イセエビの刺し網にかかった生き物の内、食べられないものや売れないものは捨てられてしまう。海藻類は乾燥させてから畑の肥料として使われることが多いという。
この日、和具漁港で1個体だけ見つけたワタゲカムリ。
甲は短い軟毛で覆われていて、触った感じはカブトムシのさなぎを手に持った時の感触と同じような気がする。
背中に2対の小さな脚を持ち、カイメンなどを背負うらしい。
カイカムリ科。甲幅は約3センチ。
海藻類の上をゆっくりと歩いていた。
このカニもゴミ箱に運ばれる運命であったが、私が持ち帰った。
2008.4.1
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