば、上図はプラス電荷をもつアルミナの比率が多くなればプラス側にシフトします。また、シリカの表面に同じくプラスのアルミニウム、イットリウム、ストロンチウム、セシウム、プルトニウムの化合物が電荷的に吸着すれば、プラス側にシフトします。

 沙地、砂漠の進行によるたな大気汚染粒子の発生
 上記のように、旱魃による沙地、砂漠化も進んでいることから、従来、春先に増加して飛来する黄砂のみならず、冬季でも沙地化した土壌微粒子?など二次的な追加要因によって大気汚染が進行している可能性も妄想されます。
 いずれにして大気中の高さ方向の汚染微粒子を収集してわかることですが、・・・。

政府、自治体の監視体制の更なる強化が望まれます。

   

  

  
 


放射化現象に係る投稿(その6:地震予兆としての異常発光現象のメカニズムの仮説)

2013-01-15 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-01-15投稿

 既報、地震および津波に係る記載(その27:地震雲予兆から首都圏10日以内に震度6予測に係る雑感)地震雲による的中率が高いという大地震予測に関心をもつとともに、

 
既報(その1その2)に記載したように、環境放射能がもたらす「放射化現象」は生物多様性 」、「内部被曝 」、「異常気象など天変地異」に影響を与えていると思っています。

 昨日の関東地区の大風雪も相俟って、環境放射能の影響を強く感じる次第です。
「水徒然2」に引継いで、調べていこうと思っています。

 
関連投稿:
放射化現象に係る記載(その10:地震予兆現象と環境放射能との関係)
(2012-03-11:旧ブログ「水徒然」)
地震(含む津波)予知・予兆/対策に係る記載(爆縮現象よる予知の可能性は大)
(2012-02-20:旧ブログ「水徒然」)

 


 基本的には、地震発生前に環境放射能が低下する「爆縮現象」に着目

して、
地震と環境
放射能との係わるをさまざまな要因・現象を整理してきました。

・地震発生前に環境放射能が低下する「爆縮現象」とはどのようにして起るのか?

既報に記載した宇宙、太陽からの放射能の影響はどのようになっているのか?

 

・地球内部地殻からのニュートリノ  、ラドンなど環境放射能はどのように作用しているのか?

 

・発光現象と
 「[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?
 の砂鉄鉱床との関係はどのようになっているのか?
 
・花崗岩に多く含まれるという地殻中のウランからの壊変ラドンの増加
 と爆縮現象、
ならびに
 電磁波ノイズ
との関連はどのようになっているのだろうか?

 メカニズムについて個人的には現状不詳ですが、

 

 今回は
 地震雲の形成、爆縮現象の発生と関連があると想われる
 既報異常発光現象を系統的に見直して修正・追加して異常発光メカニズムと環境中のどのような地殻成分が発光現象に寄与しているのか?を下記の観点で着目して文末に仮説しました。

  可視光線(赤色、緑色、黄色など)を発生する物質は参考文献に記載されている蛍光性鉱物からなる砂塵(微粒子)のオーロラ現象のようなメカニズムによる蛍光発光と考えていましたが、もしくは、風化した大気中の黄砂などのエアロゾルのように、そのもの自体の体色が示す色かもしれません。
 極端に空が暗くなっていなければ発光現象と想われますが、実際見たことがないので、両方とも注目する。


以下、参考までに、関連用語について系統的に整理しました。


爆縮現象(詳しくはクリック)とは?
東海アマ
(一部割愛しました。)
「・・・A7HOQ提唱だが清瀬コスモスさんが過去4年間の計測レポートで的中率10割近い前兆現象。震源地や規模までは不明だが、概ねM6以上の地震の2日前くらいから起きる現象」という。<<詳しく

放射線とは?
 環境放射能(残留放射性物質による放射化によって、2次、3次的に物質を励起発光して、最終的には熱となると思われる。詳しく見る>>


励起という現象
(詳しくはクリック)とは?
(紫外線など励起効果を有する電磁波、および電子線、ニュートリノなどによって励起されて蛍光発光する現象

 巨大なエネルギー(アルファ線、ベータ線、中性子線)によって、周辺物質を放射化(もしくは励起)して、より短波長のガンマ線、紫外線、を発生させている可能性があります。
詳しく見る>>

環境放射線はどこから?
 環境放射線は地殻自然放射能、太陽・宇宙放射能および原発事故漏洩放射能(含む法定内常時排出)から崩壊放射線として放出されています。これらの放射能量・比率(含む組成)、および壊変放射線強度については個人的には不詳。
関連投稿:
大気圏での放射性物質分布 (放射性物質の正体は?)
(2011-08-28)

放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)
(2012-12-10 )

 放射化現象に係る投稿(その1:事例紹介'11-05-19~'12-01-23)
(2012-05-14)


異常発光現象とは?
爆縮現象環境放射能の低下現象)が発生する過程において、大気圏で観察される様々な異常発光現象。
 竜巻・突風も随伴して、放射能からの崩壊放射線による励起?によって雲底が赤く染まる。

 また、異常気象に係る記載(その13:08-22更新わが国の突風災害)
(2011-08-22) 突風発生時、柏市の事例
鳴り響き、空の色も黒やになって気持ち悪かった。・・・」とのこと。
 雷、積乱雲も併行して発生していることから、ゲリラ豪(雷)雨)が発生する地域の周辺で突風(強風)が発生しやすいと想われます。

 自然環境蛍光物質(微粒子エアロゾル)と環境放射能からの放射線との相互作用よって発生する蛍光発光?
もしくは空に舞い上がり浮遊しているエアロゾルそのものの色?とも推察されます。

       (google画像検索から引用)

オーロラ現象とは?
大気中の酸素原子や窒素原子などの物質に高速で電子が衝突して発光しているという。

                (google画像検索から引用)

蛍光発光物質とは?
例えば、
赤色発光する蛍光物質として、
ウルツ鉱 (長UV励起,赤)灰クロム柘榴石 (UV励起,赤)鋼玉 (+CrのものはUV励起,赤)
スピネル (場合によりUV励起,赤)直閃石 (UV励起,赤)バスタム石 (UV励起,赤)などが
挙げられます。

環境放射能と蛍光発光物質との相互作用とは?
atomica
放射線と物質の相互作用(08-01-02-05)によれば、
(一部抽出しました。)
「放射線の蛍光作用 物質に外部から何らかのエネルギーが加えられたとき、光が放出される現象をルミネセンスという。・・・
 
 物質に入射した放射線(電離放射線)のエネルギーによって、原子・分子の電子状態は励起状態(興奮状態)に変化する。これが基になって電磁波の放出が起こる。放射線を蛍光体に入射させると、可視領域の波長の光(ルミネセンス)が放出される。この現象をシンチレーションと称しており、シンチレータとは蛍光体の別名である。シンチレータは放射線の測定やX線による医療診断の現場でしばしば利用されている(表1)。

1.シンチレーション検出器
 表2に放射線の測定に用いられている主なシンチレータを示す。放射線がシンチレータを通過するさいに発生するシンチレーション光は、発光量が小さく、減衰時間は短い。放射線測定用として求められるシンチレータは、放射線が衝撃した瞬間に可視光(300~600nm)を放出(即発発光という)し、発光効率が高く、透明で透光性に優れていなくてはならない。
 少量のタリウム(Tl)を不純物として含むNaI(Tl)あるいはCsIのような無機シンチレータは、ガンマ線に対する発光効率が高いシンチレータである。・・・ 」
引用本文詳しく見る>>

(仮説)
 
環境放射能の励起作用によって、大気中に共存している自然蛍光性鉱物のエアロゾルなどを放射化もしくは励起して、紫外光(波長約380nm)~赤色光(波長約700nm)を発生させているか?または、風によって大気中に舞い上がった環境放射能を含んだ?風化したエアロゾルの色なのか?

次報にて、異常発光現象と蛍光性鉱物によるものか?風化した大気中のエアロゾルの体色によるものか?修正および追加を含めて調べる予定です。

関連投稿(メモ):

放射化現象に係る投稿(その5:地震予兆である地震雲発生メカニズムの記事の紹介)
(2012-12-26)

放射化現象に係る投稿(その4:地震予兆である地震雲と環境放射能との関係に係る考察)

(2012-12-11)

 


異常気象など天変地異に係る記載(その11:インド、寒波で多数死亡とはなぜなのか?)

