長老

昔は高齢者を敬う気風がありましたね。年を取った人の発言権は強く、いさかいを仲裁したり、悩み事を解決したりして長老として君臨していたものでした。最近はレジェンドという言葉はあるものの高齢者のほうが若い人に遠慮しがちです。
高齢者を敬う風潮を取り戻すには、高齢者自らが品格を常に磨き続ける努力が必要です。自由な時間を使って読書したりして教養を高めてほしいものです。また身体を動かすことも大切です。こうして自分に自信をつけていけば、ストレスが減ってくるということです。品性を疑われるような言動は避けていれば仲間内だけでなく若者からも尊敬を受けて文字通り長老としての存在感が増してくるのです。
一方の若者も時代の溝ばかりを出会いを拒む理由にしないで、先人があり、現在があるという気持ちを持って貰いたいですね。そうすれば若者、高齢者のコミュニケーションも上手く行きます。
「分かち合う」というコミュニケーションの語源通りの接し方を期待します。