もちろん今日は七五三です。七五三にはお祝い料理に紅白の蒲鉾を添えて祝ったそうです。実は今日11月15日は「蒲鉾の日」でもあります。その理由は大変よく考えてあると感心させられるものです。蒲鉾が初めて文献に登場するのが永久3年です。「永久3年、関白右大臣東三条へ移御のとき」の祝宴の図にこの蒲鉾が描かれているそうです。この永久3年が西暦の1115年、ですからこの字並びにあやかって11月15日が蒲鉾の日になったそうです。数多くの記念日があるなかでとても綺麗な決め方ですよね。
ところで蒲鉾で思い出すのは、子どもの頃、両親が商売をしているのでなかなか母親の手作りの食事が取れないことがありました。近所のうどん屋さんでうどんやそばを食べて済ますことも多くありましたが、そのうどんのなかのたった一枚のペラペラの蒲鉾がとても大切なものに思えたものでした。当然、最後の最後まで残すのですが、その蒲鉾を食べたら満足な気持ちになったものでした。一杯のかけそばならぬ一枚の蒲鉾なんですね。
ところで蒲鉾で思い出すのは、子どもの頃、両親が商売をしているのでなかなか母親の手作りの食事が取れないことがありました。近所のうどん屋さんでうどんやそばを食べて済ますことも多くありましたが、そのうどんのなかのたった一枚のペラペラの蒲鉾がとても大切なものに思えたものでした。当然、最後の最後まで残すのですが、その蒲鉾を食べたら満足な気持ちになったものでした。一杯のかけそばならぬ一枚の蒲鉾なんですね。