フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

考え方の変化

2014-02-17 18:31:53 | Weblog
スポーツ中継以外はそんなにテレビは見ませんが、そんな中で「なんでも鑑定団」は楽しんで見ています。ちょっと気になるのは、自分で予想したより安い値、言い方は悪いのですが二束三文の値がついた品物のその後はどうなったかです。鑑定前と同じように大切にしているのか、それとも日の当たる場所から倉庫に移動してしまったかどうなんでしょうか。
考え方の違いはオリンピックの報道でも見られます。金メダル確実と思われていた選手がメダルを逃すと「残念」メダルを逃しても入賞すれば「よくやった」と報道される、選手によってさまざまな表現がされます。そんな中で爽やかな笑顔で残念をよくやったに変化したのが上村愛子さんのインタビューに対する答え方です。4位に終わって、今回もメダルに届かなかったと当初は残念ムードいっぱいでしたが、彼女のやりきった満足さを全面に出した対応から、よくやったに変わったのです。
よく大舞台とオリンピックを言います。その大舞台で試合をした選手はメダル云々よりも、まずよくやった表現を是非とって欲しいと思うのは私だけでしょうか。

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