マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「ニーベルングの指環」

2008-01-09 13:37:16 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

Ring of The Nibelungs 2004年 ドイツ・イタリア・イギリス・アメリカ TVスペシャル

監督 ウーリー・エデル
出演 ベンノ・フュアマン クリスタナ・ローケン アリシア・ウィット マックス・フォン・シドー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1500年前。ヨーロッパでは、キリスト教が広まる中、古来の神々の存在を未だに信じる者達もいた。
その中の一人、鍛冶職人のエイヴィンに拾われた幼きジークフリートは、クサンテン王を父に持つ王子だと言う事を覚えていなかった。
そして、12年の歳月が過ぎ、彼はエリックという鍛冶職人の一人として立派に成長していたのだった。
ある晩、空から炎が落ちて来て、それを見に行ったエリックは、アイスランド王国の女王ブリュンヒルデと出会い、永遠の愛を誓う。しかし、身分を隠した女王の本当の姿をエリックは知るよしも無かった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
“ジークフリート”という名前と、ドラゴンの血を浴び、不死身の戦士になったにも関わらず、一つの弱点を突かれ、死んでしまったという事だけ何故か知っていたich。
それが、このお話の事だと言うことは、作品を見ながら知ったのだった。

でも、何故に知ってたんだろう?
何かのアニメで説明してたような?
で、そのアニメも覚えてない!(爆)

この物語は北欧神話なのだそうだ。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」の原作「指輪物語」に影響を及ぼしたと言われているとか。(詳しくは聞かないで~!!)

さて、
注目のべノは、主人公のジークフリート。
ドラゴンを退治し、不死身の体を手に入れたと同時に、呪われた秘宝ニーベルング族の指輪を手にした瞬間から運命に翻弄され悲劇をたどる英雄なのだ。

何たって、剣さばきが意外と上手く、アクションも切れが良かった!!
身のこなしがかっこよかったのなんおって!
スタントマンもいたのだが、出来るだけベノが演じたのだという。

ドラゴンとの一騎打ちは、1週間もスタジオに籠もり撮影にがんばったのだそうだ。
そのお陰か、意外とそのシーンは迫力があったりした。
血を浴びるシーンとラブシーンでは、ファン的に嬉しく見させていただけたし。(*^_^*)

監督さんは是非主人公は彼に演じて欲しかったそうで、ベノ自身は、オファーが来て嬉しかったそうだ。
幼い時から知っている物語の英雄だし、馬にも乗れるしアクションも出来るからだったとか。
だが、『英雄を演じる』という事に縛られないように、『英雄も一人の男だ』という感じて演じてみせたとか。
そのお陰か、
個人的にはすんなり見れたし、すっごくこのジークフリートが魅力的に思えた。

相手役の女王は、映画「ターミネーター3」(未観賞)に出演していた彼女。

モデル出身?だから背が高い!なので、ちょっと低めの彼とのバランスが・・・。
と思いつつ、何故か逆にそこがかわいらしく思えたりしてしまった。(かなりの重症ですぜ)

他にこの物語を扱った作品を見た事がないので、今回の出来が良いのか悪いのか比べようがないが、個人的には大変面白かった。
どんな良い人柄の人間でも、いろんな意味で欲には勝てないという感じがすっごく面白かった。いや~恐ろしいなあ人間様ってのは。(苦笑)

ラストも悲劇だが、なんだか納得いく感じだった。 

忘れそうだった!
最新のVFXはいいのだが、何故にドラゴンは爬虫類になってしまうのか?
動きまでもがそれに近かった。

フルCGのドラゴンもいいが、やっぱり映画「ドラゴンハート」のドラゴンが好きだなあと個人的に思ってしまったichだった。

おまけ。(長くなって申し訳ないです)
何故かセリフはすべて英語
英語もばっちりだと知ったichは、益々ベノに惚れこんだのでした。
(でも、ドイツ語がいいよう~)

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「プリンセス・アンド・ウォリアー」

2008-01-08 00:25:10 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

Der Krieger und die Kaiserin  2000年 ドイツ作品 

監督 トム・ティクヴァ
出演 フランカ・ポテンテ ベンノ・フュアマン ヨアヒム・クロール ラルス・ルドルフ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ビルナンホフ病院の精神科の看護士シモーネ・シュミット(通称シシー)は、盲目の患者と街を歩いていて、交通事故に遇ってしまう。道路を渡ろうとして、患者を庇いタンクローリーと接触し、車の下へ潜り混んでしまったのだ。息も苦しく、声も出ないシシーの側へ一人の男性が近づいて来る。その男性は、彼女に応急手当をし、病院まで付き添ってくれた。
奇跡的に助かったシシーは、事故後53日目にして退院し、命の恩人を捜す事に。男性は、街外れの丘に住むポドという名の人物だと分かり、喜び勇んで会いに行くシシーだったが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
新春、始めは、
2008年!個人的に応援していこうと思っている俳優の出演作品から紹介する事に。
その俳優とは、
ドイツ人俳優「Benno Fürmann=ベンノ・フュアマン(フユルマン)」である。
(読み仮名合ってる?→読み方に合わせてみました。)

