フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

アメリカの悲劇

2012-11-21 21:24:26 | Weblog
アメリカのフロリダ州の射撃場で、なんと客同士がゴム製の銃弾を使って撃ち合っているそうです。オーナーの意向は他人から攻撃を受けた場合に備えて、戦術的な動き方を学習しておかなければいけないというものです。ゴム弾でも結構痛いそうです。まあしかしまさに銃社会のアメリカですね。
今年もアメリカ社会では、相変わらず銃乱射事件が多く発生しました。沢山の犠牲者が出たにもかかわらず、いっこうに銃社会をなんとかしようという動きは出て来ません。自分のことは自分で守るという建国の精神(?)が根強いのでしょうか。
日本は今、総選挙に向けて、各党がマニフェストなどを作製中です。脱原発などが争点の中心だと思うのですが、世論調査などではそれほどこの問題が争点として注目されていないようです。これと同じように、先のアメリカの大統領選挙の際には、民主党、共和党ともに、銃規制のことは全く話題にならないし、争点にもなりませんでした。私はこれがアメリカの悲劇だと思うのです。一般国民が銃を所持することでどれだけ犯罪が防げているのでしょうか。ビックリするようなデータが出ない限り、納得出来ないですよね。

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