ハナアブ科のツマグロコシボソハナアブ雌 Allobaccha apicalis (Loew)
深夜、我が家の玄関灯へやつてきたツマグロコシボソハナアブ。
翅の斑紋が美しいので、ちょいと大人しくさせて鑑賞させてもらった。
美しく装っているものを愛でない手はない。
子供時代に美しい切手を集めていた。美しい翅を蒐集してみたいような気持ちになる。
新訂原色昆虫大図鑑Ⅲによると、
「体長9~14㎜。黒色で、♀は紫色、♂は青銅色の光沢を持つ。額は黒色で灰黄色粉がある。顔面は♂では黒色、♀では橙黄色で幅広い中縦線は黒色、側縁は白色粉を密布する。触角は橙黄色で上縁は暗褐色。肢は淡褐色で後脚の腿節の先端近くの輪と脛節の先端1/3は暗色。翅は♀では透明であるが前縁と末端のみ黒褐色、♂は全体が暗色に曇る。出現:6~10月。分布:本州・四国・九州・小笠原諸島・対馬・五島列島・男女群島;台湾・フィリピン・ジャワ・スマトラ。」
2009.10.1
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