2013-01-12 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-01-12投稿

 既報(その10)にて、異常とまでも言えないですが、昨年末から年頭にかけてのわが国における寒冷化を採り上げて、わが国の冬の気温と今年の寒冷化との対応を調べました。

 まさか低緯度の亜熱帯~熱帯地域でと想われるインド周辺地域でも寒波に見舞われました。多数の死者?も出したそうです。

 
gooニュース
インド、寒波で107人死亡…バングラは80人読売新聞
2013年1月11日(金)21:54
【ニューデリー=田原徳容】インド北部は昨年末から1月初旬にかけ、強い寒波に見舞われ、路上生活者らを中心に少なくとも107人が死亡した。

  多くが凍死とみられる。国土の大半が熱帯気候の隣国バングラデシュでも10日、1971年の同国独立後の最低気温となる3度を記録するなど冷え込みが強まり、80人が死亡した。

 インド政府などによると、近年、冬期間に激しい大気汚染のせいなどで濃霧がひどく、気温が上がらない傾向があるという。首都ニューデリーでは今月2日に最低気温が平年より3度低い4・8度、最高気温も10度低い9・8度となり、過去44年間で最も気温が上がらなかった。」という。

最低気温3度位の異常でなぜ死亡者が出るのだろう?

 この実態は一体何なのだろうか? 年初からのインド周辺の異常気象を調べました。

 

 

  (google画像検索から引用)

 

AFP BBNews
40年ぶりの寒波で死者多数、インド
 

「インド・ニューデリー(New Delhi)は9日、気温が摂氏3度にまで低下し、40年ぶりの寒さとなったインドで最も人口の多い北部のウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州では、寒さで80人を超えるホームレスが亡くなるほどで、地元当局は各地に暖を取るためのたき火を設置するなど対応に追われている。北部では大半の地域で15日まで学校が休校となった。

写真は、インド北部アムリツァル(Amritsar)の路上で、たき火で暖を取る人びと(2011年1月9日撮影)。(c)AFP/NARINDER NANU」という。本文詳しく見る

 次に
寒波到来、雪景色のインド
2012年01月09日 07:04 発信地:スリナガル/インド

「インドのジャム・カシミール(Jammu and Kashmir)州は7日、寒波の到来でほとんどの地域が氷点下になった。多くの河川が氷り、水道管の凍結が相次ぎ、山間部では雪崩警報も出ている。

写真は、同州スリナガル(Srinagar)で雪景色の街路を歩く少年(2012年1月7日撮影)。(c)AFP/Tauseef MUSTAFA」という。

もうひとつサーチナ ニュース 2011/01/06(木) 15:22 

[インド]寒波が襲うデリー、濃霧で空の便は混乱

「インドの首都デリーや周辺地区での寒波が続いている。1月4日には今冬最低の摂氏3.7度を記録、日中最高でも12.7度までしか上がらず、デリー市民は寒さに震えた。普段はデリーよりも寒いヒマチャル・プラデシュ州の高地シムラですら最低気温4.6度、最高気温14.1度とデリーよりは暖かかった(日本人からみれば3.7度はそれほどひどい寒さではないが、デリー地区の平均は最低気温でも5度を下ることはまれなことで、5日付のエコノミック・タイムズ紙を始めとした各紙で大きく取り上げられている)。なお、この寒波とともにデリー周辺は濃霧に襲われ、インディラ・ガンディー国際空港(IGI)の空の便は終日大きく乱れた。早朝の濃霧は視界50メートル以下となったと伝えられている。

  インド気象庁によれば、この寒波はヒマラヤ西部の平野部一帯、デリー、ハリヤナ州、ラジャスタン州西部、ウッタル・プラデシュ州東部、マディヤ・プラデシュ州などに広がっており、ハリヤナ州のナルナウルでは最低気温が零度を記録したという。

 
気象庁は、この寒波の原因は西北方面から低気圧が広がり暖気が南方に押し下げてられたためだとしており、この気候があと2-3日は続くとしている。(情報提供:インドチャネル)」という。本文詳しく見る

⇒亡くなられたのは生活環境の劣悪なホームレスの方が多いことがわかりましたが、年初来の寒波のようです。

 異常なのはなぜ最低気温3度に40年ぶりになったのだろうか?

 高緯度地域では山間部では雪が降るのは当たり前ですが、
インドの方もびっくりされたのでしょうか?

 加えて、1970年初頭のインドに何があったのか?

 今回の原因は大気汚染のせいなどで濃霧がひどく、気温が上がらない傾向にあったとのことですが、汚染物質の究明と公開が重要と想われます。


 濃霧
エアロゾルの一種ですが、

既報、エアロゾルに係る投稿
その9-2:(インドネシア上空(成層圏)のエアロゾル、冬季北極大気中の大気エアロゾル粒子)
続きを読む>>
などで言われているように、

寒冷化、温暖化ともにエアロゾルが影響していることが解りました。

 今回の濃霧(エアロゾル)中には、既報大陸からのさまざまな物質の影響から、黄砂、海塩粒子などさまざまな物質が混在して、乱気流によって寒冷化に一時的に影響しているのでは?と想われます。

世界の黄砂濃度分布 (google画像検索から引用)

 インドネシア上空(成層圏)のエアロゾル
'11-12-14記載:

「硫酸粒子に見られるサテライト構造を呈しているが、結晶質(長方形の物)も見られていることから、硫酸以外に何かが混合していることが予想される。」
引用出典:名古屋大学 太陽地球環境研究所 
大気圏環境部門 東山分室)
詳しく見る>>

 


異常気象など天変地異に係る記載(その9:南半球 オーストラリアの猛暑と山火事)

2013-01-11 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-01-11投稿

  既報(その8)米国の昨夏の猛暑、山火事、旱魃など異常気象の引例によれば、今後とも地球温暖化によって異常ではなく定常的に発生すると予測されていますが、度重なる飢饉によって食糧価格の高騰が懸念されます。 

 地球および大気圏中の水の循環挙動のバランス
および調節機能が崩れはじめて、異常気象が加速し始めたためなのだろうか?

 グローバルレベルおよび局地における水の偏り、
 水の多寡(豪雨・洪水⇔猛暑、渇水・旱魃)には
 一体何が影響しているのでしょうか??? 
 これらは表裏一体の関係にあると想われます。

 異常気象など天変地異に係る投稿(その1)の記載によれば、オーストラリアは一度ならず、異常気象(洪水)を蒙っています。
オーストラリアの洪水による被害 Bloomberg 本文を読む「豪州:異常気象による洪水の経済損失、1兆円に到達も-財務相 」 2011-06-06

 現在、真夏のオーストラリアの異常気象に係る記載を調べました。

47ニュース
豪州は猛暑記録40年ぶり更新 大規模な山火事相次ぐ
「【シドニー共同】9日のロイター通信によると、記録的な猛暑に見舞われている南半球のオーストラリアは、8日までの各地の最高気温の平均が7日連続で39度以上となり、従来の記録を約40年ぶりに更新した。世界気象機関(WMO)によると、シドニーを州都とするニューサウスウェールズ州で5日に47・7度を記録するなど南部で軒並み過去最高を記録した。
 ロイターは同国気象当局の話として、一部地域で来週の最高気温の予想が、想定を超す50度以上になっていると伝えた。

  南東部のタスマニア島では100軒以上の建物が全焼するなどし、炎が迫った地域では、海上から船による避難を強いられた。2013/01/09 23:58   【共同通信】」という。本文を読む

MSN産経ニュース
豪、記録的猛暑で山火事 100近い建物が被災 2013.1.5 15:50
 
「南半球のオーストラリア南東部などで記録的な猛暑に見舞われて山火事が発生し、南東部のタスマニア島では5日までに、ホバート郊外の町などで学校や警察署を含む100近くの建物が被害を受け住民が避難を余儀なくされた。地元メディアが伝えた。

 地元警察によると、5日朝の時点で死傷者は確認されていない。

  ホバート付近では4日、気温が42度前後と記録的な水準に達し、乾燥した気候強い風と相まって消火活動が難航している。地元当局などは住民に警戒を呼び掛ける一方、炎が迫っている地域で救助活動も進めている。

  乾燥した気候のオーストラリアでは夏の間、山火事が頻発する。

2009年には南東部ビクトリア州で大規模な森林火災が発生し、170人以上が死亡した。(共同)」という。

 (転載終了)

以下、既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

 既報、世界の異常気象のホットスポット(仮説)2011-07-13

によれば、

異常気象と今までの発生地域(ホットスポット)
・トルネード(陸上竜巻)
  米国大陸中部
・ウォータースパウト(海上竜巻)
  オーストライア大陸東側
  フィリピンマニラ湾
・洪水 
  中央ヨーロッパ
    米国大陸中部
  インド、パキスタン
  中国内陸部
・海水逆流 
  中国沿岸部
・旱魃 
  中国内陸部
  フランス
・台風被害、局所豪雨
  日本沖縄周辺
  東日本沿岸周辺
  フィリピンマニラ湾
・サンゴの白化 
  日本(石垣島周辺) 
  オーストラリア東岸部
グレートバリアリーフ
  
 その後の調査から、上記以外として、イギリス、ブラジル周辺、フィリピン周辺のタイ、日本全土などは世界の異常気象のホットスポット(仮説)に加えなければならないと個人的には想っています。

結局、早晩、全世界になるのだろうか???