で、
この作品で彼にベタ惚れしたのは、言うまでもない。(爆)

ベノの役は、このシシーを助けてくれた男、ポド
ポドは、悲しい過去を持ち、その事で自分自身を苦しめているという、心に傷を持った男なのだ。
なんたって、
不器用な生き方しかしらない、無口な男という感じがichの好みにピッタリで、ついでに容姿も好みで(短髪にあの瞳!!)久しぶりに速攻惚れした俳優なのだ!(笑)
なんたって、不器用さがかっこいい!
どこをどう切り取っても素敵に見える。
(お~重症!!)

好きなシーンは山ほどあるが、
やはり、二人の再会のシーンがなんとも好きだ。
やっとの思いで会いに来たシシーに言う、ポドの一言が最高に好き!
ネタばれになるのでここでは言わないが、気になる方は是非とも、映画を見てくれ!!

主人公のシシーは、「ボーン・アイデンティティ」で有名になったフランカ・ポテンテ。
彼女は、唯一自分の好みの女優さんだからだけど、ちょっと間違えたら、ストーカーまがいの女性を、なんとも嫌みなく演じている。
一途というか、なんというか。むっちゃ可愛く思える。

そうそう忘れてならないのが、ポドと同居している彼の兄ヴァルター、演じるヨアヒム・クロール。
彼は、ティル君の主演映画「アクセルの災難」(日本語版DVDなし・映画祭のみ上映作品)で、アクセルを泊めてくれるおかまちゃんだった人!
ほえ~!男っぽい!とビックリしたのだった。

そして、ビックリしたのは、彼だけじゃない!

実は、ベノに一番驚いたのだ。
というのも、これまたティル君の主演・監督映画「Der Eisbär」に彼が出演していたからだ!(ベノだけの記事は後日掲載予定)

そして、IMBdの画像を見た瞬間!
「え~あのお馬鹿コンビの片方!!」とギャップに驚きまくったのなんのって!(笑)
どちらかというと、その作品の彼はお馬鹿過ぎて、嫌な俳優の印象だったのだ。
自分の中で良い方向に、大逆転劇されたという感じだろうか。(爆)

物語的にも好きな作品で、一言で言えば、一風変った恋愛ドラマって所かな。

さて、
今週と来週あたり、彼の出演作品を紹介しようと思う。
いきなりマニアックすぎてついて行けないかも知れないが、ご勘弁を。(爆) 

コメント (2)
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ベンノ・フュアマンの出演映画年表

2008-01-08 00:14:02 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

原題(邦題) 
邦題がある作品は日本公開もしくはレンタルされている作品です。

1992
Schuld war nur der Bossa Nova(TV)
Die Ungewisse Lage des Paradieses

1993
Schicksalsspiel(TV)
Die Zweite Heimat - Chronik einer Jugend: Die Zeit der vielen Worte(TV)
Durst

1994
Tödliches Netz(TV) Lemgo (TV)
Tatort: Klassen-Kampf(TV)
Einfach nur Liebe
Die Kommissarin: Jugendsünden(TV)

1995
Grenzgänger
Tot auf Halde(TV)
Schwarz greift ein: Die Festung(TV)
Und tschüss!: Zombies(TV)
Und tschüss!: Ärger um Eddie(TV)
Belle Époque(TV)

1996
Und tschüss!: In Amerika(TV)
Und tschüss!: Auf Mallorca (TV)
Das Erste Mal(TV)
Landgang für Ringo(TV)

1997
Scarmour
Boomtown Berlin(TV)
Polizeiruf 110: Der Sohn der Kommissarin(TV)
Sperling: Sperling und sein Spiel gegen alle(TV)
Sperling: Sperling und die verlorenen Steine(TV)

