田中川の生き物調査隊

平成12年3月発足。伊勢湾に注ぐ田中川流域の自然と生き物を調べ、知らせる活動をしています。三重県内の生き物も紹介します。

砂浜のオオモンツチバチ

2009-09-12 | ハチ目(膜翅目)
オオモンツチバチ♀
ツチバチ科のオオモンツチバチ♀  Scolia histrionica japonica Smith

津市北部の砂浜海岸や鈴鹿市の砂浜などを歩き回っていて、最も数多く出会うハチの仲間はオオモンツチバチである。海岸に近い我が家の庭にも彼らはやってくる。
夕方になると、砂浜に生えている丈の高いイネ科植物やハマダイコンの先端部にしがみついて寝ている様子が見られる。
砂浜では、♀はコガネムシ類の幼虫を探して飛び回っている。♂は、産卵のために砂に潜った♀を探して飛び回っている。

新訂原色昆虫大図鑑Ⅲによると、「黒色で光沢あり、灰白色ないし黒褐色の長毛を有する。腹端の毛は黒色。♀♂は著しく異なる。」

茨城県では準絶滅危惧種としている。

オオモンツチバチ♀
オオモンツチバチ♀

オオモンツチバチ♂
マサキのオオモンツチバチ♂

オオモンツチバチ♂
ヤブガラシのオオモンツチバチ♂

オオモンツチバチ♂
ハマゴウのオオモンツチバチ♂

オオモンツチバチ♂
ヤブガラシのオオモンツチバチ♂


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