鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4523回】 品の良い、ポジティブなスタッフが増えるだけで・・・

2023年05月19日 | 住宅コンサルタントとして

この仕事をさせていただいて、

毎日多くの方とお会いさせていただいているからか、

人とちょっとお話をしたり、

その方の仕草や視線を見ていると、

大体どういう方なのかが分かります。

 

そして住宅会社の業績を高めるために、

必要なことも分かっているので、

時に大胆なご提案をさせていただくこともあります。

 

業績を高める上で、

素晴らしい人間性とポジティブで素直なスタッフさんは、

正直、欠かせないのです。

 

あるクライアント様で、その特徴を持った営業マンがいないので、

 

「現場監督のAさんを核に、営業チームをつくった方が、

絶対に業績は上がります。

部署異動を決断して下さい」

 

と6年ほど前に迫ったことがありました。

 

ただ、当時の社長のお考えで、それは実現しなかったのです。

 

それが昨年、ようやく私の提言を受け入れていただき、

現場監督のAさんが営業部に配属されました。

 

更に営業部に昨年、入社したBさんと、

積算から広報に異動したCさん(Cさんの異動も猛烈にお願いした)のおかげで、

営業チームの雰囲気がガラッと変わったのです。

 

この3名のスタッフさん、皆ポジティブで品も良く、

すなおで前向きなんですね。

 

これで営業部隊の雰囲気が劇的に良くなったのです。

 

こういうオーラが会社から出ていない場合、

良い商品を持っていても、

良い企画を実行したとしても、

結局、自社を応援して下さる方が増えづらいので、

長い年月、一所懸命取り組んだとしても、

売れやすい環境がつくられていかないのですね。

 

結果、全ての取り組みが単発で終わってしまうのです。

 

一方、関わる方がファンとなっていただくような会社の場合、

金利で言えば複利で回っていく感じで、

ファンが年々、増えていってドンドン売れやすい環境が整う感じなのです。

 

関わる方がファンになっていただける会社になるには、

まずは自分たちから出ている波動がプラスになるように

する必要があるのです。

 

それにはポジティブで素直で、明るくて品の良い方を中心に

チームをつくらなくてはならないのです。

 

経験と知識は申し分ないくらいあるのに、

ネガティブな波動で品も無く、

人の悪口が自然と出るようなオッサンを

営業チームに入れているだけで、

一気に売れにくいチームとなるのです。

 

こういうことが分からない会社が、

今、苦戦しているなぁ、と感じています。

 

皆さんの会社から出ている波動は、

良い波動ですか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする