鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4520回】 仕事で関わった方とのつながりが広がっていくには・・・

2023年05月16日 | 住宅コンサルタントとして

同じ情報、同じノウハウを提供させていただいても、

ぶっちゃけ、結果は会社さんごとに差が出ます。

 

なぜ差が出るのか?

 

その理由は、何点かありますが、

大きく分けると次の3点だと思っています。

 

・現時点での会社の実力

・行動力&行動スピード

・OB様や協力業者さん、ビジネスパートナーさんとの関わり方

 

現時点での実力や行動力で結果の差が出るのは、

大抵の方は想像できるかと思うのですが、

個人的には関わるいろんな会社・スタッフさんと

良好な関係を構築でき、

自社の味方やファンをつくっていくことができるかどうかが、

ビジネスが広がるか否かの分水嶺だよなぁ、と感じています。

 

こういうことが自然とできる体質の会社さんは、

弊社が提案したことが結果に出て、

自社を応援して下さる方が自然と増えていき、

売れやすい環境がいつの間にか出来上がっているのです。

 

こういう会社の特徴としては、

 

・とにかくオープンマインドである

・人様のお客に立つことが大好きである

・経営者やリーダーがとにかく人間好きで好奇心旺盛

・すなおで謙虚

 

ということが挙げられます。

 

例えば、先日教えていただいた例としては、

お引渡し間際のお客様に

引っ越し業者さんの紹介を依頼された、

あるクライアント様がおられます。

 

その引っ越し業者さんと打合せしている中で、

その引っ越し業者さんの担当者の後輩を紹介してもらった、

なんて例があるのです。

 

詳しく話を聞かせていただくと、

そのクライアント様はもともと、人間教育に力を入れていて、

誰とコミュニケーションを取る時でも

礼儀正しく丁寧に接する、という当たり前のことができているのです。

 

一方、引っ越し業者さんは、

いろんな建築会社の担当者と打合せしますが、

そのエリアの大半の建築会社の態度や応対が、

ただただひどいそうなんですね。

 

そんな中、弊社のクライアント様は、

丁寧に礼儀正しく接してくれた。

 

その担当者は、たまたま後輩から

家を建てようと思っているけれど、

どの会社が良いですか、と相談を受けていた、

という次第です。

 

例えば、シルバー人材センターから

派遣で自社の清掃に来て下さっている方でも、

毎日出入りする宅急便やヤクルトさんのスタッフさんでも、

誰に対しても礼儀正しく丁寧に、

そしてオープンマインドで接していれば、

良い関係は広がっていくと思うのです。

 

こういう会社は、商売がうまくいく確率が高いのです。

 

一方、いろんな形で関わる方たちと

良い関係が広がっていかない会社は、

商売のネットワークも広がっていかない。

 

自社を応援して下さる方たちも増えていかない。

 

こういう会社は、ノウハウ取得に走ったり、

いろんなFCVCに加盟して武器を持ちたがりますが、

そもそも商売で最も大切な、

人様とのつながりを広げ、深めていくということが苦手なので、

何をやってもうまくいく確率が低いのですね。

 

皆さんの会社、それから皆さん自身は、

関わる方たちと良い関係を築き、

それを広げていくことができているでしょうか?

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【4519回】 安藤忠雄さんの講演会

2023年05月15日 | 住宅コンサルタントとして

建築物ももちろんですが、

その生き方や物事の考え方が大好きな、

安藤忠雄さん。

 

安藤さんのリアルな話を聴きたいとずっと思っておりましたが、

この度、安藤さんの講演会のチケット、入手することができました。

 

これは下関青年会議所さんが、

6月3日に企画して下さった講演会なのですが、

これに見事、当選することができたのですね。

 

下関青年会議所さん、

企画をして下さって本当にありがとうございます。

 

安藤さんの建築ですが、

日本国内で言うと、水の教会や真駒内の大仏、

秋田県立美術館、直島の数々の建築物などを

見学してきましたし、

海外でもヴェネツィアのプンタ・デラ・ドガーナなどを

現地で見に行かせていただきました。

 

