伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

法華経塚

2010年09月29日 | ウオーク
9月28日(火)

午後の散歩。国道沿いの「神祇大社」まで歩く。途中ぶらぶらして往復約2時間、10000歩になる。

途中、「法華塚」に寄る。

伊豆に流罪になった日蓮がここに自筆の法華経を埋め礼拝したところと伝えられ、道行く旅人が旅の安全を願って小石を置いたところから、いつしか小石が積み上がり塚になったとか。

小さな石が次第に堆積されてこんもり盛り上がり、その全面を緑の苔が覆った姿はなかなかのみもの。

伊豆は古くは源頼朝、北条早雲、幕末には下田の黒船騒動など日本史の重要局面で登場する歴史ある分国だが、それらはいずれも狩野川沿いの往還「中伊豆」を中心とするもので、昭和期までは人の行き来が困難だった東海岸の東浦路に歴史的遺物といったものはほとんどない。

それだけにこの遺跡は貴重な存在である。





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