 特に、火山帯周辺で環境中に人為的に導入された
不均一な熱、有害放射能に囲まれた区域内で異常が発生しやすいことが特徴かもしれません。

一例として、

<原発、火山帯(震源地)と残留放射性物質の分布例> 

地図上の黒い丸が1970~1985年に             チェルノブイリからのCs-137
世界で発生したマグニチュード4.0                放射性物質」沈積汚染マップ
以上の地震の震源地 
赤い丸が原発  
引用)                (google画像検索から引用)

<核実験実施状況>


 
引用:http://www.ctbto.org/specials/1945-1998-by-isao-hashimoto/


 話が本題から少し外れますが、

オーストラリア、ブラジル、フィリピンなどは原発からの人為的な入熱が少ない地域ですが、

既報、異常気象に係る記載(その14:ブラジルの洪水の原因は高自然放射能の影響か?)によれば、
「ブラジルなどは高自然放射線地域であり、ブラジル南東岸のモナザイト岩石地帯に立地。ウランやトリウムを多く含む岩石のため高放射線量となっている。
ちなみに、ウランからの崩壊放射線は アルファ線、ガンマ線。
ブラジルのガラバリ*では年間平均5.5mGy(最大38mGy)、
日本約0.4mGy(最大約1.3mGy)

ブラジルは南アメリカの中部にある亜熱帯から熱帯雨林気候国であり、1908年に日本からの集団移民、コーヒー栽培で有名であります。アマゾン川には中国につぐ水力発電があります。 陸地の大部分は高原であり、火山帯はなく、大陸東側沖に海底火山が走っています。

 

 
           (google画像検索から引用)


 
地下マグマ、宇宙線からの環境放射能の影響がエネルギー的に大きいと想われますが、
宇宙線に関しては電離層、オゾン層、ドライゾーン(既報参照)が人為的な電磁波などの影響で局所的に破壊され、分布の乱れが発生している地域は絶大なる宇宙放射能によってホットスポット化されていることもあるのだろうか?

 環境放射能については放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)
(2012-12-10)を参照願います。

 話をオーストラリアの異常気象に戻します。

 政府はラニーニャ現象で整理されているようですが、
過去の赤道付近の南太平洋、オーストラリア西部砂漠地帯での核実験による放射性物質が吸着した黄砂(砂漠)、火山灰などエアロゾルからの熱、および南極のオゾン層破壊によって増加した余分な紫外線からの熱の影響があるのでは?と個人的には想っています。
 また、オーストラリアはブラジルと同様に大陸南側沖に海底火山帯が走っています。
 


               ラニーニャ現象時の海水の温度分布 
                        (google画像検索から引用)

加えて、

核燃料リサイクル施設 
「ウラン鉱床の分布および主要生産国と生産量」によれば、
「主な生産国は、カナダ(9,476tU)、オーストラリア(8,611tU)、カザフスタン(6,637tU)、ロシア(3,413tU)、ニジェール(3,153tU)、ナミビア(2,879tU)、ウズベキスタン(2,320tU)、米国(1,654tU)であった。これら上位8か国で世界の生産量の92%を占めた。・・・」本文詳しく読む

 ということで、ウラン大国であり、その影響にも注目しなければならない。

 
 もうひとつよく解らないのが大規模な山火事ですが、

 以前、米国でも発生しましたが、最近の投稿などから、再び考えてみると、火力発電、原発からの廃熱、ウランなど自然放射能を含めた環境放射能の崩壊熱による入熱に囲まれた乾燥地域が被災し易いように想われます。
入熱が多くなれば地殻(地下)からのメタンガスも地上に遊離し易く、火災などをより膨大なものにしているのだろうか?
関連投稿:
(海底など地殻の亀裂
(海底火山噴火 メタンハイドレイドからの遊離メタンガス

乾燥条件下において

 シンクホールなど地殻変動に伴なう震動によって発生した

 圧電・摩擦静電気

 もしくは、雷放電による着火が原因か???
 

 強風で拡大したのだろう。

参考投稿:シンクホール(地殻沈没)現象によれば、
「・・・大きな地震が発生していないのに、世界各地で発生しているシンクホール(突然大きな穴が開く地殻沈没、地盤沈下)現象。
オーストラリアの海岸に巨大な穴を開けたシンクホール
http://oka-jp.seesaa.net/article/212063869.html

・・・オーストラリア東部の海岸に「直径100メートル、深さ 50メートルの穴が突然開いた」というものです。場所は、オーストラリア東部のクィーンズランドのインスキップ・ポイントというビーチ。 

Sinkhole swallows south-east Queensland beach

 Google Map
サンデー・モーニング・ヘラルド(豪) 2011.06.27
クィーンズランド州南東部の海岸に、突然、幅 100メートル、深さ 50メートルのの巨大なシンクホールが出現した。・・・

 

 

 


地震および津波に係る記載(その25:海水温分布の不均一地域と砂鉄鉱床との関係)

2012-12-29 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'12-12-29投稿

 環境放射能が高く、砂鉄鉱床(もしくは鉄鉱石)が多い地域が地震に影響しているのか?と想っていますが、今回は大地震の震源と海水温の不均一な分布が関係しているという参考文献の記載と砂鉄鉱床との関連を調べました。

 既報にて、引用した
引用文献:技術屋ポッポのブログ

「・・・温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。・・・」という。
http://boppo20110311.blog.fc2.com/blog-entry-1238.html

 

 海水温度分布が不均一な地域と関連ありそうな砂鉄産地、放射能分布地図、火山帯、プレート、活断層分布、地球化学図Feの濃度分布を記載しました。

日本の主な砂鉄産地 
井口一幸著〔古代山人の興亡〕より
http://www.geocities.jp/tyuou59/satetu.html また、「日本の地下水源から出る放射能分布地図発見!」によれば、http://quasimoto.exblog.jp/19238315

  

 

  また、産総研で公表されている元素の濃度分布図である地球化学図Fe(クリックの濃度分布から鉄の分布が多い地域は 伊豆半島沖海域、静岡県東部、房総半島・沖、日本海沿岸、北海道南部、九州北部・南部沖、新潟県~秋田県~青森県沖であり、上記の日本の主な砂鉄産地と概ね一致しています。 

 【世界の主要火山帯分布図
(google画像検索から引用http://www.palacap.co.jp/ex/index.html

日本の火山帯、プレート、活断層分布

   
 (google画像検索から引用)

⇒温度変化の境界付近で温度低下側に震源とのことですが、海水温度分布の変化は重要な要因と考えられます。
 熱源としては一口で言えば、宇宙線、地下マグマ、原発、高自然放射線地域などからの
環境放射能の崩壊熱、および火山帯のマグマによる加熱効果の影響か?
と個人的には思われます。

 以下、既報でも記載しましたが、妄想?かもしれませんことを
予め断っておきます。

 ということは、砂鉄鉱床(もしくは鉄鉱石)を構成する鉄系の複合酸化物が、環境放射能と絡んで上記の海水温度分布に何らかの影響を及ぼしているとも考えられます。

 大地震の震源と海水温分布との関係から、なぜ海水温度分布に鉄系の複合酸化物が影響するのか不詳につき、さまざまな引用文献を参考にして列記しました。

<海水温分布の不均一地域と砂鉄鉱床との関係?
                          に係る仮説>

1.環境電磁波による加熱効果

一般的な太陽光スペクトル(波長約0.4μ~3μ)の可視光(波長約0.4μ~0.75μ)域加熱効果は均一に海水を加熱する?ので、上記のかなり広範囲の海域の海水温度分布に影響しないと想われますが、

        (google画像検索から引用)

 可視光以外の電磁波については
概念的には影響するのでは?と想われます。


・波長が短い紫外線
についてはオゾン層破壊によって、

・波長が
長い赤外線は環境放射能の崩壊熱の増加によって、
電離層の破壊、火山爆発による地殻の亀裂、海に介在する放射能微粒子など

・波長がもっと長いマイクロ波、電波によって、

 これらの電磁波が局所的に増減して温度分布を形成すると想われます。
 

これに地殻に存在する砂鉄鉱床が関係しているかどうか???