でも、直に安藤さんのエネルギッシュなお話を聴きたい、

とずっと思っていたのです。

 

私も50代になりましたが、

60代、70代になっても、

安藤さんのようにエネルギッシュでいたいと思っています。

 

6月3日が本当に楽しみです。

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【4518回】 業界の10年後を予想する

2023年05月14日 | 住宅コンサルタントとして

業界が不景気になってくると、

胡散臭いノウハウ販売や

FC・VC本部の解明店募集の広告が、

やたらと目に入るようになります。

 

まともな住宅会社の経営者や幹部なら、

そんなコピーや数字に騙されないのになぁ、と

感じずにはいられないような、

誇大広告をWEB上でガンガン流していたり、

大して成功していない住宅会社の経営者や幹部を

講師として招いてのセミナーを開催したりしています。

 

こんな広告に反応するような会社さんに

もしお客様になっていただいたとしても、

それは長続きしないお付き合いとなり、

結局、このノウハウ販売会社やFCVC本部は、

常に新しいお客様を発掘し続けなくてはならないのだろう、

と個人的に思ってしまいます。

 

私がコンサルの世界に飛び込んだのは、2005年。

 

入社して最初の1年半は、

とにかく必死で目の前の仕事に取り組んでいましたが、

1年半が経過して、コンサルの世界に違和感を感じ始めました。

 

なぜこんなに短期間でクライアント様とのお付き合いが切れるのか?

 

なぜこんなにもクライアント様に困っているコンサルが多いのか?

 

なぜこんなにもセミナーを開催し、

なぜこんなにもDM代を使う必要があるのか?

 

そしてこんな内容の薄いセミナーを数多くやっていては、

業界からの信用がゼロになるし、

どの住宅会社さんも参加しなくなる、と感じ、

誇大広告を打たずとも、セミナーを開催せずとも、

スケジュールがしっかりと埋まるような仕事をしようと決め、

当時の会社とも距離を取り、

自分独自のスタイルを追求するようになりました。

 

広告を打ちまくると、広告効果は下がるのです。

 

目指すべきは、広告をお客様が目にされたときに、

 

「あの会社の広告なら、興味あるな」

 

と思っていただけるような信用を日頃から得ておくことなのです。

 

 

そして個人的に感じるのは、

住宅業界の広告ももう本当に多すぎて、

消費者の信用を下げているのではないか、ということ。

 

広告効果は間違いなく下がっていきますから、

自社の広告をお客様が目にされたときに、

ちゃんと手に取ってみていただけるだけのブランディングを

日頃からやっておくことが重要でしょう。

 

更に営業マンとして長く活躍したいのであれば、

新規のお客様の来場は減り続ける前提で

日々の仕事をした方が良いということ。

 

会社のモデルハウスや見学会に来場して下さるお客様の絶対数は、

間違いなく年々、減少していくのです。

 

ということは、どういう姿勢で仕事に向き合い、

どういうスタンスでお客様とお付き合いをすればよいか、

分かりますよね?

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【4517回】 上がヤイヤイ言わなくとも、現場に危機感がある会社

2023年05月13日 | 住宅コンサルタントとして

弊社のクライアント様の中で、

注文住宅において、年間200棟以上の規模の会社で、

モデル企業として各クライアント様にお伝えしている、

あのクライアント様ですが、

4月の契約棟数はあまり芳しくありませんでした。

 

コロナ禍の中でも、

ウッドショックに端を発した建築資材価格高騰の中でも

これまで順調過ぎるくらい順調に推移してきた会社です。

 

結果がイマイチ、というのは、

私の記憶の中では6~7年ぶりなので、

会社全体の空気感、特に現場の空気感が

気になっておりました。

 

で、実際にお伺いして主要メンバーとお打合せしたところ、

特に現場に危機感がバリバリあり、ホッとしました。

 

経営陣よりも、現場の店長や主任クラスに

猛烈に危機感があるのです。

 

こういう会社は、実は非常に強いのです。

 

一方、業績不振となった時に、

トップは危機感を持っているのに、

現場の店長や主任が、

 

「この景気の悪さで、お客様の来場ないのに、

受注を上げるなんて無理だよね・・・」

 