1998
Mein Freund, der Bulle(TV)
Der Eisbär  感想日記
Candy
Kiss My Blood
Die Bubi Scholz Story(TV)

1999
Sperling: Sperling und der brennende Arm(TV)
Sperling: Sperling und der falsche Freund(TV)
Sperling: Sperling und die Tote aus Vilnius(TV)
Pünktchen und Anton(点子ちゃんとアントン) 感想日記
'Ne günstige Gelegenheit  感想日記
St. Pauli Nacht

2000
Freunde  感想日記
Anatomie(アナトミー) 感想日記

Kanak Attack
Der Krieger und die Kaiserin(プリンセス・アンド・ウォリアー) 感想日記

2001
Das Staatsgeheimnis(TV)
Jeans

2002
Nackt  感想日記

2003
The Order(悪霊喰) 感想日記
My House in Umbria (TV)(美しきイタリア、私の家)
Wolfsburg  感想日記

2004
Ring of the Nibelungs (TV)(ニーベルングの指環) 感想日記
Kleine Schwester(TV)

2005
Jack und Bob(TV)
Joyeux Noël(戦場のアリア) 感想日記
Gespenster(幻影 映画祭のみ)

2006
Die Sturmflut(TV)(ストーム・シティ) 感想日記
Die Wilden Hühner
Kruistocht in spijkerbroek (タイムクルセイド ドルフと聖地騎士団) 感想日記

2007
Pornorama
Die Wilden Hühner und die Liebe Warum Männer nicht zuhören und Frauen schlecht einparken  感想日記
Survivre avec les loups(ミーシャ/ホロコーストと白い狼) 感想日記

2008
The Mutant Chronicles (ミュータント・クロニクルズ) 感想日記
Speed Racer(スピード・レーサー) 感想日記

Nordwand(アイガー北壁 ) 感想日記 
Jerichow


2009
Deutschland 09 - 13 kurze Filme zur Lage der Nation 
(ドイツ2009 -13人の作家による短編集『出張』 ドイツ映画祭2009) 感想日記

Mullewapp - Das große Kinoabenteuer der Freunde(voice)
Hinter Kaifeck
Die wilden Hühner und das Leben
L'affaire Farewell (フェアウェル さらば、哀しみのスパイ) 感想日記 
Überlebensstrategien für das neue Jahrtausend
Dinosaurier

2010
Teufelskicker  感想日記
Die Grenze(TV)
Der Mauerschütze(TV)

2011 
In Darkness(ソハの地下水道) 感想日記 
Tom Sawyer
Tatort (TV) Der Tote im Nachtzug

2012
Lara


2013
Alles Schwindel(TV)
Hai Alarm am Müggelsee
Der blinde Fleck
Weniger ist mehr(TV)
Der fast perfekte Mann
In einemwilden Land(TV)


2014
Kein Entkommen(TV)
Die Einsamkeit des Killers vor dem Schuss
Quatsch und die Killers vor dem Schuss(世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方) 感想日記

2015
Nachthelle
Von glücklichen Schafen
Survivor(サバイバー) 感想日記
Heil

2016

Zweimal zweites Leben(TV)
Die vierte Gewalt(TV)
Volt
Neu in unserer Familie (TV)


2017
Neu in unserer Familie (1/2) - Zwei Eltern zu viel (TV)
Fühlen Sie sich manchmal ausgebrannt und leer?
Babylon Berlin (TV)(バビロン・ベルリン シーズン1 第6話)感想日記  
Ellas Baby (TV)

2018
Babylon Berlin Staffle2 (TV)(バビロン・ベルリン シーズン2 第1話~第6話) 感想日記 
Intrigo: Death of an Author

2019
Hanna (TV)(ハンナ~殺人兵器になった少女~ シーズン1)感想日記 
Schuld (TV)「Lydia」
Get Lucky

2020
Babylon Berlin Staffle3 (TV)(バビロン・ベルリン シーズン3) 感想日記 
Nachtschicht (TV) 「Cash & Carry」
9 Tage wach
Biohackers (TV)(バイオハッカーズ シーズン1) 感想日記 
Gott, du kannst ein Arsch sein
Saubere Sache (TV)
Der Kommissar und die Wut (TV)

2021
Biohackers (TV)(バイオハッカーズ シーズン2) 感想日記 

2022
Die Känguru-Verschwörung     
Babylon Berlin Staffle5 (TV)     


2023
Landkrimi: Steirerschuld     
Club Las Piranjas(TV)     

2024
Sarah Kohr(TV)「Zement」   
Chantal im Märchenland(Voice)  

2025
Babylon Berlin Staffle5 (TV)


Zielfahnder 3 
Akiko, der fliegende Affe 
F for Fittko 



参考にしたページ
http://us.imdb.com/name/nm0299811/
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=481873


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