親父ギャグ

そう言えば、昔よく言われました「松原さん、寒いねぇ」という言葉をほとんど聞かなくなりました。そうです。本番中に駄洒落を飛ばしては、寒いねぇという言葉が返ってきたものです。こうした会話があちこちで交わされて総称して「親父ギャグ」と言われましたよ。ほとんど今は死語になってしまったのでしょうか。それともそんな駄洒落やギャグを飛ばすコミュニケーションがとれていないのでしょうか。
そう言えば職場が静かになったと言われます。パソコンに向かって仕事をしているのでしょうか。隣にいる同僚さえも会話がないようですから二、三人がたむろして会話を楽しむことがなくなっているのだと思います。会話がないところには当然ジョークが入りこむことはありませんから親父ギャグが活躍する場がないですね。
上質のジョークは聞き手を楽しませると言う技術だけではなく、自分をより的確に表現する手段でもありますし、よき話し手がよき聞き手になることにつながります。そうだ、親父ギャグの復活もはからなくては…。