フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

6日の菖蒲

2018-05-06 23:59:47 | Weblog
「6日の菖蒲に10日の菊」という言葉があります。その意味は、端午の節句、重陽の節句の一日後では、どんなにしっかり準備したとしても何も役に立たないという意味になります。本番に間に合わなくては我々はどんなに準備をしても結果を求めることは出来ません。そのことを理解した上で立ち向かわなくてはなりません。端から見ているものにとっては机上の空論となるのです。仕事の上での期限はそれほど大切なことですから、これはしっかり腹に置いておきましょう。
言い替えれば時は金なりです。それが曖昧な風潮になってきたのは、安易に携帯電話で連絡がとれるようになったからですね。「後で電話すればいいや」という気持ちが最初から働いているから厄介です。約束の時間を守るという基本的なことが出来ないのですから、人間同士の相手の思いやる気持ちが薄れていくのは当たり前のことです。

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