フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

政党

2016-12-11 23:55:00 | Weblog
政界では、来年一月にも総選挙の噂が飛び交っています。一方、小池東京都知事が主宰する「塾」も大にぎわいです。都議会議員の選挙に立候補する人材探しも併せて行っているようです。その際には新党を結成するのでしょうか。
政党の責任の一端はどのような人材メニューを提供するかがあります。候補者の見識や能力をためすことなく、ただ当選の可能性だけで大方の政党は候補者を決めているのが現実です。ですから、政党という形作りも始める必要もありましょう。ただ政党が政党としての責任を果たさず選挙が個人レベルで行われているから、政党を渡り歩くような政治家が多くなるのです。
ところで、このところの地方の選挙の結果を見ると、総じて投票率が低くなりすぎているように思えます。選挙に行きたくなるような人材が見当たらないのでしょうか。そんな時には、まず無党派層です。何が何でも、一度、選挙に出掛けて行って、投票率をあげることです。何故ならそれだけで、政治家は緊張するからです。