たまてばこ新聞

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CS録画鑑賞「18if」。

2017年10月04日 10時46分58秒 | TVアニメ鑑賞記録
 純粋なオリジナル作品だと思っていたら、アプリゲームが元になっていたんですね。ゲームのシナリオはどのようなものか知りませんが、結末が余りにもお粗末で何だかなという感じでした。

 眠り姫病の少女達を夢の中に入ることで治していくオムニバス形式、各話ごと監督が変わる変則式はまあまあ許容範囲。パステル画風の回はさすがに驚きましたけれど、それも逆におもしろかったです。終盤の魔女勢ぞろいもちょっと盛り上がった感ありましたし。

 ただ、やはり最終回までの数話、ストーリーの進行役?主人公?の遥人の謎周辺が描かれるところが、設定的にいい加減、辻褄合わせというかとってつけた感が否めなく。なんとなく彼も眠ったままなのだろうと想像はしていましたが、現実世界の彼は画面にほんの少し映っただけで終わり。しかも、新たな世界へ旅立つ=死(?)、という「え??」なラスト。かつての魔女達も神崎も引き留めるでもなく見送るのみで…。

 遥人自身の思いはどこにあったのか、わかり易く途中途中で見せてくれれば良かったんですが…。あと、重要なキャラだったイブも単なる自身のわがまま勝手な感情だけの存在でしかなく、全く共感出来ずで、ますますストーリーを意味不明にしていました。

 作画が全般にレベル低かったのもまずいですね。最終回もデッサン狂いや明らかな手抜き絵ばかりで、演出や音楽に凝っても肝心の見せる絵が悪いと台無しになりますよ。

 神崎役の子安君、遥人役の信長君の掛け合いが軽妙で、それだけが印象に残ったアニメでした。
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