
紀伊長島地区の海岸でヒヨドリジョウゴを見つけた。
この地方の海岸は山と海が接している。森林の崖下に海がある。
ヒヨドリジョウゴは海岸植物ではない、山野に生える植物である。
山の崖下に繁茂していた、そしてそこは岩場海岸であった。
2007.8.20
ナス科ナス属 つる性の多年草 有毒植物
花期は8~9月、白い花が咲き、5枚の花びらが反り返る。花筒の入り口には緑色の斑紋がある。雄しべは花柱を取り巻く。

果実は熟して赤くなるが、神経毒であるソラニンを含んでいる。
葉の形は季節によって変化する。春には5裂した葉が多く、夏から秋にかけては、写真のように3裂したものや全縁のものが多くなる。

茎、葉柄などに軟毛を密生し、葉柄で他物に絡み付いて伸びる。

他の植物が育たないくらい、かなり大きな群落となっている。