関係しているとしたら、どのように影響しているのだろうか?

また、海水温度上昇に影響するためには、水の分子が電磁波と反応して発熱することも必須の条件となります。

                        (google画像検索から引用)

YAHOO知恵袋 2008/5/30 
「赤外線とマイクロ波について」によれば、http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1416840019

「・・・オーブントースターは赤外線、電子レンジはマイクロ波ですが
物質を暖める場合、両者は全く異なった暖まり方をします。
赤外線とマイクロ波は波長が違うのは わかりますが
なぜ、このような違いがでるのでしょうか?
ベストアンサーに選ばれた回答

波長による物質の吸収特性の違いです

赤外線はほとんどの物質で吸収されますから、食材の表面に近いところで多くが吸収され、熱に変ります。
赤外線でも波長が長いもの(遠赤外線)は吸収率が低いので、表面だけでは吸収しきれず内部でも熱になります。

電子レンジに使われるマイクロ波は、特に水分子で吸収される波長のマイクロ波です。他の物質ではあまり吸収されません。
そのため、食材に含まれる水分子に吸収されて熱に変り、その熱が回りに伝わって調理されることになります。

赤外線もマイクロ波も電磁波です。 赤外線<遠赤外線<マイクロ波 の順に波長が長く(周波数が低く)なります。・・・」

2.鉄鉱床、砂鉄鉱床の種類と概略組成

「地殻の下に位置するマントルがかんらん岩などの超塩基性岩から成るのに対して、地殻は花崗岩などの酸性岩安山岩などの中性岩玄武岩などの塩基性岩から成り、その違いから地殻とマントルを分けている。」という。(ウィキペディア「地殻」)

地震および津波に係る記載(その6:砂鉄鉱床はどのようにしてできたのか)の引用文献
鉄 地球科学の立場から
http://staff.aist.go.jp/nakano.shun/Jap/tatara/iron/iron4.html
鉱床はどのようにしてできたか?
「・・・
1.マグマ(火成岩)と関係した鉱床
マグマの結晶分化作用
マグマの冷却に伴って,結晶となった鉱物,たとえば磁鉄鉱が密度差により沈降してマグマ溜りの底に集積する.または,液相の不混和現象により,Feに富んだ液相(重い!)が分離沈降する.・・・
●分化が進み揮発性成分に富むようになったマグマでは,流体相(さまざまな金属元素を溶かし込んだ水溶液)ができる.揮発性成分が周囲の岩石を高温で変成させる(接触変成鉱床.接触交代鉱床,スカルンともいう).または,流体相が冷却し,その中に溶かし込んでいた金属元素を沈積させる(熱水性鉱床).

 岩手県釜石鉱山埼玉県秩父鉱山磁鉄鉱,和賀仙人鉱山は赤鉄鉱を主とする接触変成鉱床.・・・
2.残留性鉱床
 地表付近の岩石が,風化作用を受け,新しく生成された難溶性鉱物が残留濃集してできた鉱床.・・・
3.堆積性鉱床
砂鉄鉱床:磁鉄鉱を主体とし,その他,チタン鉄鉱・褐鉄鉱・赤鉄鉱を含む. そのほか,輝石・角閃石などさまざまな鉱物を含む.

 岩石中に含まれていた鉄鉱物が,岩石の風化・分解の結果,河川などにより運搬され淘汰・集積したもの.場所により,山砂鉄・川砂鉄・湖岸砂鉄・浜砂鉄などと呼ばれる.


 もともとの鉄鉱物は
火山岩安山岩など)起源または深成岩(花崗岩など)起源.

酸性岩(SiO2成分が多い.たとえば花崗岩)起源の砂鉄は,不純物が少ない.
塩基性岩(SiO2成分が少ない.たとえば玄武岩)起源の砂鉄は,不純物が多く,特にTiや Pが多い.

 山地の表土中の砂鉄は“残留砂鉄”といい,風化により生じた土砂中に産する.昔,山陰地方で花崗岩が風化したものがたたら製鉄に用いられたが,数%程度のFeを含むにすぎない.・・・」という。

⇒砂鉄がどのようにしてできるか記録しました。さまざまな鉄化合物の種類があることと、バクテリア、PH、温度などが鉄化合物(酸化物、硫化物、・・・)の物性(色、コロイド粒子径、磁性)に影響していることが解ります。次報にて上記の鉄鉱物の詳細組成を調査して、

下記の発熱効果を有する鉄化合物に係る仮説の可能性を追加更新予定。 


3.発熱効果を有する鉄化合物の可能性について
1)電気伝導性
一般的には、鉄鉱石は非電気伝導的な 物質ですが、高温超伝導的な効果を示す鉄化合物があるという。地殻の変動による圧電効果によって発生した電気が流れれば、発熱作と磁気が発生するのだろうか?
参考投稿:地震および津波に係る記載(その14:大津波に地殻の圧電体・高温超伝導体化が影響しないか?)  

2)環境放射能の励起による電磁波の発生

 宇宙二次粒子線、太陽風、地下マグマなどからの新たに生まれた陽子、中性子、パイ中間子、ミュー粒子、電子、ガンマ線、ニュートリノなどの環境放射能に地殻成分が励起されて各種電磁波が発生して、最終的に熱線(赤外線)化すれば、発熱作が発生するのだろうか?

参考投稿:地震および津波に係る記載(その21-3:震度5以上の地震が発生し易い砂鉄鉱床地域周辺の状況)

3)酸化鉄の触媒効果

 
地殻中の鉄化合物が触媒として作用して、地殻の脆弱化を促進するガス反応させていることが考えられないのだろうか?

 すなわち、地殻に亀裂、空隙などが形成されれば、マグマの流体相(さまざまな金属元素を溶かし込んだ水溶液)が噴出して、その熱が海水温度の分布に影響しないだろうか?

ウィキペディア「触媒」によれば、「・・・不均一系触媒
化学工業など、基礎的な化学物質を大量に生産する施設では、気相での固定床もしくは流動床流通式反応装置がしばしば用いられること、液相反応においても生成物の分離回収が容易であること、一般に錯体触媒よりも耐久性が高いなどの理由から、不均一系触媒が多く用いられている。不均一系触媒は、白金パラジウム酸化鉄のような単純な物質から、それらを担持したもの(後述)、ゼオライトのような複雑な構造の無機化合物、あるいは金属錯体を固定化したものなど、多種多様である。・・・」という。

以下、補足資料を添付しました。

参考投稿:今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その2:環境中の放射線、ガスの影響11-12-27~'12-03-21)の記載から、
1)ラドン(Rn:自然放射能)、
2)酸素(O2)「太陽フレア)に含まれる電子線(ベータ線相当)の増加によってオーロラが発生
3)オゾン(O3)4)メタン(CH4:炭化水素) 「・・・日本周辺海域には約7.4兆 m3のメタンガス(国内ガス消費量の約100年分に相当する量)・・・」

5)二酸化炭素CO2)
6)硫化水素 海底亀裂(酸素少ない)、温泉地帯などに発生

関連投稿:「水」とはどのようなものか?に係る記載(その4:天変地異と水の性状変化との関係があるのか?)の記載から、
「・・・
3.大気圏における水の状態と性状変化とは
各種の放射線、電磁波の波長によって水中での透過性が異なりますが、それらが大気圏における水の性状を変化させているのでしょうか?   水に吸収された放射線、電磁波は「熱」になって異常気象など天変地異に影響しているのは?と個人的には想われます。
即ち、2次、3次的に環境中のさまざまな物質を励起発光させて、最終的には地球温暖化の原因となる「」のとなるのでは? ~ 励起という現象 ~とは

 一例として、環境中への入熱の増加によって、既報、地中海における海面上昇と生態系の異変との関係についてで記載したように、「クラゲは過去2世紀のクラゲ大発生は12年周期で増減していた。」ということも言われています。つまり、局所的に「熱」があり、海水温度が高いところを好むと推察されています。12年周期の原因については、天変なのか地異によるのか?個人的には不詳。

 また、世界の原発周辺にクラゲが集まってくることも言われています。

 日本財団図書館 水科学総合知見情報プラットフォーム研究開発報告書
「4-3 水分子の吸収スペクトル」によれば、http://150.48.245.51/seikabutsu/2003/00213/contents/0006.htm

