鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4521回】 当たり前のことをやり続け、改善を繰り返し続けるだけでうまくいく

2023年05月17日 | 住宅コンサルタントとして

4月の来場は、弊社のクライアント様全体で言うと、

あまり芳しくありませんでした。

 

ところが昨日、お伺いしていたクライアント様は、

4月の来場も非常に好調だったのです。

 

完成見学会で、新規のお客様が15組だったり、

1店舗で20組以上の新規のお客様が来店されたりと、

4月の結果をいろんなクライアント様から聞いていた私は

正直、「何があったん!?」と思いました。

 

そこで各店の店長にいろいろと質問をさせていただいたのですが、

結論、私も含め、他社もあまり意識していないことに

非常にこだわって、愚直にやるべきことをやっていた、

ということが集客好調の要因でした。

 

例えば、チラシを制作する際に、

 

「紙質は何で、厚みはどれくらいが良いのか?」

 

「来場プレゼントは、何が一番、刺さるのか?」

 

といった、細かな部分まで、スタッフさんで話し合い、

かつどこにポスティングをするのか、

折り込みはしなくて良いか、

WEB広告やSNSでの発信はいつから

どこまで範囲を広げるのか、ということまで、

当たり前のことを丁寧に皆で打合せし、

着実に実施されていた、ということなのです。

 

私自身もチラシにそこまでこだわる感覚が

正直、頭から抜けていましたし、

来場プレゼントも無くて良いのかな、と思っていましたが、

あるものを来場プレゼントにすると、

家を検討している世代の方の来場がUPする、

という結果を教えていただいて、

自分自身の視点がズレていることを認識できました。

 

ついつい私たちは、新しいことにチャレンジしたがりますが、

こうした当たり前のことを愚直にやることの大切さを

忘れてはいけませんね。

 

凡事徹底です。

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