みたいな感覚を持っている会社は、まずいのです。

 

現場に危機感がある、ということは、

現場の店長・リーダークラスが

会社の業績を自分事としてとらえているのです。

 

更に自社の力からすれば、

まだまだ受注を上げることが可能である、と

自社に自信と誇りと愛着を持っているのですね。

 

ところが、現場に危機感が無い会社は、

リーダークラスが会社の業績を他人事だととらえているのです。

 

そして自分の会社に自信と誇りと愛着も無いのです。

 

どれだけ商品力が高くとも、

どれだけ広告にお金をかけようとも、

現場のスタッフが会社の業績を

自分事だととらえてくれている会社は、

足腰が強く、困難を乗り越えていけるのですね。

 

皆さんの会社は、

会社の業績を自分事だととらえることができているでしょうか?

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【4516回】 ただの良い人が売れる営業マンに進化するには・・・

2023年05月12日 | 住宅コンサルタントとして

ありがたいことに、大半のクライアント様とは

本当に長いお付き合いをさせていただいておりまして、

いろんなクライアント様のスタッフさんが

新卒で入社されてきた時から

トップ営業マンや幹部に成長されていくシーンを

拝見させていただくことも多いです。

 

昨日、お伺いさせていただいていたクライアント様も

15年以上のお付き合いで、

昨日の営業マン研修に参加いただいたスタッフさんの中で、

私がご縁を頂戴した時からいるスタッフさんは、

わずか1名というくらい、大半のスタッフさんに関しては、

入社当時から今日までの成長を拝見しています。

 

そんな中、新卒入社当時から素直で

非常に性格も素晴らしいのですが、

営業マンとしてなかなか芽が出なかった方がおられます。

 

若くてイケメンなのですが、

とにかく人が良すぎて、なかなか結果が出なかったのです。

 

ところが、昨年、見事にブレイクされまして、

一気にトップ営業マンの仲間入りをされました。

 

今年もここまで堅調に受注されていて、

昨年の結果はフロックではないことを証明してくれています。

 

昨日、営業研修の中で、

私が参加メンバーの皆さんに課題として出した問いに対し、

何名かの方に発表していただいたのですが、

この昨年ブレイクした若手営業さんにも発表をしていただいたのです。

 

で、ご本人の発表を聞いて、私、感動しました。

 

「そりゃ、お客様に選ばれるよな!」

 

と本気で思いました。

 

それは何故か?

 

この営業さんの言葉が、

誰かから借りてきた言葉ではなく、

自分自身が心の底から思っていることを

ブレることのない信念が宿っていたからです。

 

非常に地に足がついた、重みのある自分の考えを

皆さんの前で発表して下さいました。

 

 

おそらく、なかなか営業マンとして芽が出ない中、

焦りもあったでしょうし、不安だったと思うのです。

 

そんな中、自分は住宅会社の営業マンとして、

お客様にどうなっていただきたいのか?

 

そのために自分は何をサポートさせていただくことが最良なのか?

 

そんな問いに真摯に向き合い、

自分の中でブレない軸が出来上がったのではないか、

と私、お話を聞かせていただいている中で感じました。

 

その言葉に、薄っぺらい部分など微塵も無く、

本当に言葉が力強かったのです。

 

 

結果が出ていない営業マン、売れない営業マンは焦ります。

 

そしていろいろなことに取り組むのですが、

それよりも自分はそもそもお客様にどうなっていただきたいのか?

 

そのために自分はどんなサポートをすべきか、ということを考え抜いて、

お客様のお役に立てるよう、研鑽する。

 

そういうことをクリアした営業マンの言葉は、

薄っぺらい営業トークマニュアルを暗記したような軽さは無くなり、

地に足のついた、重い言葉となるのです。

 

それが自分に合うお客様には刺さるようになるのです。

 

お客様にどうなってもらいたいのか?

 

そのために自分はどんなサポートをし、

どんな知識をマスターしておくべきか?

