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ケシ科クサノオウ属のクサノオウ Chelidonium majus var. asiaticum
名張市の名張川河川敷を歩く。岸近くにクサノオウの群生が見られた。
『野に咲く花』によると,クサノオウは「日当たりのよい道ばたや草地,林縁などに生える高さ30~80㌢の2年草。花期 4~7月。茎や葉を切ると黄色の乳液がでるので『草の黄』だという説がある。この乳液は有毒だが,鎮静や鎮痛の作用もあり,尾崎紅葉が胃がんの痛みどめに使ったともいわれている。」という。
黄色の花や全体の印象から,優しさを感じてしまい気に入っている植物なのだが,人間にとって有毒な植物なのだと自分に言い聞かせている。姿かたちに惑わされてはいけないのだ。
ケシ科植物は普通アルカロイドを含んでいる。そして,ケシの花は優しく美しい。
2011.5.9
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