 γ線 X線  →紫外線←
    吸収ピーク
   ↓

透過大↓ 」

 

         → 光 ←     赤外線  

 

⇒ 上図から、可視光(光)中の青色の電磁波の透過性が大きく波長の短いX線(ガンマ線)は透過が小さく、吸収が大きいことが解ります。紫外線は波長が短くなると透過が小さくなるが、X線よりもはるかに透過している事がわかります。

 


放射化現象に係る投稿(その5:地震予兆である地震雲発生メカニズムの記事の紹介)

2012-12-26 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'12-12-26投稿

 既報放射化現象に係る投稿(その4:地震予兆である地震雲と環境放射能との関係に係る考察(2012-12-11 22)にて、個人的には地震雲と地震との関係はあるのではと思っていますが、その発生メカニズムについては不詳ですが、 環境放射能地殻の地質、地層の状態との係りがあるのでは?と思っています。

今回は地震予兆である地震雲発生メカニズムの記事を新たに調べたので紹介します。

現代ビジネス 2012年12月21日(金) 週刊現代
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34043

本誌は警告する 不気味な地震雲も出始めた そろそろやってくる
(一部抽出しました。引例中の太字、赤字は筆者強調のため。)
「・・・
阪神大震災とそっくり

10月9日の夕方、岐阜県で中空にまるで竜巻のような不気味な形状の雲が浮かんでいた。

 大気イオン地震予測研究会(e-PISCO)理事長で神奈川工科大学准教授の矢田直之氏が語る。矢田氏は日本の「地震雲」研究の第一人者でもある。

「この写真はe-PISCOの会員から送られてきたものです。10月9日の17時30分頃、中央自動車道の土岐あたりを名古屋に向けて走行中に撮影された。

 地震雲と呼ばれる雲の形状にはいくつも種類がありますが、これは『竜巻型』ですね。この型の地震雲が観測されることは稀で、ここまでハッキリしたものは久しぶりに見ました」

 地震雲とは宏観異常現象(天災の前に発生する異常な自然現象)の一つとされている。なぜ地震雲が発生するかいくつかの仮説があるが、まだ科学的な合意は得られていない。むしろ注目すべきは、その「統計学的な有意性」だろう。

「今回の地震雲を見て、私はすぐにあの写真を思い出しました」

 矢田氏が言う「あの写真」とは、1995年1月9日夕刻に撮影された、兵庫県の明石海峡大橋付近での写真だった。

2枚の写真を見比べると。巨大な寄生虫のようにも見える、竜巻状の雲の形状がソックリだ。

「言うまでもありませんが、その地震雲が観測された8日後、阪神淡路大震災が発生しました。あの時は野島断層が動いたと言われていますが、雲の位置は震源地の真上に相当する。まさに震源地からまっすぐ立ち昇るように伸びている。

 濃尾地震で証明されているように、岐阜にも濃尾断層帯があります。確実なことは言えませんが、私の経験に照らすと、岐阜、愛知付近でM(マグニチュード)7クラスの直下型地震が発生する危険性があります。

 震源が深ければ震度5ですみますが、万が一浅ければ、M7でも震度6強の地震が愛知・岐阜エリアを襲う可能性があるのです」

濃尾地震と言われても、いまの日本人はピンとこないかもしれない。だが明治24年(1891年)に発生したM8の震災の被害は凄まじかった。全壊家屋14万2177棟、死者7273名。震央近くでは揺れによって山の木がなぎ倒され、ハゲ山になった。・・・

「直下型にせよプレート型にせよ、地震とは溜まったストレスが爆発することで起きるのです。長年地震が起きていないことは、危険の根拠になりこそすれ、安全の根拠にはまったくなりません。

 ましてや東日本大震災という巨大な地震が起きた後ですから、日本列島全体に様々な歪みが生じている。マスコミも行政も『次は復興だ』と言いますが、私に言わせれば、列島の地震活動はまだ始まったばかり。

 地震は自然現象であり、人間の勝手なタイムスケジュールで計ると、また痛い目に遭います」

アメリカでも注目されている

地震予知が徒に不安を煽るものであってはならないのは言うまでもない。だが本誌が今回、矢田准教授の唱える「愛知・岐阜直下型地震」への警告を広く伝えるべきだと考えるのは、二つの理由がある。

一つは10月17日、日本地震学会が「確度の高い予知は現状では困難」と事実上の「白旗宣言」をしたことにある。・・・

そしてもう一つ、本誌が地震雲に注目する理由は、その発生メカニズムが少しずつ明らかになってきたからである。

 千葉大学理学部地球科学科の服部克巳教授が言う。

「'98年から'10年まで、日本上空の電離層の荒れ方と地震の起こり方の相関関係を調べたところ、M6を超える大地震の直前5日間で、電離層の電子数が有意に増加していることがわかりました」

 電離層とは、簡単に言うと地球と宇宙の境目。太陽の紫外線を受け、分子や原子から電子が分離して漂っている場所だ。

 ではなぜ、大地震の前に電離層が乱れるのか。

「まだ仮説段階ですが、地震の前には地面に小さなクラック(裂け目)ができ、そこからラドンガスなどの放射性物質が出る。それによって地表付近がプラスに帯電し、一方の電離層にマイナスの電子が集まると考えられます」

 服部教授はそう分析し、地震雲との相関性も否定はできないと指摘する。

「ラドンなどが空気分子を電離すると、電離した物質に塵が付着してエアロゾル(煙霧体)ができ、それが雲の核になる。

震源上にそうした核が集まると、雲が形成される可能性は否定できない。それこそが地震雲ということになるでしょう」

昨年アメリカでは、ワシントン州に住む地震学者のゾンガオ・ショー氏が、地震雲に関する特許を取得して話題となった。

「私はこれまで地震雲によって50以上の大地震を予測している。日本の研究者と同じく、クラックから放出されるガスが雲形成の要因だと見ています。それは地震が起きる数時間前の場合もあれば、何ヵ月も前のこともある。私は雲が形成される過程を感知するコンピュータのモデルを考案し、それで特許を取ったんだ」(ショー氏)

首都圏の地盤がズレている

・・・「地震雲の形状についてはまさに諸説入り乱れていますが、私は竜巻型こそが信憑性のある地震雲だと考えています。

 飛行機雲だと反論する人がいますが、絶対に違う。飛行機雲が高度1万mくらいのはるか上空につくられるのに対し、地震雲は5000mくらいの高度から伸びていくのです。

通常、地震雲が観測されてから数週間以内に地震が発生する可能性が高い。実際、10月16日にも岐阜では珍しい地震が起きた。M2・9の小さな地震でしたが。愛知・岐阜エリアでは10月いっぱい、十分な注意が必要です」・・・

10月13日には首都圏全域で見られた「帯状の地震雲」があった。秋の風物詩である「鱗雲」のようにも見えるが、密度が異常に高いと話題になった。これを地震雲の一種と言う学者もいる。

 前出の高橋教授が指摘した通り、3・11で巨大なエネルギーが放出され、日本列島のあちこちにいま、ひずみが生じている。・・・

武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏が言う。

「大きな内陸型(直下型)の地震が他の大地震に連動することは、大いにありうることです。地震はある場所で断層が滑って起きますが、その滑った影響は他の断層へと連鎖的に伝わっていくからです。

 東日本大震災で日本列島全体、特に東半分が大きく歪んだり、捩れたりしてしまいました。具体的には、牡鹿半島の先端では5・3mも地盤がズレたし、東京近辺でも20~30・はズレたままになっている。歪みが残ったままですので、非常に地震が起こりやすい状態になっている。

 ですから、どこかで大きな地震が起きると、それがトリガーとなって列島全体に連動する可能性は非常に高いと思っています。首都圏に住む人々も、M7クラスの直下型地震に備えなければなりません」

「不意打ち」にどう備えるか

大地震の連動、それは歴史が証明していることでもある。

 1891年の濃尾地震の5年後、有名な明治三陸地震(M8・5級)が起きた。その5年後に青森県東方沖地震(M7級)、さらに10年後にM8級の喜界島地震へとつながる。

 では、その地震連動カタストロフの終着駅はどこだったか。もはや言うまでもない。大正12年(1923年)の相模湾を震源とした地震、つまり関東大震災(M7・9)だったのである。

 今年1月、東京大学地震研究所が「M7クラスの首都直下型地震が4年以内に70%の確率で発生する」と発表したのは記憶に新しい。それまで政府が発表していた「30年以内に70%」をはるかに上回る、衝撃的な予測だった。・・・

