フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

統一地方選挙

2015-04-05 19:59:11 | Weblog
統一地方選挙が始まってから初めての日曜日、花見会場近くでも候補者の声が聞こえて来ます。4年に一度の統一地方選挙。統一して行うことで、投票や開票にかかるお金が節約されますし、有権者の関心も高まるということで1947年の4月から行われています。しかし、最近は一斉に選挙をやることが段々減ってきています。何故ならば、任期4年の間で途中で止めることがあるためです。
この長い歴史の中で投票率が上がるように工夫もされてきました。投票時間も2時間延長して午後8時までになりましたし、以前は投票所には有権者しか入れない所が多かったのですが、今は子供連れでもよくなりました。ところがこうした工夫にも関わらず、投票率は下がる一方です。何故でしょうか。特に若者は投票権を活用すれば政治を変えることが出来るという意識を持ってないことがあげられます。
若者達にあえて言いたいのは、これからの世界を動かしていくのは若者であること。その若者が受け身でいたり、何かに頼っても意味がないことを伝えたいですね。この選挙、若者の投票率が上がることを期待して。