Penelope 2006年 イギリス・アメリカ映画
監督 マーク・パランスキー
出演 クリスティナ・リッチ ジェームズ・マカヴォイ サイモン・ウッズ リース・ウィザースプーン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
呪われたウィルハーン家。それは、5代前のラルフ・ウィルハーンが、使用人に手を出した為に、魔女にかけられたのものだった。呪いとは、生まれてくる女の子の顔が豚になる事。
数年ぶりにめでたく生まれた女の子ペネロピは、まさしくその呪いの通り、豚の顔を持って生まれた。両親の嘆きから彼女はず~と家の中で育てられ、現在はその呪いを解いてくれそうな男性を捜していた。後一歩まで漕ぎ着けた男性エドワードに姿を見せた瞬間逃げられたペネロピ。エドワードはそのまま新聞社に駆け込み、ペネロピの容姿を告げるが誰も信じない。だが、一人だけ信じるものがいた。新聞記者のレモンだった。
二人は、エドワードと同じ身分を持ちながら落ちぶれているマックスを雇い、彼女の写真を撮って来るように家に潜り込ませるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
お友達のブログなので、見た人が必ず誉めていたこの作品。
大好きな恋愛ものだし、久しぶりにどっぷりメルヘンに浸りたいと思って鑑賞したら、いや~本当にいい映画だった。(皆さん。ダンケ!)
これで2度目かな?クリスティーナ・リッチに泣かされたのは。(参照映画「ミランダ」)
厳密に言うと、相手の男性の立場になってなんだけどさ。
ペネロピの着る服装も可愛かったし、お話もすっごく可愛かった。
ついでに、意外な話の展開だったし。
最高だったのが、マカヴォイ。
この作品を見て彼に興味を持ったのだ。
恋愛ものにつきものな、美形でお飾りの王子様ではなかったからだ。
あのやさくれた感じが最高にかっこよかったし、素敵だった。
で、
ファンの方に聞きたいが、あのピアノ演奏は本人だった?
では、改めて、
素敵なマカヴォイはといいますと、落ちぶれた貴族のマックスだった。
ポーカーに金をつぎ込んでいるだらしない男。
でも、その力の抜き加減がめっちゃかっこよかったのだ。
改心したときの表情も戸惑いも半べそかきの告白も。
いや~すげ~いい味は出ていた。
実のところ、
上記の画像を見たときは、ディエゴ・ルナだと思っていたのだ。(爆)
マカヴォイの事は知らなかったし・・・と思っていたら、ペタニーさんの映画で出会っていたのだった。
映画「ウィンブルドン」で彼の弟役だったのだ。あのちょっと困った弟だったとは!(というか、映画の中に弟がいたことも忘れてた!!)
益々、今後の活躍が期待出来そうだぞ!
忘れそうだった。
最初に見合いをして、彼女を怪物扱いするエドワードは、ドラマ「ローマ」に出演していたサイモン・ウッズだった。そのドラマでオクタヴィアヌスを演じていた彼。今回も身分が高い役でなんとも合っていた。
彼も意外とコメディ演技が上手でマカヴォイ同様、楽しみな役者だと思ったのだった。
最後に、むっちゃイライラしたペネロピのママ。
どっかで見たなあと思ったら「ホームアローン」のママだった!
「ケヴィ~ン」が「ペネロピ!」に変わっただけだったなあと、マニアックな笑いを浮かべたichだった。(爆)