フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

キャンペーン

2007-10-09 23:02:00 | Weblog
今日は夜キャンの日、夜のキャンペーンでした。
このキャンペーンで一番しんどいのは、お店(カラオケ喫茶)の玄関でスタンバイをし、イントロとともにお店の中に入っていくわけですが、扉をあけた途端、一斉にお客様の視線が集まる瞬間がしんどいのです。この数秒間さえ過ぎれば、後は楽なんですが・・・。
そういえばかつてバスガイドさんの研修をさせていただいた時「一番の悩みはなんですか?」とお尋ねしました。「ステップから車内に入り『皆さん!おはようございます』と声を出した瞬間、お客様の視線が一斉に集まって来る、あの瞬間がこわい」という声もありましたが、今、こうしてキャンペーンをする様になって「なるほど、この事か」と実感しています。その時の解答としては、お客様がバスの車内に入っていく時から声を掛けておけば、とアドバイスしました。私の場合は、突然の登場ですから、それもままなりません。
しかしよくいう「あがり症」とは違うんです。「あがり症」は自分が緊張している事を気付かれたらどうしようという防衛本能などがされるものですが、それでもない様なんです。
その第1のハードルを飛びこさせてくれるのは、お客様の笑顔です。笑顔に出会った瞬間から心拍数は下がってきます。つまり吹っ切れさせてくれるのです。
ただ、人前で歌を披露することに快感を覚える様になるのはまだまだ先のようですね。
今日、ご協力いただいた二つのお店の皆様、ありがとうございました。


今日伺った瑞穂市のカラオケ喫茶「さわ」をステージから見たところです。

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