フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

だるま

2012-11-19 19:42:50 | Weblog
特別な需要を特需と言いますね。いまその特需というとだるまかも知れませんね。12月の衆議院選挙に向け、縁起物の「白河だるま」の絵付け作業に追われているそうです。もともとこの時期は正月だるま作りがピークを迎えているところに、この特需です。
正月だるまと違うのは「必勝」の文字を書き入れることです。手に入れただるまの片目に墨を入れて大願成就の暁に片方の目に墨を入れます。誰もがそれを願うのですが、中にはそれが出来ない人達も当然出て来ます。だるまは白河の他、高崎、松川、東京、鈴川、越谷、姫だるまなどがありますが、選挙用には白河だるまが使われますね。それは眉は鶴、口髭は亀、顔の回りは松竹梅と縁起がいいから使われるのです。
さて、いざ出陣という時には尾頭付きの魚、特に鯛が食卓に上りますが、これはやはり「メデタイ」からです。その他にも理由があるからですよ。尾頭付きの魚は形が完全に揃っている点で「完全」、すなわち人生をまっとうすることを象徴しているから縁起がいいとされています。
こうして門出を祝った先生方にはころばないで完全な議員さんであって欲しいですね。

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