フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

失われた光景

2019-01-18 23:52:02 | Weblog
最近は「童謡、唱歌」の類いはあまり人の口に上りませんね。四季折々、つまり、春夏秋冬とハッキリと分かれている日本で一番、季節を表す歌です。子供達はこの歌によって、季節の一面を知ることになります。それだけに、もっとみんなで歌って欲しいですね。季節に敏感になる方法として俳句を覚えるのもいいです。家の子供達も幼稚園で俳句をみんなで唱和したのはずいぶん役立ったと思います。しかし、こうした唱歌、童謡が失われていく途中だと思うと淋しくなってい きますね。
さて失われた光景というとお母さんも外で働くことが多いせいか、子供とお母さんが手を繋いで歩くことをほとんど見かけません。ましてや、歌って帰ることはないですね。私は自宅と両親の店が離れていたので自宅へ母親へ帰る時は、唱歌を二人で歌って歩きました。こうした光景をもっと見たいです。