たまてばこ新聞

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CS配信鑑賞「Occultic;Nine-オカルティック・ナイン-」。

2017年01月03日 23時11分19秒 | TVアニメ鑑賞記録
 5日間で一気にまとめて視聴。観終わって、やはり一気観にして良かったと感じました。録画していたHDDがひかりTVの新チューナーに非対応だったせいで観られず、配信視聴に切り替えたことも一気観の理由でした。

 原作があることすら知らず、前情報なし、でも原作者の名前を見た時から中二臭がぷんぷん感じられました。案の定、中二だった(苦笑)。

 序盤から電波出しまくりの展開、絶対ついていけずにリタイアすると思っていたのが、3話終わった時点でもう続きが気になってしかたない作品に。まずは、あの独特のセリフ回し、長いセンテンスを息継ぎなし、敢えて抑揚付けずに一気に喋りきる。それもメインキャラほぼ全員がそんな話し方、これはキャストさん達も大変だったでしょう。ここにまず惹かれました。

 そして、一見バラバラに見えた事件や出来事が、大量の死体発見をきっかけに一つのプロジェクト(私欲にまみれた)へ繋がっていく展開は、なかなか見事だったと思います。ネタ的にはおバカで荒唐無稽の一言なので、人を選ぶでしょうが(汗)。某妄想科学シリーズをプレイしているような(勿論原作の方が関わってるから当然)おもしろさがあり、終盤は目が離せなかったです。

 魂とは何か、魂から肉体を解放するとは、不死とは…等々自分が子どもの時代から、いや大昔から人間が解き明かせない謎を、いかにも中二的に強引解釈し、ツッコミどころ満載な点もセリフ回しと目まぐるしい場面転換でごまかす(褒め言葉)もなかなかのもの。

 SRXやUN-GOに続き、Pakoさんのキャラデザ代表作になりそうですね。作画もかなり頑張っていたと思います。キャラクターはメインの我聞、りょーたす、サライ、桐子、森塚が良かった。りょーたすには終盤驚かされました。ただの爆乳娘じゃなかった(爆)。

 体を張って仲間と世界を救った、がもたん、こと我聞はいつかふらりと帰ってくるのではないか。そんな気がするほんのり希望を残したうまい締めくくりの最終回。終わり良ければすべて良し、にふさわしいアニメでした。
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