再びお熱だ!スウェイジ。
Patrick Swayze
1952年8月18日 テキサス州ヒューストン出身
2009年9月14日 膵臓ガン・カルフォルニア州自宅にて死去
57歳の生涯。
(悲報を聞いての思いを綴った日記はこちら)
勝手なフィルモグラフィー
上記のフィルモグラフィーをクリックすれば、ここに掲載してある映画が分かります。
*下記の記事掲載日は、 H18.5.12 です。
彼がスクリーンで活躍していた頃、ichはよく映画館に行っていた。
最近なんとなくその頃の作品を見直したりしていて、再び彼の出演作品を鑑賞。
いや~再び、お熱を上げてしまったしだいだ。(^_^;)
彼は、聞くところによると
数年前に大事故にあい、再起不能とまで言われたらしい(ネットで調べたがそれらしき記事がなかった。撮影中の落馬ってのはあったが)だから、歳の関係もあるが、少し昔と容姿が違うみたいだ。
でも、ichは、別に気にならない。今の彼も大好きになったから。
ついでに、彼の裸も。というのは冗談だが。(爆)
いや~見せたがるよね、こんなに見る機会が多いとは。契約書にでも書いてあるのか?というくらい。まあ、維持してるから、ぶよった体を見せられるよりいいけどね。でも笑っちゃうなあ。
さておき。彼の何が良いか。
男が惚れそうな男気の人だから。(役柄もあるが)
何しろ一人の女性とずっと一緒てのがいい。1975年に結婚してずっと奥様一筋だからね。
それに、さっきも話したがあの体型の維持と歩き方と走り方とキスシーンの仕方等など。運動神経良さそうなのも♪
後は、いつものことで声というかしゃべり方。(ダンス~はちょっと変だったけど)ヒヤリングが良くないichでも彼の英語は時折よく聞こえてくる。何故だろう?波長があうのか?
最近の作品には「ドニー・ダーコ」や「ダンシング・ハバナ」のように脇役が多い。
だったらこのまま、名脇役もいいんじゃないかと自分は勝手に思う。
彼自身、アクションなしの作品でも十分演技力はあると思うからだ。まだ、話してないが「シティ・オブ・ジョイ」なんかいい演技をしているよ。
そういえば、歌を録音するとかいってたけど、どうなったんろう?気になるなあ。
ご訪問&コメント、ありがとうございます。
スウェイジは、ガンと告知され、余命半年を1年以上頑張ったんです。
しかし・・・。
「ゴースト」
やはり日本だとこちらが有名ですね。
皆さんそうおっしゃいます。
若いままもいいですが、歳をとってからも名演技でしたので、是非、そちらも見てあげて下さい。
これに懲りずにまた、遊びに来てくださいね。
お待ちしております。<(_ _)>
その後、ネットでスウェイジ検索するうちにこのブログにたどり着き、このブログを読んだことによって、さらにパトリックの作品が見たくなりました。
自粛が長引きそうなので、資金繰りなど後先考えずに現実逃避気味にAmazonでパトリックの作品を買いまくり、家事の時間を除き、朝から晩までスウェイジ三昧の日々を過ごすという幸運に恵まれました(海外にしか売っていない商品も多数あるのでびっくりしました)。
コロナ自粛がなければこんなことはおよそ不可能だったと思うので、不謹慎ですが、人生を振り返ると共に、スウェイジを見直す良い機会となりました。
Amazonで入手可能なものは全て購入し、海外発のまだ手元に届いてない数本を除き、概ね鑑賞しましたが、映画デビュー作からフェロモン放出しまくりで、主役を食う演技力と存在感に圧倒されました。ダーティーダンシング以前の若い頃はもちろん、晩年もダンディで、とても魅力的で、すっかりメロメロに。
ハードボイルドから、正義の味方はもちろん、悪役(?)や、ドニーダーコやkeeping mumのようないやらしいオヤジまで、本当に演技が上手で、改めて惚れ直しました。品のある知的な役も、下層階級の下品な役も、言葉の言い回しから外見の雰囲気までなり切れる。
また、アウトサイダーは本当に久しぶりに見ましたが、トム・クルーズよりパトリックの方が何倍も素敵で、なぜトムの方が売れて人気があるのか⁇と改めて疑問に思ってしまいました。どう考えてもパトリックの方が素敵ですよね⁇
ichさんがBeastの演技を最後まで見るのが辛かったというお気持ちが鑑賞した後に痛いほどわかりました。痩せゆく姿の痛々しさもさることながら、演技が素晴らしすぎて、彼の気持ちや状況を考える、本当に胸が痛みました。
私は2017年に父を膵臓癌で亡くしました。
父は3月に病気が判明した後、余命3ヶ月と宣告され、約5か月後の8月頭に亡くなりました。
抗がん剤治療は副作用が本当に辛そうでしたし、病気の進行によって膵臓が胃を巻き込んでしまって食事を取るのが困難になると同時に抗がん剤の副作用もあって、食事をほとんど取れなくなったため、父はスウェイジのように日々痩せて行きました。
父は、余命宣告されるまでは毎日フルタイムで働いて、一日1万歩以上歩くのを日課としていた人だったのですが、宣告の1か月後には10メートル歩くのも困難なほど衰えました。
膵臓癌は、生存率が最も低い癌であり、それだけ進行の早い無慈悲な病気です。
スウェイジも、当初、余命数ヶ月と言われていたと何かの記事で読みした。
彼は、持ち前のポジティブシンキングとバイタリティ、潤沢な資金であらゆる治療を試みたことにより、奇跡的に2年近く生きながらえることができたのだと思います。
