フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

明日へ

2018-10-18 23:23:11 | Weblog
サッカーの活躍が家庭での明るい話題になっています。ヒーローインタビューでは若さに弾んでいます。またプロ野球を目指す高校生の発言は明日への希望に満ちたものです。
ところが年齢を重ねるとどうしても新しいものへの拒否反応が強くなります。もちろん人生の柱になる部分を変える必要はありませんが、どんな年齢でも少年の気持ちを忘れずに好奇心を持っていなければ、老齢期が寂しくなってしまいます。特に身体の不調を感じた時は、何も興味がなくなったり、自分のルーティンさえ逃げてしまうことがあります。その状態は全く明日が見えないわけです。そこをぐっと我慢して、やることをしっかりやり続けていけば、少しづつ明日が見えてくるような気がします。
「病いは気から」という先人の言葉はやはり確かなものですね。