大地震予知の新たな道について、前出の服部教授はこう語る。

「これは後からわかったことですが、3・11の直前30時間ほど、電離層の電子数が高い状態が続いていました。電子数は紫外線の影響を受けるので、夜間は少なくなるのが普通ですが、あの時は夜間も減らなかったということ。これはかなり特異な現象です。

地震と電離層異常の因果関係は未解明ですが、統計解析から相関関係があることはほぼ確実です。電離層の電子数が増えたら必ず地震が起きる、とは言えないけれど、『M6クラスの地震が起きる可能性が上がっている』という警告はできると思います」

 電離層の荒れと地震雲にも相関関係が認められることは、先ほど述べた。東大を中心とした地震学者たちが慎重な姿勢に転じたいまだからこそ、この新たな知見に注目するべきではないのか。

前出の島村氏が、最後にこう警告する。

「首都圏を含め、日本列島どこでも『不意打ち』がありうる。不意打ちに普段から備えているかどうかで、結果はまるで違います。お上は『東海地震は予知できる』と言っていたが、それも白紙になった。地震対策は、『いつ起きてもおかしくない』と一人一人が認識することから始まるのです」「週刊現代」2012年11月3日号より

以下、既報までの記載と照合して整理しました。

  既報の引例の仮説によれば、
「地震雲とは、地震発生前後に出る特異な雲のこと全般のことをいうようです。  一言に地震雲と言ってもいろいろな種類があります。・・・
筋状  うろこ雲状  波状   竜巻状 竜状、蛇状 


・・・地震の前兆となる気象現象はいろいろあります。  朝焼けや夕焼け、月などが異様に赤くなる現象(赤化現象)や、ふつうと違う虹などが挙げられます。引例を詳しく見る>>」

また、メカニズムとしてもうひとつの引例の仮説によれば
「・・・地震が発生するときには、凄まじいエネルギーが放出されるわけですが、これは地震が発生したときだけに放出されているだけではありません。地震が発生するまでにも、岩盤が圧縮されて少しずつ崩壊していくのです。
 その岩盤が崩壊するときには圧電効果や摩擦により電荷が発生します。そのエネルギーは大きいもので雷の何百倍になるといいます。  そんなエネルギーが地中で発生すると、地面を伝わり、一部は地表に達します。地表に達したエネルギーは大気に放出されて電荷を帯びたイオンとなります。そのイオンが大気中の水分と結合し雲となると考えられます。
 また、電気エネルギーが発生するということは、同時に磁力や、電磁波、熱、光、音響などが発生することが予想されます。
 
地震雲以外での地震予知の項目で説明しますが、地震前の発光現象や、地鳴り、動物の異常行動などの奇怪な現象も、地震によるエネルギーの放出で説明できてしまいます。 左図のように、地中で起こった地震の前兆の岩盤の崩壊による電気エネルギーが、地中を伝わり、地表から飛び出したものが、大気中の水蒸気と結合し、結晶化して雲を作り出していると考えられます。  地中の電気エネルギーの伝わり方により、さまざまな形の雲を作り出していると思われます。

 ・・・詳しく見る>>                             」という。

  既報でも記載しましたが、妄想?かもしれませんことを
予め断っておきます。

⇒濃尾地震で有名な岐阜県には砂鉄鉱床が一部に存在していて、古くは「たたら製鉄」が盛んであり、刃物で有名な関市などがあり、また、阪神淡路大震災発生周辺地区の三木市の刃物も砂鉄を利用していたようです。地殻を構成する地質(電荷、磁性)も地震雲の形成に影響を及ぼすのでは???と妄想しています。
参考投稿:地震および津波に係る記載(その1:[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?)

上記の地震雲発生と地殻変動に伴なって地表に噴出した環境放射能などを含むエアロゾル電離層の乱れに係る仮説について非常に関心があり、まだ詳細メカニズムは不詳のようですが、上記の朝焼けや夕焼け、月などが異様に赤くなる現象(赤化現象)や、ふつうと違う虹とか、天変地異など異常気象の要因に係る基本的な問題と思われます。
関連投稿:わが国の地質・地層調査に係る今までの記載の整理(2012-11-07 01)

別報地震および津波に係る記載(その5(追加・更新):大津波発生メカニズムに係る調査)地震および津波に係る記載(その24:震度5以上の地震が発生し易い地域・海域の地殻成分元素)などと照合する予定。

 


地震および津波に係る記載(その5(追加・更新):大津波発生メカニズムに係る調査)

2012-12-25 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'12-07-28投稿、'12-12-25追加・修正・更新 

 既報(その1)にて、わが国において、昨近の頻発する震度5前後の地震は概ね福島原発など原発関連施設の周辺で起こっていますが、環境放射能が比較的高く、かつ地磁気に影響する砂鉄鉱床(鉄鉱石)が多い地域で発生し易い傾向であると思われます。→詳しくは

 既報でも記載しましたが、妄想?誤解?かもしれませんことを
予め断っておきます。

  原発事故後、続く東日本を中心とする震度5前後の余震は地殻の地質(鉄など地質を構成する化学成分、粒子径)の影響が大きいのでは???と想われます。

 個人的に不詳につき、関心あることは
M9クラスの海底大地震に伴なって津波高さ30m以上になるメカニズムです。

 既報(その1)に記載したように、昨近の頻発する震度5前後の地震でも大津波は発生していません。 

 地震・津波規模に係る要因での個人的な着目点として
環境放射能と地質(組成、強度、電荷、磁性、微生物の質・含有量)、地層の状態(耐ストレス性、含水量、断層、亀裂・空隙)と地震・津波規模との関連どのようになっているのか?関心があります。既報地震・津波規模に付随する現象から「・・・ 環境放射能地殻の地質、地層の状態との係りはどのようなものか? 
 すなわち、地殻の強度が低下したり、大陸移動に伴なうストレスに対する耐性が変化したり、新たに活断層化したり、亀裂・空隙の拡大によって材料力学における応力腐食割れ的な挙動を加速させなければと杞憂・妄想しています。

 

 比較的浅い広範囲の海域で蓄積した歪が開放されるという最近の大津波予測に係る記載を調べました。

東京新聞

駿河湾海底 ひずみ蓄積 津波巨大化の可能性http://www.tokyonp.co.jp/article/national/news/CK2012072302000097.html
(一部割愛しました。)

 「近い将来に予想される東海地震で、駿河湾でこれまで震源域と思われていなかったプレート境界付近で、津波を巨大化させる恐れのあるひずみが蓄積されている可能性があることを、名古屋大と東海大海洋研究所(静岡市)のグループが突き止めた。

 グループは衛星利用測位システム(GPS)と音波を利用し、二〇〇四年から一〇年まで、太平洋のプレート境界・南海トラフのすぐ西側の海底の動きを調査。その結果、清水港(静岡市)の南東十キロの地点で、海底が一年に四センチの割合で西に動いていた。この動きから、境界近くの海底下五キロ以内の場所で、プレート同士がくっつき(固着)、ひずみがたまっていると判断した。 

 プレートとプレートが重なり合うと、地中の岩盤に大きな力が加わり、地殻にひずみが蓄積。長年のひずみが限界に達したとき、それを解放する現象として地震が起きる。これまでは、海底に近い浅い部分ではプレート同士は固着せず、ひずみは蓄積されないと考えられていた。浅い部分で蓄積されたひずみが動けば、プレートの先端までがはね返り、海水が押し上げられて津波が大きくなる。

  昨年三月の東日本大震災では、プレート境界のすぐ西側が盛り上がり、津波が大きくなった。震災を受け、内閣府の有識者会議が今年三月に公表した南海トラフ地震の最大級想定では、プレート境界付近も震源域に盛り込まれた。 

 これまでプレート境界のすぐ西側でひずみは見つかっておらず、今回が初めての観測結果。内閣府が想定する巨大な津波が発生しうることを示す証拠となる。

  グループの田所敬一・名古屋大大学院准教授は「調査をすれば、ほかの場所でも軸のひずみが見つかる可能性が高い。観測網の整備が必要だ」と話している。

 <駿河トラフと東海地震> 
 駿河トラフは静岡・駿河湾から沖合に向かって延びる海底の盆地状の地形。陸側プレート(岩板)の下にフィリピン海プレートが沈み込む境界部分と考えられる。

 東海沖から四国沖にかけての南海トラフの北東端に当たる。東海地震は主に駿河トラフ沿いで、東南海地震はその西側で起きるとされる。東南海地震が1944年に発生しているのに対し、東海地震は連動して起こった1854年が最後で、他の地震より切迫性が高いとされる根拠の一つになっている。」という。

 PS'12-12-25
関連投稿:地震および津波に係る記載(その23:巨大地震が発生しやすい場所示す「全国地震予測地図」最新版)


 ⇒上記の海底が一年に四センチの割合で西に動いていた原因を一口で言うとプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに震動した結果と想われますが、その移動の駆動力は一体何なのだろうか?に対して素朴な疑問を個人的には持っています。
 スマトラ沖のように数年後に巨大地震(余震)が発生しましたが、3.11後、立て続けに発生した震度5~6クラスの中大規模地震(余震)によって歪が開放されたにもかかわらず、わが国における別の地域のトラフでの巨大津波予報。

 地殻移動させる要因とは一体何なのだろうか?また今でも連続的に起こっている余震活動は今までとは地震の質が違うのでは?と妄想しています。

(個人的な雑感)
 さまざまな電荷・磁性をもつ環境
放射能の微粒子が地殻に電荷・磁気的に吸着して地殻の表面電荷*、磁性、微生物の質・含有量などを変化させているのだろうか?
*表面電荷は既報引用文献「ゼータ電位の測定」の巻末に記載されている物質の等電点によって、おおよそ判断できると思っています。

 別報ゼータ電位の紹介で記載したように、これら酸化物微粒子の表面電荷はエアロゾル(空気中)、ゾル(水中)を問わず、
 たとえば、水中ではアルミナおよびシリカ単独では、等電点(電荷が0のときのpH)がそれぞれ約pH2.5とpH9であり、pH7~7.5(海水の平均)では両者のゼータ電位が反対になっています。微粒子のマイナスを示すシリカ(SiO2)がプラスを示すアルミナ(Al2O3)に吸着します。
  

 (google画像検索から引用)

   (google画像検索から引用)

  また、既報(その24 '12-12-24投稿)で記載したように、地殻は珪素の酸化物を主体としてアルミニウム、鉄などさまざまな元素を含有した酸化物で構成されています。
 したがって、産総研で公表されている地球化学図(全国の地球化学図(海・陸)のデータによって地殻を構成する元素分布を知ることができます。

詳しく解析すれば、地殻成分元素によって電荷、磁性に影響する地殻組成が概ねどのような傾向になっているのかを知ることができると思われます。

 アルミニウム、鉄、マグネシウムなどの酸化物の多い地域の地殻は平均的な地殻よりプラス(+)化傾向になっていると思われます。
 地殻の電荷によって環境放射能微粒子の吸着状態も違ってくると想われます。


 当面は関連投稿に記載した環境放射能の影響着目して、可能な限り、杞憂を払拭することを目的として、妄想を含めながら記録していることを予め断っておきます。

大津波の発生要因

1)地球温暖化による海水面の上昇

 南極、北極圏を覆う氷の表面がとける✏詳しくは

「・・・巨大なエネルギーを持つ放射性物質(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からのアルファ線、ベータ線、中性子線による放射化もしくは励起によって、環境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させて最終的にはになる可能性に着目しています。 詳しく見る>>
熱→地球温暖化→解氷→海水面の上昇

2)環境放射能からの電子による放電・励起

「・・・放射能のベータ壊変に伴って発生する放射線ニュートリノは光速とほぼ同等で、物質透過性は他の放射能と比較して大きいという。ニュートリノの存在するところにはベータ壊変由来電子あり。引例文献詳しく読む)
 電子の放電・励起によって、セラミック系のペロブスカイト系地殻の逆圧電効果による振動の可能性? および逆圧電効果を広範囲の地域に拡大する高温超伝導的な現象もあるのでは?と妄想しています。
✏一般的に、圧電体は鉛、ジルコニウム、チタン、ストロンチウムなどの高温超伝導体はイットリウム、銅、鉄ほか多種からなる複合金属酸化物。
もともと大陸移動の駆動力もこのようなメカニズムも絡んでいるのか?
関連投稿:
地震および津波に係る記載(その22:なぜ砂鉄鉱床地域で震度5以上の地震が発生し易いのか?に係る雑感)

 

3)揺さぶり効果が大きい震源の深さは約10km程度の海底地震

 別報のウィキペディア(地殻の平均的な組成)によれば、
「・・・地球化学的な観点から地球を深さごとに分けたうち、最も外側に位置するものである。地殻の下に位置するマントルがかんらん岩などの超塩基性岩から成るのに対して、地殻は花崗岩などの酸性岩安山岩などの中性岩玄武岩などの塩基性岩から成り、その違いから地殻とマントルを分けている。大陸地殻の厚さは地域変化に富むが、30 - 40kmくらいの地域が多い。他方、海洋地殻はほぼ均一で、6kmくらいである。

・・・岩石の分析結果より推定された大陸性地殻の平均化学組成は、

・・・ 大陸地殻の体積は地球全体から見ると非常に小さいが、地球に存在する カリウム40、トリウム232、ウラン235、ウラン238などの放射性元素の約半分が高度に濃集している。またバリウムおよび希土類元素なども地殻に濃縮している。」という。

 例えば、環境放射能のひとつウランの酸化物の電荷は上記のゼータ電位の引用文献の記載によれば、アルミナ(Al2O3)と同等であるようです。

 *大津波が発生するには、大地震が前提となりますので、、
大地震に付随する現象も以下、再掲載しました。

1)爆縮現象震度6以上の場合、地震前に環境放射能値が低下)

)地下中のラドン濃度の一時的な上昇現象

3)地殻中のオゾン濃度の増加現象

 

 

 


地震および津波に係る記載(その24:震度5以上の地震が発生し易い地域・海域の地殻成分元素)

2012-12-24 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'12-12-24投稿

 既報(その22)にて、なぜ砂鉄鉱床地域で震度5以上の地震が発生し易いのか?について考えてみました。
 また、既報(その23)にて、文部科学省、地震調査研究推進本部から公開された巨大地震が発生しやすい場所示す「全国地震予測地図」最新版30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率を示したもの)を紹介しました。

 既報でも記載しましたが、妄想?かもしれませんことを
予め断っておきます。

地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに振動する日常茶飯事な現象ですが、大中規模地震は一口に言えば、プレート境界、火山帯の周辺地域で発生しています。詳しく見る>> 

 しかし、今まで、これらの地域でいつ、どこで起こるかわからない巨大地震ですが、いずれ科学技術の進歩によって数日前に警戒警報が的確に発表されることを期待しています。

  今回は震度5以上の地震が起こり易い「国から公開された地域」、および既報までに提案している「砂鉄鉱床地域」の地殻の地殻成分元素を確認しました。再々掲載になりますが、

1.昨今までに発生した地域(詳しくは既報(その21))

 

 三陸明治、昭和、平成(3.11)の三陸沖地震首都圏関東大震災、兵庫県阪神淡路大震災3.11後の東日本~房総半島昨近の震度5前後の群発地震静岡県東部地震長野県昨年の長野県北部地新潟県新潟地震日本海中部地震、十勝沖地震、青森県六ヶ所村昨近の地震、三陸沖北(12/7東北で震度5弱、津波1メートルM7・3)など

2.「全国地震予測地図」最新版(詳しくは既報(その23の引例図

関西と四国の南海トラフ地震、3.11震源南部 茨城、紀伊半島、東海(静岡、愛知)、長野、北海道東部、新潟県など

 個人的には、大地震は環境放射能の作用によって地質(組成、強度、電荷、磁性、微生物の質・棲息数など)、地層の状態(耐ストレス性、含水量、断層、亀裂・空隙)が影響されているのではと思っていますが、環境放射能地殻の地質、地層の状態との係りはどのようなものか?
 そのためには、上記の発生し易い地域の地殻成分元素の分布を調べることで、強度、電荷、磁性にどのように影響しているか確認することが必要かと思っています。

3.ウィキペディア「地殻」によれば、地殻を構成する元素の平均組成は

 地殻(ちかく、crust)は、天体固体部分の表層部。マントルの上にあり、大気の下にある。・・・

 

 

 O(酸素)46.6%、Si(珪素)27.7%、Al(アルミニウム)8.1%、Fe(鉄)5.0%Ca(カルシウム)3.6%、Na(ナトリウム)2.8%、K(カリウム)2.6%、Mg(マグネシウム)2.1%、Ti(チタニウム)0.4%、P(リン)0.1% という。

 これらはシリカ(SiO2)、アルミナ(Al2O3)、鉄酸化物(Fe2O3など)からなる複合金属の酸化物から構成されていますが、例えば 一口に鉄鉱床と言っても、玄武岩、酸性岩類のチタン分が少ない花崗岩系、塩基性岩類のチタン分が多い閃緑岩系などあるようです。また、ウラン鉱石は花崗岩系に多く存在するという。

 

引用文献:日本の主な砂鉄産地 井口一幸著〔古代山人の興亡〕よりhttp://www.geocities.jp/tyuou59/satetu.html



 産総研で公表されている元素の濃度分布図である地球化学図(全国の地球化学図(海・陸)のデータによって、電荷、磁性などに影響する元素組成がどのような傾向になっているのか調べました。

<地殻を構成する元素分布>

(個人的なメモ)

1)Si(データなし) :地殻、砂の主成分 純粋な結晶は圧電効果を示す石英、水晶などがある。他の構成元素と共存した複合酸化物からなる。
酸性酸化物。純粋な場合は表面電荷は負(-)。
地殻全域に大量に存在する。?

