
芦原海岸のコウボウムギ群落 2009.4.27
カヤツリグサ科スゲ属のコウボウムギは砂浜の海浜植物の代表的なもの。
普通は雌雄異株。日本では北海道西南部から琉球列島にかけて分布。
学名はCarex kobomugi Ohwi 種小名が和名に基づきコーボームギと命名されている。
もう一ケ月もしないうちに、この海岸はハマボウフウの緑の葉と白い花で埋め尽くされる。
他の海岸では、広い見事な砂浜に松の木をせっせと植えている人がいる。ゴミ拾いもしてくれるから、地元の人たちが喜んでいるとも聞く。砂浜に生息する生き物たちのことは顧みようともしない。砂浜に園芸植物を植え、サツマイモを栽培して、松の手入れをして人生を楽しんでいる。
松なんか抜いてしまって、コウボウムギやハマボウフウなどの海浜植物でも植えていりゃいいのにと思う。

コウボウムギ雄株

コウボウムギ雌株