鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1080回】 感覚が優れていて決断が早い経営者のトップダウン

2013年12月15日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるクライアント様のリフォーム部門でのコンサルティング。

お付き合いがスタートして、まだ1年半のクライアント様ですが、
リフォーム事業に参入し、更にはショールームもつくっていただき、
そのショールーム効果は数字に如実にあらわれていました。

これまでリフォームを事業として本格的に展開されたことがないのにも関わらず、
リフォーム事業に参入することを1年半前に即決されました。
更にはショールーム設立の提案をさせていただきました。
ショールームをゼロからつくることにはそれなりに投資がかかるのですが、
その決断も即決でした。

ショールームがオープンして、まだ3か月も経っていませんが、
ショールームを中心としたマーケティングの成果が如実にあらわれていました。

もう、完全に人手が足りません。

そんな状況にも関わらず、私自身、また新しい提案をさせていただきました。

2014年以降の状況の予測してみると、自社の現状は絶好調なのですが、
2015年、2016年あたりは非常に厳しい。
更に商圏を分析してみると、ぽっかりと穴が空いているように感じることをお伝えしたところ、
非常に前向きに検討していただけることになりました。
(というか、おそらく取り組まれます)

こうしたことが出来るのも、
経営の感覚が優れていることと、即決できる決断力がトップにあるからでしょう。

スタッフが超・優秀で、スタッフから前向きな意見が出てきて、
任せていても業績が伸びるようになるというのは、
商圏内で圧倒的な差を他社につけることが出来ていて、
更に幹部の教育に本気で取り組み続けた会社だけがたどり着けるところです。

そこに行くまでは、やはりトップダウンでトップがグイグイと引っ張っていくしかないのです。

個人的にはトップダウンでしか、現状は打開できないと思っています。
業績が停滞している会社で、スタッフ全員での合議制では、現状打破できないのです。

トップダウンでしか打開できない。
皆さんはどう思いますか?
コメント
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