2)Al(クリック :アルミニウムが極端に偏在する地殻はボーキサイト鉱石。
両性酸化物。純粋な場合は表面電荷は陽性(+)。
Siとの複合酸化物を構成。Alの多い地域の地殻は+化傾向か?

3)Fe(クリック :砂鉄、鉄鉱石鉱床には多く存在する。
伊豆半島沖海域、静岡県東部、房総半島・沖、日本海沿岸、北海道南部、九州北部・南部沖
新潟県

4)Ti(クリック塩基性岩類のチタン分が多い閃緑岩系

 

5)Mg(クリック:塩基性酸化物
純粋な場合は表面電荷は陽性(++)。
 ・中央地溝帯(フォッサマグナ)と構造線
西縁は(糸静線)、東縁は新発田小出構造線及び柏崎千葉構造線を境として東日本全域で高い分布が見られる。特に北海道南西沖、東京湾、伊豆半島、富士山周辺に多い。

 

 

 

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(2011/06/10 08:19 UTC 版)
 (google画像検索から引用)

⇒今回の調査でかなり有望なデータであることがわかりました。

 

 


地震および津波に係る記載(その14:大津波に地殻の圧電体・高温超伝導体化が影響しないか?)

2012-11-03 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'12-07-29投稿、07-30、11-03追加・更新

 津波は怖いものです。既報(その12)にて記載したように「・・・地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに振動する日常茶飯事な宿命的な現象ですが、昨近、伝えられる大規模地震予測、特に、海底地震によって誘起される大津波の発生メカニズムはどのようになっているのか?個人的に不詳につき、気になるところです。・・・数字だけの判断では大地震とも思えるマグニチュード(M)7・7のカナダ西部の地震はそれほど津波被災の情報はなかったようです。」

 また、別報の米国東部の最も弱い「カテゴリー1」ハリケーンでの高潮騒動、震度が小さいのに大津波となった明治三陸津波と同様、不思議な現象と思っています。

 以下、既報5-2を追加・更新しました。

 既報(その5)にて、大津波が発生するには比較的浅い広範囲の海域で蓄積した歪が開放されることが必要という。詳しくは✏東京新聞 駿河湾海底 ひずみ蓄積 津波巨大化の可能性http://www.tokyonp.co.jp/article/national/news/CK2012072302000097.html

 当面は環境放射能の地殻に及ぼす影響着目して、可能な限り、杞憂を払拭することを目的として、妄想を含めながら記録していることを予め断っておきます

 個人的な仮説として、 広範囲にひずみ蓄積させる原因として、セラミックスからなる地殻、マントルの組成の違いによって、複数のプレート、断層の界面において、環境放射能との反応による圧電効果(電子の発生)および逆圧電効果(振動の発生)および高温超伝導現象(広範囲への電子の移動)が関与しているのでは?と超妄想しています。

 根本的な要因として、

 既報の「環境放射性物質が影響する諸悪について」で記載したように、

地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている

巨大なエネルギーを持つ放射性物質(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からのアルファ線、ベータ線、中性子線が環境中のさまざまな物質を放射化もしくは励起してガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させたり、最終的にはになることによって津波規模に影響するのでは?と着目しています。 詳しく見る>>

この過程において

地球温暖化→解氷→海水面の上昇

   →表面張力・粘度・比重の低下による水を移動し易くする

→海水温の上昇→海底微生物の質・含有量を変化

   →硫化水素、メタンなど還元ガスを発生

   →地殻に電荷的に吸着した放射能との反応を増大

            (google画像検索から引用)

*本例は海底地殻をSiO2と見立てて、活性アルミナを放射能と見立てた時、海水のPHによって電荷(+-)的に吸着して複合粒子を形成するのではというイメージ

なお、Sr放射能のゼータ電位はアルミナのゼータ電位より高い。イットリアとアルミナのゼータ電位はほぼ同等であるようです。

✏詳しくは既報引用文献「ゼータ電位の測定」の巻末に記載されている物質の等電点によって、おおよそ判断しようと思います。等電点が7より大きい物質は正、小さい物質は負を示します。
例えば、放射性物質PuO2 9.0(正) 、土の主成分シリカSiO2(石英) 1.8~2.5 (負)。
 正負が異なる物質はお互いにくっつきやすい。鉄の化合物については引用文献「ゼータ電位の測定」の巻末参照。実際は種々の金属との複合化合物となっているので複雑な電位を示すと思っています。

→海底でも地下マグマ、放射能の崩壊熱によって、反応が生じて地殻粒子表面

 電荷、磁性、圧電性、電気伝導性を付与???

 

今回は海底の広範囲な地殻歪を増大させると仮説した

圧電体、高温超伝導体の化学組成を調べました。

圧電体:

圧電効果とは

引用:gooogle画像解析から、ekouhounet

⇒Pb、Ba、Ti、、Sn、Nb、Fe、Na、Ca、Cu、Zr、Cd、Srの複合金属化合物。

超伝導体:http://meddic.jp/%E8%B6%85%E4%BC%9D%E5%B0%8E%E4%BD%93

引用:gooogle画像解析から、

く meddic.jp 

 ⇒ Tl、Ba、Ca、Cu、Bi、Sr、Y、Laの複合金属化合物、化合物など。

既報「地震および津波に係る記載(その1:[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?)」に記載したように、砂鉄鉱床(鉄鉱石)との反応でもあるのだろうか?

また、既報「地震および津波に係る記載(その13:酒で煮ると鉄化合物が超電導に)に記載したように、酒(アルコール含有水)中で煮るとリンゴ酸、クエン酸、βアラニンが超電導を誘発するという。

 自然環境中の鉄化合物の詳細、アルコール、リンゴ酸、クエン酸、βアラニンなど合成する細菌などはどのようであるのだろうか?は別途調査。

また、高温超伝導的な磁力線に対するマイスナー効果???でもあるのか?

関連投稿:地異に係る記載(磁気異常」はクジラ漂着の原因とのこと)

goo辞書【マイスナー効果】超伝導の状態にある物質に外部から磁界を加えると、物質内部の磁束が零になる現象。超伝導体が完全な反磁性をもつことによる。このため、超伝導体に近づけた磁石は、磁力線をはじき返されて空中に浮く。1933年ドイツの物理学者マイスナーW.Meissnerが発見。

 参考情報:環境放射性物質 地下マグマ、宇宙からの放射能のデータについては不詳につき、引用:gooogle画像解析にて調べました。

例えば、原子炉の原理ー核分裂 によれば、 http://www.geocities.co.jp/Technopolis/6734/kisogenri/
seiseibutu.html
(一部抽出しました。)
核分裂生成物とは 核分裂の結果として生じる大きな2つの破片を核分裂片とよぶ。 それぞれが原子核となって新しい2つの原子ができる。分裂のしかたは、さまざまであるが、真半分に割れることは少なく、大きさの割合で3:2ぐらいになることが多い。元素の種類としてはニッケル(原子番号28)からジスプロシウム(66)まで約40種、質量数でいえば66から166までほぼ100種類のものができる。

 例えば、放射能がある核分裂生成物とは 質量数でいえば66から166までほぼ100種類あるという。

環境放射能が地殻と反応して圧電体、超伝導体の構成成分となるのだろうか???

引用: ENENEWS:
http://enenews.com/report-76-trillion-becquerels-plutonium-239-released-fukushima-23000-times-higher-previously-announced
各原子炉の漏洩の詳細を参考までに下記にその試算値を転載しました。


 関連投稿:環境水中の放射性元素の深さ方向の濃度分布に係る考察