
ハマボウフウの花が咲く。悪質な盗掘にあってから三年。
一株残らず採り尽くされたかのように見えた砂浜に、ハマボウフウは再生した。
ハマボウフウは宿根で種子でも増える。わずかに残った根が成長し株数も増えた。
砂地が目立たなくなってきた。
ハマボウフウは砂丘の花だ。ひとりでも多くの人に、この風景を見守って欲しいと思う。
2007.5.27
ハマボウフウの花や葉にいた虫たちです。

フタモンアシナガバチ
平地では一番多く見かける。

セグロアシナガバチ
日本のアシナガバチの中で最大で、スズメバチに対抗できる唯一の種。

ヒメカメノコテントウ 模様にはいくつかのパターンがある。

ホソハリカメムシ
イネ科の植物が大好きなカメムシ。ハマボウフウの花も嫌いではないようだ。

ヒメマダラナガカメムシ
このあたりではハマヒルガオに寄生している。ハマボウフウの花もお気に入りのようだ。

ヒメマルカツオブシムシ
毛織物や昆虫標本を食べる害虫として名高いが、野外では花にやってくる。

ナミハナアブ♂

ナミホシヒラタアブ♀

ヤマトマダラバッタの幼虫
海浜植物の豊かな砂浜に生息する。

シラホシカメムシ♂♀