 

こういう命題に向き合った営業マンが、

お客様に選ばれるようになるのです。

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【4515回】 波動が悪くなった時の対処法

2023年05月11日 | 営業マンとして

こういう仕事をさせていただく中で、

ある程度、人を見る眼が養われたのではないか、

と個人的に思っております。

 

クライアント様のスタッフさんや勉強会のメンバーとは、

定期的にお会いしておりますので、

最近ツイてないと思われる方は、

それはもう一目見ると一発で分かります。

 

その人から出ている波動が良くないのです。

 

自分自身の心の状態が、

例えば自信が無かったり、

精神的に安定していなかったり、

自分自身を認めることができていないと

その人からは良くない波動が出てしまうのですね。

 

その状態でお客様とお会いして

商談を進めたとしても、ほぼうまくいきません。

 

お客様も敏感ですし、

おそらく本能的にいろんなことを感じるのでしょう。

 

人間、良い時もあれば、悪い時もあります。

 

ツキを感じられなかったり、

思っているような成果が出ない時、

人はどうしても波動が良くなくなってしまう。

 

こういう時、自力で自らの波動を高めようと思わないことです。

 

こういう時は遠慮なく、他の人の力を借りることです。

 

いつも明るくてポジティブな方と

一緒にご飯を食べたり、お話をさせてもらったりして、

とにかくポジティブなエネルギーをたくさん浴びるに限ります。

 

良い波動の方にたくさん会うことで、

いつしか自分の波動も確実に良くなっていくのです。

 

 

今でこそ、私はいつでもポジティブオーラ全開で

いられるようになりましたが、

その昔、建材メーカーの営業マン時代は、

落ち込むこともイライラすることも多々、ありました。

 

こういう時、当時から厚かましかった私は、

大好きなお客様や先輩のところにいっては、

図々しく相談させてもらっていたのですね。

 

で、自分が好きな方(=ポジティブで人間性が素晴らしい方)と

接することで、自分自身のマインドが正常に戻っていく感覚を

当時から持っておりました。

 

そうやって、ツイていないことがあった時、

上手くいかないことがあった時も

自分の気持ちをうまく切り替え、

結果、いつも明るくて楽しそうに仕事をしている営業マン、

という印象をお客様に持っていただけるようになり、

多くのお客様に買っていただけるようになっていったと思います。

 

自分の波動があまり良くない時は、

良い波動を出しまくっている方を食事にお誘いし、

パワーをいただきましょう。

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【4514回】 プロの営業マンとアマチュアの営業マンの違い

2023年05月10日 | 住宅コンサルタントとして

自分が気に入った商品、

自分が心からほれ込んでいる商品しか売れない営業マンを

私はプロだとは思いません。

 

そういう営業マンは、

自社が扱っている商品が自分の好みとズレてくると

途端に売れなくなるからです。

 

住宅業界で言えば、

在来だろうが、2x4だろうが、鉄骨だろうが、

モダン系の住宅だろうが、ログハウスだろうが、

何でも売るのがプロの営業マンです。

(ただし欠陥住宅・粗悪住宅は売ってはダメです。

あくまでも、品質が良い家という前提です)

 

今の会社から別の会社に移ったとしても

そこでも売れるのが、真のプロ営業マンなのです。

 

では営業マンとしてのプロとアマの違いを

もう少し掘り下げてみたいと思います。

 

アマチュア営業マンは、

自分の主観が全てです。

 

そしてアマチュア営業マンは、

商品を売っているのですね。

 

一方、プロの営業マンは、

お客様の不満や不安、問題点を起点に考えます。

 

お客様の不満や不安、問題点を解決するための解と

自社の商品の特徴を関連付けて説明し、

当社の住宅であれば、その不安や問題点を解決できる、

ということをお客様が理解できるように導きます。

 

更には会社の考え方や取り組みを伝えながら

お客様の不安を解消していきます。

 

結果、「この人なら任せて大丈夫」と信頼され、

契約に至るのです。

 

すなわち、プロの営業マンは、会社と自分を売っているのです。

 

プロの営業マンは、

ある一定のレベルの商品やサービスであれば、

何でも売ることができる。

 

一方、アマチュア営業マンは、

自分が心から気に入ったものしか売れない。

 

皆さんはどちらのタイプですか?

