週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

もつ焼き男体山(池袋東)

2010年06月03日 | 呑み屋探訪(池袋、大塚界隈)

 男の麦酒 サッポロラガー


      「汗したり 麦酒で流す浮き世ごと」
                         哲路
    酒呑みに魅力溢れる壁掛けのメニューの数々

夏用の上着を羽織っても、少し歩いただけで脇や首筋が僅かに汗ばむくらいのいい陽気です。
ビール飲みには、願ってもないウレシイ季節の到来でございますな~

いや~写真を見てください。いい雰囲気を醸し出しているでしょう

一見どこにでもありそうで案外ない、この本格的な酒飲みオヤジの聖地!?は、慣れない池袋にあって筆者の貴重な隠れ家なんです。昼間の仕事の打ち合わせのハシゴに労働者としてのサラリーマンの心地良い疲れを感じつつ、ビール瓶を開けるこの瞬間を待っていました~

「んぐっ、 いや~旨いッ
この懐かしい昭和の匂いと苦味ばしった味、そしてラガー瓶のラベルにうっとり見とれてしまいました
さぁ、大人の夜はこれからです

今日は久しぶりに集う、会社の先輩方と同僚。
停滞気味な日常を離れ、将来の夢を語り合う大人の会合なんですうれしいじゃありませんか

 先付けにさっぱりシラスおろしと

          オススメ椎茸焼きは醤油で頂く 
 ハツ、カシラ、レバーは塩と辛子を添えて

ラガーの後は銘々ホッピーやら、ハイボールやら、緑茶割りやら思い思いの酒を飲み干します。
正しいもつ焼き屋の姿に、どこかホッと心が安らぎます
飲む面子がいいのか、お店の雰囲気がいいのか、もちろん双方相まっての効果でしょうね

こちらの二階の名物だったおばあちゃん。
酒飲みながらよく叱られたっけな~
決してうるさいイメージだけでなく、東京タワーが憧れだった時代によくいた隣の口うるさいおばちゃん
って感じ
この微妙な人情と温もりが判りますか?これも懐かしい昭和の面影。男体山に一味加えていたのは間違いない。
お怪我をされて、そのまま勇退されたとか・・でも現在はお元気ということでホッと胸を撫で下ろした夜でした

       
     よく冷えた正統派の酎ハイでがんす        朝一でシメた新鮮な子袋刺しを生姜で頂く


最後は、酎ハイから麦、芋の焼酎に乗り換えて、みなさんさすがによく飲みますな
刺身レバーは
ニンニクで、手作り漬物、モロキューなどなどどれも酒飲みを泣かせる一品ばかりを頂きました。
焼き物も安く、刺身は420円均一で、ニンニク、生姜、胡麻タレから選べます。
名物男体山漬けは浅めの溜まり漬けといった感じで、人参とネギとイカのコラボレーションは下町の絶品グルメの一品ですな

   こりゃまた絶品 名物男体山漬け

男体山の一階は、歴戦の呑み助しか座れない匂いがプンプンしてます
本物の男が一人酒を楽しむには打ってつけの店でござんす
このブログをご覧の酒飲みの皆さん、この暑い夏に一度訪れる価値は大ありですぞ

あっ、そそ、先輩方残念ながら開店は16:30~でした。
昼間は開いてないので要注意っす
ま、この時期陽のあるうちから開いてるってことでご勘弁を




◆もつ焼き「男体山」


東京都豊島区東池袋1-41-14
03-3982-1770
http://gourmet.livedoor.com/restaurant/24174/