たまてばこ新聞

アニメ&特撮オタ歴50年、まだ×2現役やってます!龍が如く5絶賛プレイ中♪

アマプラ配信鑑賞「さらざんまい 」。

2019年07月08日 12時18分18秒 | TVアニメ鑑賞記録
 幾原邦彦監督の個性的な作風は、今作でも炸裂しまくりでした。初めて男子キャラをメインにおくということもあり、興味津々でしたが過去作と特に大きく変えてきたところは無く、いつもの「イクニワールド」。意味不明でもあり意味ありげでもある記号だらけの映像、「愛」は「つながり」、と名を変えてストーリーが展開していきました。

 作画もキレイ、キャストも万全、挿入歌「さらざんまいのうた」「カワウソイヤァ」はインパクト絶大。尻子玉を希望の皿へ変えるケッピのキモカワっぷりなどなど、とにかく印象に強く残る要素はてんこ盛り。前作の「ユリ熊嵐」と比べても物語自体はかなりわかりやすくなっており、間口が一気に広がったイメージです。キャラクターそれぞれの求めるもの(欲望)を描く一話一話はおもしろく、次回を配信を楽しみにしていました。

 なので、最終回、エンディングは大感動するかも…と期待していたのですが、意外にあっさりしていたような?悪くはないけれど後々まで傷を残す強烈さは感じませんでした(大きく尺が足りなかった印象もない)。余韻が薄いというか(汗)。メインキャラが中学生男子と、自分にとっては感情移入するには幼い(おばさんですみません/爆)からなのかもしれません。

 ただ、悠の過去やエピローグは犯罪も絡んでいる為、そこだけ異様に重かったです(少年刑務所も登場しましたし)。中学生だからこそやり直しが美しく見える気がしました(高校生だったら刑期終えるころには20代…)。

 次回のイクニ作品はどんなものになるでしょうか。発表は数年後になると思われますが、期待しています!
コメント    この記事についてブログを書く
« CS録画鑑賞「ほら、耳が見え... | トップ | CS録画鑑賞「文豪ストレイド... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