フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

寿命の延び

2017-03-24 23:19:06 | Weblog
戦後72年の経過で成人の余命は80代へと一挙に20年以上も延びました。というか人生において20年を新たに手に入れたことになります。しかし、この20年を生きるすべを手に入れたとは中々言い切れないのが現状です。なぜか定年後の口癖に「今さら」とか「この年になって」が多くなっていませんか。これらの言葉を封印して、チャレンジの場にするように心がけることが必要です。そうでなければ気持ちが痩せ干そっていってしまいます。
先日も気象予報士の資格試験で60才以上の人が数多くチャレンジしました。この姿勢こそが今の高齢化時代に求められるのです。私が良く使うネタに年寄りには「教養」と「教育」が必要です、と話します。教養とは、今日、用があること、教育は今日、行くところがあることです。つまり世間とかかわりがあることを実感出来ることが大切だということです。分かりにくいとすれば、自宅以外の会社に代わる空間を見付けることです。趣味のサークルなんか良いですね。
さあ、長生きしましょう。

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