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【4513回】 今の時代の最高のモデルハウス

2023年05月09日 | 住宅コンサルタントとして

住宅会社にとっての最高のモデルハウスとは何か?

 

答えは非常にシンプルです。

 

そのポイントをまとめると、

 

・来場されたお客様の目がハートになっている

 

・来場されたお客様の口から「このまま建てたい」という言葉が出る

 

となります。

 

お客様から上記のリアクションを得られるモデルハウスをつくる上で

ポイントとなるのは何か?

 

それは、「外観デザイン」「内観デザイン」「間取り」「ディスプレイ」の点で

今のお客様が潜在的に求めているポイントをおさることです。

 

外観デザインに関してのポイントは、

「○○〇〇―〇」を採用することと、

屋根形状は片流れにすること。

 

そして色の使い方に関しては、

○○〇をベースに○○をアクセントに使うことです。

 

また内観に関しても、

淡い木目をベースに○○〇をアクセントにうまく合わせること。

 

間取りに関しては、

○○○○〇と○○〇○○ルームを隣接させることと

玄関からキッチン・リビングまでの動線上に

上記2つの空間を配置することです。

 

ディスプレイに関しては、

安っぽい小物を使わないこと。

 

スタッフの私物であったり、

雑貨であっても質の良いものをチョイスすること。

 

家具は色味だけではなく、

足の形状や厚みがスッキリとしたものをチョイスすること。

 

こうした点をおさえたモデルハウスを持っていると、

ライバルに対し、圧倒的に商談を優位に進めることが可能です。

 

というのは、このポイントを押さえたモデルハウスを

持っているクライアント様の来場契約率が

劇的に上がっているのですね。

 

これらのポイントを押さえたモデルハウスが無い住宅会社は、

移動型のモデルハウスを建てるか、

今の常設のモデルハウスを建て替え、

もしくはフルリノベする必要があります。

 

 

時代の変化と共に、

お客様にウケる間取りやデザインは変わります。

 

上記に挙げたポイントは、2022年後半~2023年前半のトレンドです。

 

これが2025年とかには、またちょっと変わっていることでしょう。

 

皆さんの会社のモデルハウスは、

お客様の目をハートにすることができていますか?

 

「このまま建てたい!」

「ここに住みたい!」

 

という言葉がお客様の口から自然と発せられているでしょうか?

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【4512回】 洗練された街と建物がもたらすもの

2023年05月08日 | 住宅コンサルタントとして

GWにオーストラリアに行き、

メルボルンとシドニーの街で過ごしていましたが、

特にメルボルンの街を家内と歩いているだけで、

とても楽しかったです。

 

素敵な街並みを歩いていると、

自分の歩くスピードに合わせて

変わっていく景色を全身で感じるだけで、何か気分が高揚するのです。

 

また内装や照明、メニューブックや器が洗練されたレストランで

何を食べようかと考えながら、身振り手振りでオーダーし、

出していただいた料理を食べているだけで、とても楽しい。

 

更にデザイン性が高いホテルで過ごす時間は、

心身共にリラックスできますし、睡眠の質も非常に高くなる。

 

欧米の住空間と日本の住空間で圧倒的に異なるのは、

照明の使い方だなぁと個人的に思っています。

 

とにかく天井に明るい照明をつけたがるのが日本。

 

欧米の場合、天井から床を照らす、という発想は非常に少なく、

間接照明であったり、壁付の照明を一度、天井に当て、

その天井から反射する柔らかい光で一部分を照らしたり、

更にはピンポイントを照らすために照明を設けるなど、

とにかく夜、明るすぎず、とてもムードある空間になるのです。

 

お洒落で薄暗い中で過ごしていると、

本当に交感神経と副交感神経が入れ替わって、

日頃睡眠が浅い私も、なぜかぐっすり眠れたりするのです。

 

欧米(今回はオーストラリアでしたが・・・)のホテルは、

デザイン・照明・素材などの面で、いつも勉強になるのです。

 

 

素敵な街であったり、洗練された空間で過ごす時間は、

人生をとても豊かなものにしてくれるのです。

 

