ドジョウ

野田内閣がスタートしました。出身の松下政経塾と同じように注目されたのは「ドジョウ」です。相田みつをさんの言葉の引用から、一気に世界に発信されました。
泥臭いイメージも重なりますが、ドジョウは江戸時代、ウナギと同じように、食生活では持て囃されました。特に沼津の名物だったそうです。「二匹目のドジョウ」という言葉がありますね。ある人が柳の下でドジョウを捕ったところ、大当り。元々柳の下でドジョウが捕れるわけが無いのに、柳の下にはドジョウがいるという思い込みを意味する言葉でもあります。
しかし、野田内閣は狙う二匹目のドジョウもいませんから、そうした思い込みはいりません。またドジョウは泥に潜ります。この点では、裏の根回しは上手くいくかも知れませんね。さらにいうなら雑食ですから何でも食べます。となると野党の要求を何でも飲み込んでしまうかもしれませんね（笑）。
今のところ好感度が高いドジョウ内閣ですが、やはり一番の使命は東日本の被災地の復旧、復興です。取り分け原発事故の収束です。収束の第一は汚染された瓦礫や土壌の処理です。そうです！土壌内閣でもあるのです。