マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ダンシング・ハバナ」

2006-05-05 07:00:53 | 永遠の俳優 パトリック・スウェイジ

Dirty Dancing2 Havana Nights 2004年 アメリカ作品

監督 ガイ・ファーランド
出演 ディエゴ・ルナ ロモーラ・ガライ セラ・ウォード ミカ・ブーレム パトリック・スウェイジ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1958年キューバ。父親の転勤でこの地に来た18歳のケティ。滞在中のホテルでハビエルという青年に出会う。学校からの帰り、バスに乗り遅れ歩いて帰る途中で道に迷ってしまうケティ。そんな時、公園で生き生きと楽しそうに踊っているハビエルの姿に見とれてしまう。彼が踊る姿は情熱的で見ているこちらも自然と体が動いてしまう感じだった。ケティに気がついたハビエルは、親切にも街は危ないからとホテルまでの道のりを一緒に歩いてくれた。だが、キューバの街は彼女を最後までは遅らせてくれなかった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
「ダーティ・ダンシング」が“ひと夏の少女の経験”というのであれば
こちらは“キューバ革命に偶然居合わせてしまった少女の経験”とでも言うべきか。(無理矢理かな?)
オリジナルと似た雰囲気という感じだが、別物と考えた方がいい。
オープニングは、まさしくオリジナルに似ている。

彼女の独白から始まるからだ。しかし、ダンスのレッスンや大会の内容、ダンスの種類なんかはまったく違っている。ルナ君のダンスは上手いが、ペアを組むとどうも半減する。それは、踊り方だと思うのだが。

スウェイジは、前の役柄同様、ダンスのインストラクター。熟年女性のジゴロではなかったが(笑)おば様方には教えていたよ。
登場シーンがこれまたあの曲を使っていて、ふらつきながらもリフトをしてくれていた。嬉しかったぞ!あの時の雰囲気そのままだったから。ケティに重要な事も教えていたし、がんばる二人を見つめる眼差しは暖かいものを感じた。

物語的にどこに重心を置きたかったのか分からないから、もったいない感じのする映画だった。


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