捕手

鬼の攪乱か、風邪をひいてしまいました。咳も夜中に止まらず、寝不足です。土曜日の所用をすべて断って、自宅で療養しています。何せ明日は、生放送がありますから。幸い、大好きなプロ野球がありますから、ぼんやりと中継を楽しんでいました。
昨今のプロ野球は、捕手の人材不足でしょうか。野村、城島、谷繁らの重鎮が引退してからは、捕手のいわゆる大物が少なく、どのチームも若手が正捕手への道を競っています。次の大物捕手は誰になるのでしょうか。
ところでこの大物と呼ばれた捕手の共通点は、バッターボックスに入る打者の心理を読むことが上手だったことです。特に野村さんは打者を言葉でつついて見て相手の性格判断をしたり、今、考えていることを推測していたように思えます。谷繁、城島の二人も共通しています。つまり、打者は投手と勝負するよりも捕手と戦っているのです。はたして今の捕手はどうでしょうか。
野球選手に限らず、今の人は他人の気持ちを読むことが苦手になっているようです。いや、読もうともしないのでしょうねぇ。