フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

COP21

2015-12-03 22:09:06 | Weblog
パリで行われているCOP21はどんな結果になるのでしょう。京都議定書が決まったあの頃の熱気はすごく、我々庶民にもそんな熱気が伝わってきたものでした。2020年以降のCO2の排出量はどんな風になるのか注目ですが、先進国と発展途上国との対決ばかりが話題になっています。将来の地球人にどんな地球を遺すのかの気持ちが伝わってこないのが残念です。
卑近な例でいえばサラリーマンと同じなのです。何故ならサラリーマンというのは同じポストを二度とやりません。ですから、今の職責をとことんやりきらなければなりません。その際に考えることは、次にその職責につく人に何を贈ることが出来るかを考えて行動すべきです。パリで会議中の代表達は、未来永劫代表を務めるわけではありません。だからこそ、子供、孫達が生きる未来のことを第一に行動すべきなのです。
最後に代表達に心構えを歌で表しておきましょう。『井を堀りて、いま一尺で出る水を堀らずに出ずという人ぞ憂き』