
Joyeux Noël 2005年 フランス・ドイツ・イギリス・ベルギー・ルーマニア映画
監督 クリスチャン・カリオン
出演 ダイアン・クルーガー ベンノ・フュアマン ゲイリー・ルイス ギョーム・カネ ダニエル・ブリュール
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1941年、第1次世界大戦下のフランス。最前線にいるフランス軍と援護に来たスコットランド軍。そして、対立しているドイツ軍はどちらも一歩も引こうとせず睨み合いを続けていた。
そんな中でのクリスマスイブの日。
ドイツ軍の最前線部隊にいるニコラウスを夫にもつ歌手のアナは、愛する夫に会う為に戦地でのコンサートを申し出る。快く承諾してくれた皇太子の前で、久しぶりに再会した夫と共に、依然と変らぬ感じで歌を披露するアナ。そして、夫が所属する部隊へ行き、そこでも見事なまでの歌を披露する。すると、他の軍からも音楽が流れて来て・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
偶然にも見たのが昨年のクリスマスイブの前の日。(内容を知ってたらもう1日遅らせたのに~)
お~そんな感動的な出来事があったのかと心撃たれた作品になった。
ちょうど他の作品でも音楽を通じて、その日だけ休戦したという物語を見ていたので、「音楽ってのは世界を平和にする最強の武器だなあ~」と実感したのだった。
一応、この作品の事はダニエル君の主演作品という事で知っていたが、何しろ苦手な戦争作品。
敬遠してたのは言うまでもない。
さらに、劇場公開中にその映画館で他の作品を見たというなんとも奇妙な出会い方をした作品なのだ。(その時は、ダニエル君が出演していた事も知らなかった)
さて、そんなダニエル君。
ドイツ軍のリーダーホルストマイヤー中尉だった。
ちょっと意地悪な上司風でしたが、なかなかこんな役もこなせるんだ~と益々、将来が期待大になった感じだった。
本来の目的は、やっぱりベノ。
ベノは、このアナの夫ニコラウス。
オペラ歌手の彼は、一般の人と変らず収集がかかり戦地へ行く。もとの部隊がなくなってしまい彼はダニエル君が率いる部隊へ来たという事のようだった。
嫌みったらしく「芸術家は役に立たない」と中尉に文句言われていましたっけ。(可哀想に)
歌を披露してくれますが、そこはそれ、オペラ歌手なので歌は完璧な吹替え。
どうしても違和感を覚えたのは自分だけだったかな?
ツリーを持って歌う姿はいいのだが、どうもにもこうにも・・・・。(苦笑)
それよりも、
妻との再会のシーンがとても好きだった。
とても嬉しそうなアナに対して、素直に喜んでいないニコラウス。
その戸惑いの様子が切なく思えた。
あのなんとも言えない眼差しはいつもながらむちゃくちゃ素敵だった。
他のフランス軍の人や、スコットランド軍の人々の話も好きだった。ラストも納得な感じだった。
実際にこのような事があったとの事で、そう思うと一時とはいえ素敵な出来事だなあと思ったのだった。
おまけ:
本日はベノのお誕生日!おめでとう!
今後の活躍も期待していますぜ!