日本人

フィリピンのレイテ島などの台風被害は物凄いですね。最大瞬間風速が90メートルを超えるなんて想像もつきません。そんなニュースと同時に現地では略奪などの行為が一部で行われていると報じられました。こうしたニュースを聞く度に日本人の素晴らしさが思われます。東日本大震災はじめ過去の大災害の後に、こうした行為は皆無であることです。
日本の災害時に外国から訪れる援助隊の人々が口を揃えて、災害時に示される日本人の冷静さと規律正しさ、助け合いの心は日本が誇るべきソーシャルキャピタル（社会的資本）だと讃えています。この心をずっと後の時代にも伝えていかなくてはなりません。大人の背中を見て子どもが育つと言いますがその大人の定義は「自分以外の人にもちゃんと目を向けいつでも他人に手を差しのべることの出来る愛情を持った人」だとすれば、上記の日本人の気風が後世に伝わって行くには背中にその愛情を示さなくてはなりませんね。
逆境を逆境としない生き方は他人に対する愛情があるかないかで評価されるのでしょう。