フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

福の神

2009-11-25 17:54:06 | Weblog
京都の冬の風物詩、南座のまねきあげが行われました。まねきあげは人気の歌舞伎役者が揃う「吉例顔見世興行」の為に上げられるもので、まねきは観客で埋まるようにと願うものです。書体は勘亭流の独特な書体で艶をだすために日本酒を混ぜた墨で書くそうです。
このまねきあげは、東京、名古屋、そして京都の劇場しか今は行っていないそうです。
招くといえばどの企業もどの商売もお客さんを招くのに苦労していますね。いろんな会合で社長達は異口同音に「不景気ですねぇ」と歎いています。その中でたまに「まあまあです」と話す社長もいますが、この場合の「まあまあです」はかなりのまあまあでしょう。こういうご時世ですから少し遠慮した発言になるのでしょう。ですから私のモットーとする「ラッキーな人から運を貰う」に因んで、出来るだけ長く話しをしたり別れ際に握手をしてもらってオーラを盗むようにしています。
そのせいでもないでしょうが、こんな現象が多いのです。それは飲食店などお客さんが全くいない店に入ったあと帰りには沢山のお客さんが入っているんです。タクシーをよく利用しているときにも松原さんが乗ったあとはお客さんが多くなるんですと喜ばれた事もありました。言わば福の神なんです私は(笑)。
ですからいろんな企業で私をまねきあげするといいですよね。

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