フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

笑う

2010-12-07 12:45:07 | Weblog
「笑う門には福来たる」と言いますが、それを実践しているイベントがあります。山口県防府市の伝統の祭り「笑い講」が先日行われました。鎌倉時代から伝わっている行事で、太鼓の音とともに「ワッハッハ」と3回大笑いするのです。
このように大きな声で笑うと脳が活性化され、苦しみや悲しみを忘れることにつながります。ストレスを感じているときには全く笑いが出ませんね。それに笑いのないしかめっつらばかりでは回りを含めて暗くなってしまいます。
改めて笑いの効能を取り上げて見ますとまず、笑って飲食すると消化が良くなります。笑っていると体内に良い循環が生まれることは間違いありません。最近では笑いを職場の環境に取り入れる工夫をしている会社も少なくありません。病気を治す為の治療の一つに笑いを取り入れる治療法も出来ています。
残念ながら年をとると顔の中の表情筋が硬くなり、口角が下がり、気持ちとは別に表情から笑いが消える傾向にありますから、我々は意識して笑顔を作る訓練をしなければなりません。それには大きな声で笑うことで表情筋が柔らかくなりいい循環が生まれるのです。
それでも難しいという人は「笑」という字をじっと見ていて下さい。貴方は笑顔になっていますよ。

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