あの病気を抱えながらBeastをやり切ったこと自体、私にはとても信じられません。
なぜなら、膵臓癌を宣告されることは死刑宣告をされるに等しく、多くの人たちは、宣告されただけで鬱状態に陥り、それだけでも病状を悪化させます。どれだけ前向きな人でも、あまりに過酷な治療に体力、精神力がついていかず、途中で希望を失う人が大半です(私は父と共に、膵臓癌患者の会に入り、多くの患者さんたちを見てきたので、よくわかります)。
そのため、あの病気を抱えつつ、B eastを最後までやり切ったのみならず、想像を絶する肉体的精神的苦痛を見せることなくあの名演技をしたスウェイジは、精神力も生命力も想像を絶するものがあり、尊敬しかありません。
他方、もし彼がBeast を辞退して治療に専念していたら、もしかしたらもう少し長生きできたかもしれない(変わらなかったかもしれませんが、あの病気は体力をものすごく消費するため、医師は少しでも体力を温存するようにと父には勧めていましたので、治療に専念して安静にすることで、もしかしたら、1年でも2年でも長生きできたかもしれない)と思うと、複雑な心境です。最後に彼の素晴らしい演技と痩せ衰えてもなお隠しきれない溢れんばかりの魅力を見ることができたのは、ファンとしては喜ばしいことですが、一日でも長く生きて欲しかったという気持ちも拭い切れません。
すっかり長くなってしまいました。
ichさんのブログがなかったら、ここまでスウェイジの作品を見まくることはなく、結果としてここまでスウェイジにメロメロになることはなかったと思います。スウェイジにメロメロになったおかげで、これまで未見だったcity of joy やThree wishes、father hood、ICONなどの隠れた名作を見ることができました。そういう意味で、ichさんには心から感謝しています。
スウェイジが出た映画は、(もちろん、中には洒落で出たのかなというものもありますし、スクリプトやディレクターの能力が不足しているために作品としてイマイチになっているものも少なからずあるのは事実ですが)、いずれも人生にとって大切なものを教えてくれる要素が盛り込まれているように感じられます。スウェイジは、売れる映画かどうかよりも、自分が共感できるかどうかを基準に作品を選んでいたのかなと思うと、ますます彼のことが好きになりました。彼の出演作品は、なぜもっと評価されないのかと歯痒く感じます。日本語訳がついたDVDがいつの日か販売されることを願ってやみません。
彼の演技はもちろん、顔も雰囲気も体型もそして少し鼻にかかった独特の声と喋り方も、身のこなしがスマートで仕草に品があるところも、何もかも素晴らしい。
ボギーも、デニス・クエイドも、ジム・スタージェスも好きなので、ichさんとは好みが合うかもしれません(笑)。
その他に私が作品を見まくった俳優は、サム・シェパード、デンゼル・ワシントン、ティム・ロビンス、ウィル・スミス、ルパート・ペンリー・ジョーンズ、マティアス・スーナールツなどがおり、その他、デビッド・ボウイとマイケル・ジョーダンと松田龍平の出演作品(?特集作品なども含めて)は全て見ています(笑)。基本的に、いわゆるイケメンよりも、雰囲気と色気のある個性的な俳優が好きです。
これからも素敵なブログを続けてくださいね。
長文失礼しました。
コメントありがとうございます。
同じガンで亡くされたのですね。大変だったと思います。
今は、2人に1人がガンになると言われている時代。ご家族にいらっしゃるとその率もあがるので、gureさんご自身もお気を付け下さい。
早期発見、早期治療です。ご自愛下さいね。
スウェイジが亡くなって早10年。
「ダーティ~」はヨーロッパの方ではすっごく人気の作品なんです。リメイク、オマージュ、コメディ、たくさん作られてたりします。(^◇^;)
日本だとどうしても「ゴースト」ですかね。
彼は、行先でいっつもどちらかのセリフを言わされていたそうですよ。
こんなマニアックなところがお役にたったようで、ありがとうございます。
今は、大変な時期ですが、ハリウッド映画のエンディングのように、無理矢理ハッピーエンドになるよう、がんばってまいりましょう。
これに懲りずにまた遊びに来て下さい。
何気なくパトリックスウェイジ氏の事が気になり、検索したらこちらの記事を見つけ読ませて頂きました。
ゴーストで彼のファンになり、一時片っ端から彼の作品をみていました。その中でダーティダンシングのラストがとても気に入っていたこと、wish夢がかなう時が好きな作品だったことを思い出しながら、記事を読ませて頂きました。そして再燃してしまった彼への思いが、wish夢がかなう時をAmazonで購入するに至ってしまいました。
やはり魅力的な方だと、あらためて思います。
奥様一途だったのが、本当に素敵です。
知らなかった事も記事で知り、まだ未見の作品もあるので、いつか見れる日が来れば良いなぁと思います。
初めまして、コメントありがとうございます。
いろんな作品を残していってくれたので、未観賞の作品は是非にご覧になってください。
まあ、時には、あれ?って作品もありますけども。
「ダーティ・ダンシング」は時折、無償に鑑賞してくなります。
ラストシーン、本当にいいですよね。
大変なご時世になってしまいましたが、新しい生活になれるよう、早くいつもの生活に戻れますよう、がんばってまいりましょう。
これに懲りずにまた遊びに来て下さい。