Anatomie 2000年 ドイツ作品
監督 ステファン・ルツォヴィツキー
出演 フランカ・ポテンテ ベンノ・フュアマン セバスチャン・ブロムベルク アンナ・ロース
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
祖父も父も医者のパウラ・ヘニングは、医学界では有名なハイデルベルクスへ行くことになった。ミュンヘンからその大学へ行く列車の中で、一人の青年ガービーを助けたパウラは、彼が心臓に欠陥を持っていると教えられ、彼のような人を救う勉強をしようと決意する。
学校の寮で同じ部屋になったグレーチェンと共に厳しいながらも楽しい学生生活を送っていたある日、解剖の授業で教材としてガービーの遺体が出された。驚き戸惑いを隠せないパウラ。そして、彼の死因を教えられたときに彼女は疑問を抱くのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
いつかは見ないとなあと思いつつ、ホラー作品なので避けてきたこの映画。実は、ポテンテが好きという事と、ティル君の主演映画「レボルーション6」で共演しているセバスチャンも出演していたから、常日頃思っていたのだ。
そして、この作品にベノが出演していると知り、勇気を振り絞ってレンタルのホラーの棚から借りて来たのだ。
思ったよりもすんなり見れたし、そんなに気持ち悪くもなかった。
というのも、
TVドラマ「NCIS」でダッキーが遺体を解剖するシーンを何度も見ていたし、何年か前に、人体標本だったと思うが、ドイツから人間の水分を抜き取り筋肉が見える実物大の標本(ミイラとはまたちょっと違った感じ)の展示があったという事でTVで拝見していたからだ。
映画の方は、作り物なのだそうだが、なんとも気持ち悪いを通り越してすげ~と思ってしまったのだった。
一緒に置いてあったホルマリン漬けの何たら~の方がよっぽど怖かったけど。(苦笑)
主人公のパウラは、ポテンテ。
真面目で冷静な医学生。相変わらず上手くて可愛かった。
セバスチャンは、彼女の彼氏になるカスパー。
二枚目な感じが良かったなあ。この作品がデビューかな?
さて、目的のベノは、パウラと同じ医学生のハイン。
パウラの同居人で友人のグレーチェンの恋人役。
いきなり、知的でがっしりした体格の二枚目的存在で、グレーチェンがすぐ惚れちゃう男。
グレーチェンに呼びつけられ「ほら、良いお尻してるでしょ」とパンツをいきなり脱がされ、かっこいいお尻をパウラに見られてしまうちょい大人しめのハイン。
だと思ったのだが・・・。(爆)
クレジットが2番手なのに、前半の出番が少ない彼。どうしてかと思ったら、後半は出まくっていた。と言うことは・・・である。
勘がいい人は分かると思うのでここではあえて言わないでおこうと思う。
そうそう、さっき話したお尻アップのシーンは、本当に彼のお尻だったそうで、そういうシーンがあると台本で知った彼は、きちんとお尻を鍛えたそうですよ!
(たいへんだね、男優さんも)
そして、ある場面で上半身裸のシーンがあるのだが、その時彼は熱があったそうで、そんな中撮影に挑んだのだそうです。
(役者はマジでたいへんだ。)
そうしないと一流の役者に慣れないよ~とかって監督も言ってたような?
ドイツは医学の発祥の地だったと思う。カルテはドイツ語なんだとか。
なのでこういう行動も必要なのかな?と思ってしまうが、やっぱり生きてる人間はまずいよね。
ラストは定番のお約束感じだったが、意外と面白かった。
しかし、ホラーは何度も見たいとは思えないんだよねえ。(苦笑)
これずっと興味があった映画だったのですが、なんとなく気持ちが悪そうなので、見るのを躊躇していた作品です。
でもtakboutさんが結構平気だったとおっしゃるので観てみました。
ハイ。確かに結構平気だったのですけど、あの生きた人間を解剖するところは流石に「うげ~!」と思いました。
映画としては結構スリルがあって面白かったと思います。
ベンノ・フユルマンは「悪霊喰」が好きですねー。
演技に余裕が感じられるし。
「ニーベルング・・・」は役としてはちょいと老けているかなと(笑)。
ね、思ったよりは意外といけましたでしょ。
オープニングだったかな?生きた人間は。
後に標本として登場されましたけどね。(苦笑)
「指環」は、老けてたかな?
当時20代後半は、まずかった?(爆)
べノの作品は、もし機会がございましたら、「プリンセス・アンド・ウォリアー」をご覧ください。
「悪霊喰」と同じくらいいいですので。