そんな素敵な街や洗練された建物が、日本に増えていき、

日々、幸せで豊か暮らしする方が一人でも増えるよう、

日本の住環境のレベルの向上に少しでも貢献できれば、

と改めて思ったGW休暇でした。

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【4511回】 日本に帰国

2023年05月07日 | 旅のキロク

昨日、無事日本に帰国しました。

 

非常に評判の悪いヴィジットジャパンも不要で、

ほぼコロナ前の帰国のパターンに戻りました。

 

あの空港に大量にいた、

接種証明書や意味不明な書類を出せ、とシャウトしていた、

本当に無駄な人がいない空港って素敵です。

 

ちなみにオーストラリアではマスクをしている方は、

1日2~3人くらいしか見なかったのですが、

日本に着いて、空港の外に出ると

マスクをしている方が未だにたくさんおられることに

 

「あ~、これが日本だな・・・」

 

と思った次第です。

 

ヒノキ花粉も収まったようなので、

私もマスクを外して過ごさせていただこうと思います。

 

今回のオーストラリア旅行では、

まさかの到着して初日に

帰国する予定の飛行機の欠航が決まりました。

 

旅行代理店を通して、往復で手配している航空券の場合、

往路を利用して、復路が欠航すると

旅行代理店としてもどうすることもできず、

航空会社の判断によるとのことで、

こういうケースがこれまで無かったこともあり、

私にとって非常に良い勉強になりました。

 

航空会社に対し、旅行代理店としては何も言えないので、

こういうトラブルがあると、

 

「代理店の意味ある?」

 

とこちらが思ってしまうような対応しかできないのですね。

 

最悪、復路便は捨ててでも

帰国を優先しないといけない方が大半でしょうから、

海外に行く時は、お金を捨てるケースもある、

という覚悟も必要ですね。

 

実際、私たちはフィリピン航空からいくら返金してもらえるのか、

現時点で何もわかっておりません。

 

自分で手配したANAのシドニー→羽田便は、持ち出しです。

 

まあ、私の場合、この事件もネタになる、と思っておりますが・・・。

 

海外に行く際の航空会社選びは、本当に重要です。

 

そして今回のオーストラリア旅行の最大の目的は、

何もしない、ということ。

 

年明けからハードな日々を過ごし、

身体も頭もちょっとリフレッシュを求めていたような気がします。

 

なので、難しい本も持っていかず、

ただただ心身をリフレッシュしたかったのですが、

それは見事、クリアできました。

 

明日から仕事ですが、

今、仕事をしたくて仕方ありません。

 

明日からまた、仕事三昧の日々を過ごしたいと思います。

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【4510回】 オーストラリア最終日

2023年05月06日 | 旅のキロク

昨日、メルボルンからシドニーに帰ってきました。

 

ホテルにチェックインしたのが3時前でしたので、

最後のショッピング、ということで、

オーストラリアで大変お世話になったスーパー、

WoolworthsさんとColesさんで最後の買い出しに行きました。

 

最終日になってようやくわかったのですが、

Woolworthsさんは定期的にセールをやっていて、

そのセールの対象商品は、

通常売価の50%オフになったりするんですね。

 

ただそのセールは数日しか続かないので、

セールの日に買うとかなりお得に購入できる。

 

オーストラリア最終日にWoolworthsさんに行くと、

なんとオリーブオイルが半額ではありませんか!

 

通常18ドル(これは初日から何度も確認しました)のオイルが、

この日は何と9ドルになっていたので、

本当に重いのですが、3本購入しました。

 

またはちみつをどうしても買って帰りたかったので、

Colesさんに行ったところ、

目当てのはちみつとマヌカハニーがかなりお安かったので、

こちらも大人買いをしました。

 

全体的な物価は高いオーストラリアですが、

スーパーではお得に買える商品が多々あり、

目当てのものは全て購入することができました。

 

そしてオーストラリア最終日は、

ちゃんとしたレストランを予約してディナーを楽しみました。

 

Mazzaro Restaurantというイタリアンのお店ですが、

最初に出てきたガーリックトーストと

タスマニアサーモンが衝撃的に美味しかった。

 

