「・・・『スペイン南部で地震、8人死亡=M5.1、建物一部倒壊も』(時事通信)
・・・マグニチュード5規模の地震なら、最近の日本では日常茶飯事のことですが、なぜ被害が大きかったのかいうと、震源の深さがなんと「1キロ」なんですね。最初は、一桁間違えているかと目を疑いました。これは、さすがに自然地震とは思えませんが・・・。

しかし、世界ではスペインの地震が注目されてますが、その前日の10日午後7時55分 に、実はもう1つ別の地域で非常に気になる地震が発生しました。

『バヌアツ沖でM7.1の地震=米地質調査所』(ロイター)
米地質調査所によると、バヌアツの南西83マイルの沖合でマグニチュード7.1の地震が発生した。震源の深さは16.4マイル(26キロメートル)という。

このバヌアツという南太平洋の国。
聞き慣れない方がほとんどだと思いますが、世界地図だとオーストラリアの北東あたりになります。・・・

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バヌアツと日本の地震の関係
2007年
3月25日 9時39分 バヌアツ
3月25日 9時41分 能登半島地震 M6.9
7月15日 9時27分 バヌアツ M6.3
7月16日 1時13分 中越沖地震 M6.7 
8月2日 2時8分 バヌアツ M7.2
    11時38分 サハリン南部 M6.4 
2009年
8月11日 駿河湾 M 6.4
10月8日 バヌアツ M7.8
10月30日 奄美大島北東沖 M6.8
2011年
3月11日 東北地方太平洋沖 M9.0
3月17日 バヌアツ M6.3

これは、恐らく太平洋プレートで繋がってるからだと思います。
改めてプレートの世界地図を見ると、確かにバヌアツは太平洋プレートとインドプレート狭間のラインにピッタリのっています。

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となると、やはり太平洋プレートが活発に動いている可能性が高いため、日本もある程度地震の警戒をしておくほうが良いかもしれません。

この感じだと、フィリピン海プレートを巻き込んだ、東海、関西方面を中心の南海トラフあたりがポイントになってくるかと思います。
引き続き大気イオンの濃度を確認してますが、やはり関西方面の値だけが非常に高いものが出ています。

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ただ、トリガー日は、正直わかりづらい状態になっています。

一番危険なのは、再三伝えているように、満月(17日)の前後です。さらに今月は、15日が月が地球に近づくタイミングで、16日は彗星近日点でもあります。これらの影響も考えると、15日~22日の1週間がトリガー期間といえると思います。

では、直近は大丈夫かといえば、そうとも限りません。先ほどのバヌアツとの関係でいえば、同日や翌日に日本で地震が発生しているケースもあります。・・・
何ごともないことを祈ります。」という。
 
 
最近のわが国の地震といえば、既報(その15)宮城で震度4相次ぐ(2012-11-26)の補足記載によれば、「・・・世界の主要火山周辺地域で昨近多発している大中地震の一環とも関連があるのか?と杞憂しています。

M7.7カナダ地震ミャンマー中部でM6・8、中米グアテマラでM7・4)

 2012.11.13 アラスカ湾でマグニチュード6.4

2012.11.16  チリ北部でマグニチュード6.1

 などの大中地震が世界の主要火山帯周辺地域で発生しているようです。

【世界の主要火山帯分布図】(google画像検索から引用http://www.palacap.co.jp/ex/index.html)   」という。

⇒大陸プレートと火山帯とは交絡して相互に影響しているように想われます。

 (google画像検索から引用)

また、既報、「温室効果ガスに係る記載(その1:海底火山活動との関連)」によれば、「・・・

「オントンジャワ海台における地球史上最大の火山活動の原因を解明」の論文中に記載されている

温室効果ガスと海底火山活動との関連記載によれば、

「・・・オントンジャワ海台は、前期白亜紀の約1億2千万年前に起きた、地球史上最大といわれる火山活動によって形成された玄武岩溶岩で作られた巨大火山です。この大規模な火山活動によって大気中に大量に噴出された二酸化炭素などの温室効果ガスは、地球の温暖化を引き起こします。この激しい温暖化は、極域の氷床を融かし、冷たい海水が海底に流れ込むことによって起きる海洋大循環を止めます。その結果、酸素に富んだ海水は海底に届くことがなくなり、海底の酸素が欠乏する状況を作り出し、生物の大絶滅を招きました。これを海洋無酸素事変と呼んでいます。・・・ 

図1. オントンジャワ海台の火山活動が起きた1億2千年前と現在の世界地図  」と言われています。

天変(隕石衝突)起因ではなく、地球内部の地異(マントル下部からの熱いマントルの大きな上昇流によって、上昇したマントルおよび暖められたマントルが大規模に溶けてマグマを形成し、それが地表に吹き出した)ということ究明したとのことです。・・・」とのことで、バヌアツ地震はオントンジャワ海台の近傍のようです。

 また、地震に付随する現象として、上記の天下泰平に記載されている大気イオン濃度と既報「地震・津波規模に付随する現象について」に記載した「 環境放射能地殻の地質、地層の状態 1) 「爆縮現象」、2)地下水中のラドン3)地殻中のオゾン4)環境中のベータ壊変によるベータ線(電子線)、ニュートリノ」との関連も興味深く今後の個人的なメモとして記載しました。