フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

虐めへの対処

2016-12-15 23:28:48 | Weblog
今年もあとわずかです。あっという間の一年ですが、それでも振り返れば沢山のことがありました。サミットありオリンピックあり、政治と金の問題あり、また今年もノーベル賞の受賞ありと様々な出来事が思い浮かびます。
中でも、やはり学校での虐めの問題やネグレクトなどの子供に対する問題には心が痛みます。さらにそうした虐めに関する大人達の対応には腹立たしささえ覚えます。この解決法はないのでしょうか。
まず家庭です。家庭で我が子と日頃から緊密な交流を心がけなければなりません。そうしないと我が子が出す「心の非常警報」を的確に受け止めることができません。そして学校です。学校では教師の力量がますます求められます。教師の力量というのは学力のことではありません。学力よりも教師のすべての人格を子供達にぶつけることが出来るかが問われるのです。
子供を理解しようとする努力と虐めに毅然として立ち向かう姿勢とは決して矛盾しないことを理解して欲しいですね。