鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1074回】 一流のレベルを知って、自分の現状との差を知る

2013年12月09日 | 住宅コンサルタントとして
この土日は、東京に行っていました。

尊敬しているある方のセミナーに参加することが目的でしたが、
せっかく東京に行くのだから、家内の父のお墓参りもして、
更に普段、なかなか体験できないことを体験したいとも思っていました。

今回、東京で宿泊したのは、ペニンシュラホテルです。

東京では龍名館ホテルという東京駅前のホテルが個人的な定宿で、
チェックインが早い時間に出来る時に帝国ホテルを利用する、というパターンなのですが、
その尊敬している方がペニンシュラ好きということもあって、泊まってみようと思ったのです。

ホテル前に泊まっている、ロールスロイスがとても素敵で、
更にアジアンチックな制服を着た女性スタッフが回転ドアを開けてくれる・・・。
チェックイン前にカウンターの前に並んでいると品のあるスタッフが話しかけてくれる。
お部屋まで案内していただき、部屋の説明をして下ったのですが、
その説明も本当に無駄なく、しかも上品で気持ちのこもったものでした。

高級ホテルには滅多に泊まることはありませんが、各ホテルそれぞれ素晴らしい長所があります。
そして何より、各スタッフの対応が本当に勉強になるのです。

声のトーン。
表情。
所作。
言葉遣い。

こうした一流のレベルを体感することで、自分の未熟さを知り、
どこを強化しなくてはならないのかが見えてくるような気がします。

前職時代、師匠が「身銭を切って一流のサービスを受けて、ホンモノを知るべきだ」
ということを教えて下さったのですが、それまでの私は消費活動も結構質素でした。
ただ、このお仕事をするからには、一流のサービスを知らないと、と思い、
結構無理して、定期的に一流のサービスを受けるようにしていました。

その結果、やはり自分にとって大きなプラスになっているなぁと思います。
何せ、自分が世の中のことを何もわかっていない、ということが30代前半でよく分かりましたから・・・。

そして一流のサービスを受け、未熟な自分との差をヒシヒシと感じることで、
もっとレベルアップしないと、と思えます。

皆さんは、一流のサービスを定期的に受けていますか?
コメント
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