このガーリックトースト、過去一でした。

自宅でも作ってみようと思います。

 

このフィットチーネに関しては、

私が作る方が5倍は美味しくつくれます。

 

パスタに関しては、イタリアか日本で食べるに限りますね。

 

これがタスマニアサーモンのグリルなのですが、

中が半生で猛烈に美味かったです。

 

写真だと分かりにくいですが、

これ、メチャ大きいんですよ。

 

今日はスイーツまで頼みました。

 

これに食後のエスプレッソまで入れて、

2人で150オーストラリアドル。

 

日本円で14000円くらいなのですが、

オーストラリアの中では破格にリーズナブルなお店だと思います。

 

美味しかった~。

ご馳走様でした。

 

という訳で、本日、ANA便で日本に帰国します。

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【4509回】 メルボルン最終日

2023年05月05日 | 住宅コンサルタントとして

メルボルン滞在3日目。

 

まず朝一でメルボルン・セント・パトリック大聖堂に行きました。

 

 

 

あいにくの曇り空ですが、晴れてたら

メチャ素敵な写真が撮れたと思います。

 

そして見たいと思っていた、ビクトリア州立図書館へ移動。

 

 

建物の外観も素敵なのですが、

何といっても中の設計が素晴らしいんです。

 

 

吹き抜けから下を見るとこんな感じ。

 

こんなお洒落な図書館で、

勉強や仕事ができるメルボルン市民の方、

メチャうらやましいです。

 

洗練されたデザインの街・建物には、

やはり人は引き寄せられる。

 

結果、価値が上がる。

 

メルボルンの都市設計はもちろん、

建物も非常に洗練されていて、

こういう都市をつくっていく必要があると感じます。

 

その後はアーケード街をぶらぶらし、

ショッピングを楽しんでおりました。

 

 

 

カフェにしても、壁が低くて非常にオープンな設計で、

こんな外観だと気軽に入りやすいのでは、と思います。

 

このメルボルンという都市、本当に魅力的な都市で、

3泊ではぶっちゃけ、足りませんでした。

 

後、どのお店のスタッフさんもフレンドリーで

また必ず、メルボルンは訪れたいと思います。

 

ということで、本日、シドニーに戻り、

明日、日本に帰ります。

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【4508回】 オーストラリアの物価

2023年05月04日 | 住宅コンサルタントとして

オーストラリアに着いて5日目となりますが、

まあ予想していたものの、

オーストラリアの物価の高さには、

やはり腰が引けてしまいます。

 

コーラのペットボトル500ミリリットルが

一体、いくらだと思います?

 

コンビニで購入すると、何と1本400円くらいします。

 

ミネラルウォーター500ミリリットルも1本200円以上。

 

サンドウィッチは500~600円くらいですし、

スーパーの総菜コーナーのお寿司は

サーモン4貫入って800円くらいなんですね。

 

日本のコンビニやスーパーの感覚の2~3倍の感じ。

 

外食しても、日本だと一人4000円~5000円くらいかな、

というクオリティとボリュームで、こっちだと1万円くらいです。

 

以前、パースに家族で来た時に、

オーストラリアの物価の高さを経験しているのですが、

いや、さすがに500のペットボトルのコーラに400円って、

買うの、ためらいますよね?

 

スーパーの野菜とか肉・卵、

スーパーで売られているミネラルウォーターは

日本と同じくらいなんですが、

人が介在すると途端に高くなる。

 

オーストラリアの最低賃金が2000円くらい、

しかも土曜はその1.2倍、日曜は1.5倍らしいので、

まあ、当然そうなるのですが、

にしても、やはり高い。

というか、日本が安い。

 

ちなみに他の国はどうなっているのか、と

YouTubeでニューヨーク在住の方の暮らしを見ていたら、

やはり物価は日本の2~3倍くらいかな、と感じました。

 

今、欧米の方が日本に来ると、

あまりの安さに衝撃を受けるだろうと

改めて感じました。

 

アジアだけでなく、欧米の方の中にも

リピーターが増えている。

 

