徹夜

昨日すれ違った学生と思われる集団の中から「徹マン」という声が聞こえました。そう徹夜麻雀のことです。なんとも懐かしい響きの言葉です。恐らく土曜日から日曜日にかけてのことだからでしょう。若い人だからの発想ですね。試験が近づいていたら、決して考えてはいけないことです。徹夜することで記憶力は五倍も悪くなるからです。脳が疲労するのはもちろんですが、起きていると脳に新しい情報が次々にインプットされ、覚えていなければならない記憶が押し出されてしまいます。
「夜中に書いたラブレターは読み返せ」という格言があります。つまり夜中という背景には思っていること以上のことを書かせる魔力があります。夜中は脳にある種の興奮状態にしてしまうのですね。それにしても今、考えてみると学生時代には、本当によく徹夜したものだと反省しています。