伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

「いろは道」(修善寺から奥の院まで)を歩く  ②

2011年12月07日 | ウオーク

12月5日(月) (その二)

「修善寺」から「奥の院」までの遍路道?「いろは道」には、道筋に沿って「いろは」48文字を刻んだ石柱が建てられていることを知ったのは今年の5月のことである。

いつかこの道を歩いてみたいと話し合っていたのが、実現した。

ブログ 5月7日 修善寺 ━ 奥の院 の「いろは道」

修善寺の門前に置かれた「い」文字を刻んだ石碑からはじまり、「奥の院」の入口辺りに置かれた石碑「ん」で終わる5㎞のコースに「いろは」48文字を刻んだ石柱・石碑が建てられているというので、折角なら、これをたどってすべての石柱・石碑を見逃すことなく歩かねばならない。

だが、最初から迷ってしまった。修善寺門前の「い」の次の「ろ」が見付からないのである。

近くに住むおばあさんに教えられてようやく発見、前途多難を思わせたが、その後は地図を頼りに歩けばおおむね道の左右端にあるのを見付けることができた。なにしろ10人20の眼で探すのだから見落としは少ない。

ただ、それぞれの石碑は等間隔に置かれているわけではなく、また違った時期に再建されたものもあって形は様々、特に苔むし古色を帯びた古碑(中には読めない変体仮名もある)では文字の判読が難しく、行きつ戻りつ確認しなければならないこともあって、5㎞の道程を2時間余かけてしまった。

一つだけ「ら」の碑を見逃したが、これは車での帰り道にそれらしき辺りに降りて探索した結果、ようやく発見した。この碑は「いろは道」から分岐した道にあり、見逃したのも無理はなかった。

いろはにほへ

とちりぬるを

わかよたれそ

つねならむう

ゐのおくやま

けふこえてあ

さきゆめみし

ゑひもせすん

途中の田園風景

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