「紫陽花や 雨もしとどの艶やかさ」
哲路
「下町の 路地にほっこりお猫さま」哲路
我輩は下町の猫である
今日は今年2回目のお富士さんをご紹介しよう。
そう、裏観音から一葉桜通りにかけての植木市のお祭りにゃのら
と猫語もここまでにして
元気な気も病むような梅雨空でござんすがしっぽりと雨上がりの下町散策もオツなもんでございますよ。
植木市の通りには目にも艶やかな自然のリトマス試験紙の紫陽花(あじさい)を筆頭に、この季節の風物詩バラやさつき、様々な鉢植えを眺めて、せっかくの6月の情緒を日本人の感性を存分に、楽しむ人が溢れておりましたぞ
以下に、お富士さんの風景を撮影し、飾ってみました
題してお富士さんギャラリーを、是非、お楽しみあそばせ~
江戸っ子のように真っつぐが気持ちいい
北海道の大地を想像するように太陽を浴びた向日葵に、紫に開くクレマチス、濃淡のピンクが国際色豊かで綺麗なフランス月見草、見事な真紅のバラ、黄色が鮮やかマリーゴールド、そして小さなサボテン群も実にユニークな形を見せてます
毎年、この時期は富士山の山開きに併せて「お富士さんの植木市」が開催されます。
300有余年の歴史ある「お富士さんの植木市」と花のフェスティバルは、5月29・30日(土・日)6月26・27日(土・日)12時ー22時雨天決行。今年はなんとか天気ももって賑やかなる催しとなりました。浅間神社や富士信仰にあやかった植木市は全国各地で催されていますが、旧暦と新暦の2回(4日間)開催するのは、日本広しといえども、ここ浅草観音裏しかないそうな。
商店会にはまたぎ提灯が点灯され、日本一の規模や飾りつけは、何百年もこの地浅草に続いている夏を知らせる風物詩として庶民文化と下町情緒をおおいに感じさせてくれます
*例年開催日は一の富士5月最終土・日と二の富士:6月最終土・日。
浅間神社前の特設会場では、「わが家自慢の植木展」 区長賞、金賞、銀賞の作品も展示。特設会場では抽選会や地域物産展も楽しみのひとつ、筆者の次男が桃賞を引き当て花やしきのチケットをゲットしましたぞ
例年、地元富士小学校2年生が種から育て上げた草花を、お客様に差し上げ「緑の募金」に寄付しており、善行賞を受けております。やはり2年前に2年生だった次男が募金係りをしっかりと勤めさせていただきました
あれからもう2年。子供の成長には目を見張りますな~
一葉桜通りのフェスティバル会場入り口 抽選&特設会場
地元浅草観音うらの演歌少女さくらまやちゃんが登場、会場を沸かせました
浅間神社鳥居前は筆者のランニングコースのひとつ 茅の輪は左右左とくぐって災厄を落とします
竜神から零れる清水
浅間神社にお参りしたあとは、子供も大人も笑顔いっぱいで縁日の露店を冷やかしながら、ときに気持ちよく散在して、お祭り気分を楽しみます
たくさんの人出で賑わいます
亀掬いは、大人もハマってしまいます お母さんも子供のおねだりに今日はニコっと
鮎の炭火焼きなんて、ビールが進みますな~ 射的と並んで人気の的当てに子供たちは夢中
蒸し暑い中、涼しげな音を風鈴が奏でます
富士山信仰を見事再現した盆栽です
拙誌江戸っ子瓦版を愛読者の皆さん、いかがでしたか?
じっとりと首筋に汗がこもるこの季節、気持ちまで湿っぽくなりがちですな
日本人ならではの情感豊かな心でもって、水無月を我が物にしちゃいましょうや。
梅雨明けももうすぐです
スカッと晴れた夏空に、小上がりで一杯飲むのが大人の情緒というものです
見た目の涼しさを追求した先人の知恵に学び浴衣など着込んで下町散策と洒落込んだら、
じめっとした梅雨なんて吹き飛んでしまいますよ~
雨も降らんと、ビールも飲めないんですけど(笑)
7月6・7・8日は、入谷の朝顔市。入谷鬼子母神を中心に言問通り沿いは120軒の朝顔業者と100軒の露店(縁日)が並び、毎年40万人の人出で賑わうそうな。
http://www.kimcom.jp/asagao/(入谷朝顔市公式ホームページ)
続く7月9・10日は、四万六千日の功徳日と云われる浅草寺のほおずき市。
http://www.asakusa-kankou.com/schedule/hoozuki/(浅草観光.com)
夏休みの計画がまだ立ってない諸氏も、この際下町で楽しい一時なぞいかがでしょう。
たくさんの賑やかな夏の風物詩が貴方を待ってますぞ
どうぞ浅草へのお越しを心よりお待ちしております
【飛脚Tのランニング日記】
今月のランニングトータルは142.0km
今年のランニングトータルは844.2km
いやぁ、花そのものもいいが、
写真がますます良くなってる
ただのレポートではなく、
ゲージュツですよ、ゲージュツ
俳句と写真、ホントに一生つきあえる趣味に
さらに磨きをかけてください。
楽しみにしてます。
ではでは
身に余るコメント、光栄の至りです。
ありがとうございます。
ゲージュツが、いつか芸術になるよう、
精進して参りたいと思います。
またゆっくり飲み明かしましょう