京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京都百景ー詩仙堂

2016-10-29 18:49:18 | 京都百景

思いついたように紹介していますが、今回の徳力富吉郎「版画京都百景」は「詩仙堂」です。

作品 「詩仙堂」昭和41年(1966)






作品解説文
大阪夏の陣で戦功があったといわれる徳川家康の臣、石川丈山が隠栖して建てたものである。
小堂に中国の詩人三十六人の肖像を掲げて詩仙堂といったとのこと。
庭は風雅を極め、はるかに京の町を眺めて、閑寂の地である。
獅子おどしの音も幽邃であるが、実は徳川方の間諜を務め、三層楼上から二条城と連絡をとっていたとか、北白川に住む仙人白幽子とは兄弟で駿府(現在の静岡市)の家康との連絡は、白幽子が走ったとか、なかなかおもしろい話が残っている。


昨年撮影の画像です。
詩仙堂の紅葉も色づきはじめたようです。
11月に入ったら拝観に出かけます。












掃き清められた参道














南禅寺天授庵 紅葉開始です。

2016-10-29 05:20:40 | 2016紅葉

先日法然院から南禅寺まで歩いたところですが、紅葉情報で天授庵が色づき開始と知り、また行ってきました。

天授庵は南禅寺の塔頭寺院で、建立は1339年です。
光厳天皇の勅許により虎関師錬が南禅寺開山無関
方丈の襖絵は長谷川等伯の筆で重文です。南北朝の枯山水庭園と回遊式の書院南庭が見事です。

先日来たときはほとんど紅葉していなかったのですが、一週間ほどでぐっと色づき始めました。



受付を通り小さな入口入ります。



色づき始めがわかります。











紅葉しています。



ツワブキが咲いています。



本堂前庭(東庭)
色づき始めです。















南庭全体の景色







書院南庭に入ります。



書院前







池に写りこんだ景色
少しずつ色づいています。











池の周りも少しずつ色づいています。



















池の鯉



ツワブキ



引き返します。







書院の中には入れません。



受付前の庭にまだ桔梗が咲いています。








三門横からの天授庵、色づきがよくわかります。







大方丈前



下を見ると足元を小さな蟹がいます。



塔頭寺院の景勝院、まだ紅葉には早いです。



南禅寺三門



修学旅行の生徒が団体で見学来ています。



塔頭寺院の牧護庵(非拝観)の庭も色づいています。







11月には見頃になります。