その理由は、日本のアニメや文化だけでなく、

物価の安さ、コスパの良さも大いに影響している、

ということは明白です。

 

日本国内で日本の商品やサービスに触れてもらい、

ファンになっていただくことで、

日本のあらゆるものを海外で売るチャンスとなります。

 

実際、オーストラリアの市場で

普通に和牛が売られていたり、

日本のお菓子が売られていたりしていたので、

過去は車や家電、機械が中心でしたが、

今後、ありとあらゆる日本のものが

海外に輸出するチャンスだなぁ、と個人的に感じましたよ。

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【4507回】 世界一住みやすい都市 メルボルンに来た

2023年05月03日 | 住宅コンサルタントとして

今回の旅のメイン、メルボルン。

 

メルボルンやパースなどのオーストラリアの都市は、

住みやすい都市ランキングで上位を占めています。

 

メルボルンもパースも、過去世界一を取っているかと思います。

 

そんなメルボルンに、ベタですが今回初めてきました。

(家内は大学の卒業旅行で一度、来ているのですが、

ほぼ記憶がないそうです)

 

シドニーも海沿いで素敵だったのですが、

個人的にはメルボルンの街並みを見て、

一瞬で虜になりました。

 

 

 

 

新しく開発されたところは高層ビルが建っているのですが、

街の旧市街とかだと歴史を感じさせる建物が多く、

しかも洗練されたデザインで緑も多いのです。

 

今、南半球は秋ですが、

紅葉もとてもいい感じ。

 

更にメルボルンに来て感動したのは、

街の中心部を走るトラム(路面電車)が

何と無料なんですね。

 

人口500万を超える都市なのに、

渋滞がそれほどひどくないのは、

こうした政策が有効なのでしょう。

 

オーストラリアは、オーガニック意識が高いことでも有名で、

化粧品など優れた商品が多いそうです。

(←家内情報)

 

 

今日、明日とメルボルンをトコトン満喫したいと思います。

 

にしても、メルボルン、一目見て気に入りました。

 

ヴェネツィアのように、定期的に訪れたいと思います。

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【4506回】 食材を買い漁る

2023年05月02日 | 住宅コンサルタントとして

以前は海外に来ると、靴や服を買いまくっておりましたが、

物欲がめっきり減った私は、

ここ数年、海外では食材を買い漁ってしまいます。

 

サラダ油をはじめ、さまざまなオイルの価格が、

ロシアがウクライナに侵攻して以降、

世界的なインフレの影響を受けて高騰していますが、

昨年、スペインに行った際、

オリーブオイルやトマトソースを買いまくっていたので、

実はオリーブオイルには困っていなかったりします。

 

そして今回、オーストラリアでは、

家内は化粧品をかなり買いたいようです。

 

オーストラリアの化粧品、いろいろあるみたいです。

 

で私は食材を買い漁りたい訳ですが、

昨日、シドニーのチャイナタウンに行き、

いろいろと買い漁ってきました。

 

まずはオイスターソース。

 

日本では見たことが無いメーカーのオイスターソースが

多数揃っていたので、迷わず購入。

 

次に豆板醤。

 

これも日本で見たことのない種類のものがあったので、

迷わず買いました。

 

後は中国の醤油や香味油を買いました。

 

メチャ美味しい麻婆豆腐をつくる上で、

豆板醤も複数のものをブレンドしたいし、

醤油も中国醤油を使いたかったのです。

 

花椒のホールやキクラゲ、クコの実なんかもとにかく安い。

 

調べてみると、シドニーには中国の方が多数おられることもあり、

チャイナタウンにあるスーパー、とにかく中国の商品が安いのです。

 

日本の価格とは、全く違いました。

 

ちなみにこのスーパー、

日本のものも多数、ありました。

 

出前一丁やどん兵衛、オタフクソースまであったのですが、

日本のものは日本から仕入れて売っているので、

当然高かったです。

 

後は地元シドニーのスーパーで

オーストラリア産のオリーブオイルやお菓子も買いました。

 

本当に飲食店の仕入れか、というくらい、

食品を買い漁ってしまいます。

 

ということで、本日よりメルボルンに行ってきます。

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