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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第726回】 言葉より大切なもの

2012年12月26日 | 住宅コンサルタントとして
2012年は、3回海外に行きました。

まず、お盆休みに上海。
これは完全にプライベートです。

そして9月にイタリアのミラノ。
そして12月の今、バルセロナ&コートダジュール。

9月のイタリアは、ビジネスパートナーである服部さんのコーディネート兼通訳付きでしたが、
上海とバルセロナに関しては、通訳なし、コーディネートなしです。

ホテルも航空券も全て自分で手配します。

更に、私は中国語やスペイン語、フランス語は全く読み書き出来ませんし、
英語は中学1年生レベルしか話せませんし、聞き取りも超苦手です。
(←ちょっとは勉強しろよ!)

でも、現地で困ることはありません。

言葉は簡単な内容しか通じませんが、表情・ジェスチャーでちゃんと相手に伝わるのです。

日本に居ると、言葉の力に頼ってしまいます。

ついつい、感情を込めて伝えることをしなかったり、事務的なコミュニケーションだったり・・・。

でも、海外で言葉の通じない相手に、そんなことをしても全く通じないのです。

だから、まるで俳優さんになった気持ちで、表情とジェスチャーで言いたいことを伝えるのです。

言葉というツールを使わず、自分の感情そのものをぶつけることが、
コミュニケーションを取るのに最も重要なことではないか、と思うのです。

言葉がまだ話せない1歳前後の子どもは、2人集まればいろんなコミュニケーションを取ってますよね。
それと同じなのです。

そして、海外に来ていつも思うのは、あいさつの大切さ。

フランスでは、「ボンジュール」「ボンソワール」。
イタリアでは、「ボンジョルノ!」「チャオ!」。
スペインでは、「オラ!」(いつもこの後に、一人言で「孫悟空」って心の中で言ってしまいます(笑))。

これさえ言えれば、後は感情で大抵伝わるのです。

気が付けば、私は結構日本語を話していたりしますが、それでも相手に伝わるものです。

言葉はコミュニケーションのあくまで1つのツールであり、
心のやりとりの方がより大切である。

皆さんはどう思いますか?
コメント
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